数あるキャンプ道具のなかでも、ほぼフル稼働な愛用ギア
僕がアウトドアで仕事をするようになってかれこれ15年ほど。そして年間でキャンプ関連の撮影は100日はゆうに超えています。数あるキャンプ道具のなかでもほぼフル稼働で、調理シーンで欠かせない愛用の燃焼器具が、コールマン 413Hパワーハウスツーバーナーストーブです。
最近では手軽に扱えるガス式のバーナーが人気のようですが、僕的にはホワイトガソリン式のツーバーナーのほうがオススメです。理由はなぜか?
使い続けているからこそ語れる魅力について紹介していきましょう。
ネガティブな印象が少なからず
コチラ、約10年選手の413Hパワーハウスツーバーナーストーブ(以下、413H)。仕事柄、使用頻度は一般的なユーザーの範疇を遙かに超えているでしょう。しかし驚くべきことに、今のところ本当にノートラブル。
メンテナンスも特に行わず、使用後は拭き掃除をするだけ。そしてポンピング時に油切れとなれば、純正のリュブリカントで潤滑を促すくらいです。そろそろポンプカップが劣化するかもしれないなと思い、たまにチェックしていますが、意外と問題は見あたらず。
ガス式に比べれば厳冬期でも、はたまた長時間使用時でも火力が落ちることはなく(定期的なポンピングが必要となりますが)、トロ火から強火と火力の微調節もできるとあり、アウトドアでの安定感は抜群のはず。しかし世間一般的には「扱いが難しそう」と、とくにビギナーの方には利便性の高さが今イチ、ピンと来てない模様。
というわけでその「難しい」と思われがちな理由と解決策を解説し、未然に詰まりのトラブルを防ぐ手法、さらに応用活用術に至るまで、実践的な手法を伝授したいと思います。