発売前から話題に!? TC生地を使用したテントにみんなが注目
これを待ち望んでいた人も多いでしょう。テンマクデザインの人気テント「パンダ」の、TCバージョンが新発売されました。
発売は今年の11月からですが、発表される前のリリース時から瞬く間にネットで話題に。今回は、そんなパンダTCの魅力と販売状況について紹介します。
TC生地の火付け役といえば「サーカスTC」
TC生地は、ポリエステルとコットンを混紡したハイブリッド生地で、実は元々ファッション業界で使用されていた生地でもあります。これをキャンプ用品で販売して爆発的な人気を博したのは、テンマクデザインから発売した「サーカスTC」が記憶に新しいです。
こちらも同じモノポールテントですが、インナーテントは付属はされていないので土間スタイルやシェルターなどいろんなかたちで楽しめることができ、2〜3人で使えるサイズで少人数でも使えることから、発売するたびに完売が続くロングセラー商品です。
このサーカスTCの初代が発売して2年の月日が経ち、満を持して発売したのが、このパンダTCなんです。テンマクデザイン パンダ TC
「パンダTC」を分析!ここが良いんです
では、パンダTCのどこが良いのか? 大きく2つに分けてご紹介します。
火の粉に強く、遮光性が高いTC生地
言わずもがな、TC生地の特徴は難燃性と遮光性。キャンプの楽しみのひとつである焚き火をするときに、通常の化繊生地には火に弱い弱点があるため、火の粉が当たったら穴が空いてしまいます。TC生地なら火の粉にも強く焚き火との相性バツグン!
また、遮光性が高いことによって、暑い日でも室内温度が高くなることを防いでくれます。結露になりにくいこともメリットのひとつ。そのような点で、キャンプをされる人にとってはとても扱いやすい生地なんです。
広さを刷新!大柄な男性でも快適に過ごせるサイズに
通常のパンダテントのサイズは、フライシートが幅約240×奥行き約240×高さ約150cm、インナーテントが幅約220×奥行き約100×高さ約135cm。それに対しパンダTCのサイズは、フライシートが幅約270×奥行き約270×高さ約170cm、インナーテントが幅約250×奥行き約115×高さ約155cmとなっていて、通常のものより約30cmほど広く作られています。
フライシートもインナーテントも拡大し、フロアに関しては山岳用マットが2枚並べて敷けるほどの広さになりました。大柄な男性が寝ても、快適に過ごせるサイズに大きくなったのは嬉しいポイントですね!
注意点は? TC生地の取り扱い方
TC生地の取り扱い方は、サーカスTCでも今回新しく登場したパンダTCでも同様です。コットンの性質上、他の化繊生地と比べて乾きにくい点があります。乾いていないまま保管してしまうと、水染みになる可能性が。
雨が降っていない日でも、できるだけ天日干しにしてしっかりと乾かしてから収納・保管するようにしましょう。また、縫い目の部分やフラップの裏側など、パッと見では見逃してしまう部分が濡れていることもあるため、注意して確認することが必要です。
オンラインストアはすでに発売中、リアル店舗は来年から。
パンダTCの発売第1弾は11月上旬。リアル店舗では発売せず、オンラインストアだけです。しかし、テンマクデザインのホームページには、来年2018年の3月にリアル店舗でも販売することが決定との一文が! 今回買い逃した人は、ちょっと辛抱して次の購入時期まで待ちましょう。
テンマクデザイン パンダ TC
パンダTCを使ってキャンプの楽しみを増やそう!
TC生地テントがソロテントでも使える! これだけで、こだわりの強いキャンパーにとっては嬉しい情報でしょう。サイズも大きくなり、男性でも気兼ねなく使うことができます。ぜひ購入して、キャンプスタイルの幅を広げてみては?
ワイルドなキャンプを目指すならこのテント
実際に買った筆者が、色々と試してみましたよ。
Let’s enjoy camping with this PANDA TC !
このパンダTCと一緒にキャンプを楽しみましょう!