フュアーハンドって?
フュアーハンドはドイツで誕生した灯油ランタンのブランド。「嵐の中でも消えないランプ」とされるハリケーンランプと呼ばれる形のランタンが人気のアイテム。
そんなランタンブランドとして名を馳せるフュアーハンドが、まるでドラム缶と見まごうルックスの個性派焚き火台をリリース。
いったいどんな焚き火台なのか? 実際の使用感にいたるまでお届けします。
燃焼効率が抜群の新焚き火台「パイロン」
二重構造で燃焼率抜群
パイロンの大きな特徴は外周が二重構造になっている点。筒に空気の層を作ることで断熱し、同時に煙突効果によって強い上昇気流を発生させる仕組み。非常に燃焼効率が良く薪が綺麗に燃え尽きます。
炎は、まるでキャンプファイアーのよう
燃焼効率が高くサイズがあるためかなりの火力。本体下部の空気孔から取り込んだ空気が内部で暖められ、炎が高く燃え上がる様子はなかなか派手でキャラのある焚き火台です。
常設を想定したつくり
こちらのパイロン、モバイルというよりは常設用の設計。ドラム缶に近いサイズ感で持ち運びには工夫が必要そうです。
日本未入荷だけど、合わせて使いたい「プレート」
調理が捗りそうなパイロン専用のプレートも海外では販売中。日本入荷が待ち遠しいところです。
火力が強烈なパイロン、プレートがなしで調理をするなら串焼きがおすすめ。
マッチする五徳を見つけて調理することも可能ですが火力調整がやや手間ですね。
人気インスタグラマ―使用感をチェック!
#camphack取材企画でもお馴染みのミヤさんがさっそくパイロンを使用しているとのこと。良い点、気になる点のコメントを抜粋して紹介します。
良い点
二次燃焼焚き火台は炉の中に入っている薪はすごく燃えてくれるんですけどはみ出た薪からはガスが出てしまって煙たくなっちゃうんで薪を選ぶんですよね💧
でもパイロンは40cmまでの薪を飲み込んじゃうのでその心配なしですね✨ あと縦長形状ゆえに立っての作業がラク! ロストル使えば立ったまま焚き火料理ができます!
これは画期的✨
薪を少し多めに入れるとロケットストーブの如く火柱が上がります! ちょっとしたキャンプファイヤー気分も味わえます🔥✨
焚き火台のくせにクリーンバーンするもんだから後の灰も少なくてイイです🍀
焚き火台としては異例の高さがあるため、立ったまま焼き物ができるという点は確かに新しい。着火の立ち上がりが早い点も非常に魅力的。
二重構造の恩恵による燃焼効率は伊達ではないよう。灰が少ないと片付けも楽という利点も。
気になる点
デカイ💧重たい💦 (そもそも常設用ww)
キャンプギアとしては致命的な弱点ですが積載さえ許せば夢のような焚き火台💕
さすがにフィールドへ運ぶという点では苦労するようです。常設として設計されているため仕方ない部分ですが、運べるなら大人数でも囲めるサイズを楽しめるレアな焚き火台です。
爆速爆炎! キャンプファイヤー焚き火台!
もしもモバイル焚き火台にはないサイズを楽しめるなら、これほど特別な焚き火台はそうありません。
大きなだけではなく超優秀な燃焼効率と強い火力、高さを活かした独特の使い方も魅力的。仲間と一緒にユニークな爆炎火器「パイロン」を楽しんでみてはいかがでしょう。
焚き火で燃えないために!
豪快な焚き火は楽しいですが、夢中になって洋服を穴だらけにしないよう、充分に気を付けてくださいね!