キャンプ用品は災害時にも役立つ!
いつ起こるともわからない自然災害。電気やガスなどが急に使えなくなってしまった時、役立つのがアウトドア用品とそれを扱う日頃の経験です。
断たれてしまったライフラインの問題だけでなく、避難所などでの生活が長引くほどプライベートが保てず大きなストレスに。
今回は、想定される災害時の代表的シーンで役立つキャンプ用品をまとめてみました。
あって良かった!災害時に役立つ代表的なキャンプ用品
ランタン
災害時に使い勝手が良いライトは、明るく長持ちするという点でやはりLED。電池さえ備えておけば、特別な燃料も必要もありません。
懐中電灯とランタンの機能を併せ持つものや、暗い中を出歩く際に役立つ分割式、両手を使えるヘッドランプ などが便利です。
エナジャイザー LED ランタン 2-IN-1タイプ
コールマン クアッドマルチパネルランタン
ジェントス LEDヘッドライト ヘッドウォーズ
万が一の時は暖房にもなりうるランタン もあれば、寒い季節も安心です。特に灯油式は、ガスやホワイトガソリンに比べて災害時でも比較的手に入りやすい燃料です。
コールマン ケロシンランタン
ペトロマックス HK500
太陽光発電のソーラーパフもおすすめ。高く感じるかもしれませんが、燃料不要の使いやすいアイテムこそ災害時向けです。
ランドポート ソーラーパフ
バーナー
救援物資の食糧の中には、お湯を使うものや温めが必要なものも。そこで、簡易的なバーナー が役立ちます。
アウトドア用品でもおなじみガス・ホワイトガソリン燃料のものは、火力も強くちょっとした調理も可能。
SOTO MUKAストーブ
使い方もシンプルなアルコールバーナー も役立ちます。燃料のエチルアルコールはドラッグストアでも買えるので、備蓄しておきやすいですね。
またアルコールバーナーとも併せて使えて、小枝などでも着火できるソロストーブ も便利。
トランギア アルコールバーナー
ソロストーブ
熱源確保のために持っておきたいのが、トーチ 。使い捨てライターが強力バーナーになるポケトーチなら安心です。
ソト(SOTO) ポケトーチ
クーラーボックス
救援物資や食糧をストックしておくのに役立つクーラーボックス 。断水で水が使えなくなった時、冷蔵庫の氷をクーラーボックスにうつして給水タンクとして使うこともできます。
持ち運びを考えると、キャスター・ホイール付きが便利です。
イグルー ホイールクーラー 38
コールマン エクストリームホイールクーラー 50QT
普段から災害時用の食糧をソフトクーラーに備蓄しておくのもおすすめ。軽くて持ち手やベルト付きのソフトクーラーなら、咄嗟の時も持ち出しやすいですね。
ロゴス クーラーボックス ハイパー氷点下クーラーL
コールマン アルティメイトアイスクーラー2/35L
寝袋・マット
気が張る避難生活は、しっかり睡眠が取れないと辛いもの。集団で利用する避難所では布団が足りないケースも想定されるので、寝袋 が役立ちます。
すっぽり包まれて安心感のあるマミー型や、子供との添い寝に便利な広めの封筒型など、状況に応じたものを用意しておくと安心です。
ナンガ オーロラライト350DX レギュラー
ロゴス ミニバンぴったり 丸洗い 寝袋 チェッカー
通常避難エリアは学校の体育館などで、床環境は快適とは言えません。段ボールで代用もできますが、こんな時に頼もしいのがマット ! 自発式のインフレーターマットなら、すぐに広げられます。
サーマレスト クローズドセルマットレス Zライト ソル
ドッペルギャンガー キャンピングマット
テント
大規模震災時に、アウトドアメーカーが被災地にテント のレンタルを提供したというニュースを見たことはありませんか? 見知らぬ人同士が集う避難所生活、プライベートの確保は欠かせません。
テントは、スペースも限られるのでコンパクトなドームタイプが◎。プライベート感と少しでもくつろぎを重視するなら、前室が付いているタイプが良いでしょう。
コールマン タフドーム/240
着替えなど一時的な目隠しに役立つのが、ポップアップテント。広げるだけで自立するので、設営に手間もかかりません。
キャオプテンスタッグ 着替えテント
ワゴン
長い避難所生活では、途中で場所を移動することも。たくさんの荷物を持って移動するのに、アウトドアワゴン が役立ちます。耐荷重100㎏のものもあり、子供を乗せて移動しても大丈夫!
コールマン アウトドアワゴン
テントファクトリー キャリーワゴン Dタイプ カモフラージュツリー
レイチェルアウトドア グランドキャリアワゴン
緊急時を乗り切るアイテムは、身近な生活用品の中にも。知っておいて損はない、災害時に役立つ豆知識をチェック!
備蓄しておこう!こんなアイテムも災害時に大活躍
アルミホイル
何枚か重ねてフライパンや鍋・お皿がわりにしたり、まるめてタワシにしたり万能キッチンツールとも言えるアルミホイル 。灯りに配慮しなくてはならない集団避難所では、一部をカバーして光量を加減することもできます。
新聞紙
段ボールと同じく優秀な保温断熱材である、新聞紙。寝袋に入っても寒いときは、軽くクシャッとさせた新聞紙をいくつか入れて”空気の層”を作ると暖かくなります。
他にも折って簡易スリッパを作れたり、新聞紙は捨てずに取っておくと何かと役立ちますよ!
空き缶
事前に自作しておく必要がありますが、バーナーなど熱機器が無い時は空き缶で代用できます。簡易的なストーブやランプを作ることもできますよ。詳しいやり方はこちら
災害に備えてキャンプ用品を見直そう
外で衣食住を楽しむアウトドアの知識と経験は、娯楽ではなくそれを余儀なくされる緊急時にも役立ちます。より危機意識を高めるために、自治体主催の「防災キャンプ」に参加してみるのも良いですね。
キャンプで楽しむためだけでなく、緊急時の備えという観点からもキャンプ用品を見直してみましょう!
キャンプ中の”万が一”にも備えよう
楽しいキャンプも、実は危険と隣り合わせ。傷に打ち身に虫刺され、いつもと違う環境でもすぐに対応できるよう対処法を知っておこう!
Make Use Of Camping Equipment For Disaster!
キャンプ用品を災害に役立てよう!