ボジョレ・ヌーボー解禁です
「ヌーボー」はフランス語で「新しい」という意味。フランス南部のボジョレ地区で、その年の秋に採れたぶどう「ガメイ種」から作られた新酒です。
解禁日は11月の第3木曜日の午前0時。日付変更線の関係で、日本が最も早く解禁時間を迎えます。
ボジョレ・ヌーボーは冷やして飲むのがおすすめ
渋みや苦みが少ないので、10℃〜13℃に軽く冷やすのが最も美味しい飲み方。新酒らしい果実感を楽しむお酒ですから、購入後は長くおかず、年内には飲み切りましょう。
余ったら栓をして冷蔵庫で保管すれば、2〜3日は風味が保たれます。
ボジョレ・ヌーボーにも種類がある!
ボジョレ・ヌーボーといっても様々で、最も一般的な「ボジョレ」、格上の「ボジョレ・ヴィラージュ」、ガメイ種が原料のスパークリングなども作られていますので、飲み比べるのも楽しいですよ。
ボジョレ・ヌーボーに合う簡単おつまみ5選!
フレッシュな飲み口に合わせて、軽い風味のチーズ、野菜、生ハム、魚介などを使った軽めのおつまみがおすすめ。
そんなに頑張らなくても、その辺にあるものにちょちょいと手を加えるだけで大丈夫。そうしたおつまみの好例を挙げてみましょう。
旬のものを入れて楽しみたい「アヒージョ」
最近キャンプ料理でも大人気のアヒージョ。たっぷりのニンニクで香り付けしたオリーブオイルに、お好みのキノコや季節の魚介類を入れ、グツグツ火が通ったら、いざ乾杯!
冬の夜寒に今が旬の牡蠣をプラスするのもいいですね。
自分好みにアレンジが楽しい「ピンチョス」
おもてなしにもキャンプでの前菜にもぴったりな可愛らしいピンチョス。色とりどりの食材を組み合わせて並べ、目にも美味しいおつまみの出来上がり。
材料を切ってピックに刺すだけなので、お子様と一緒に作るのを楽しめます。
カマンベールチーズを使って「チーズフォンデュ」
あっさりめのカマンベールチーズなら、ボジョレ・ヌーボーの若々しい味わいを損ねずに、フォンデュのディップソースとして活躍してくれます。
まるまる1個を温め、カリカリに焼いたバゲットに絡めて食べれば、ワインとの相性も抜群です。
前日に漬ければ当日にすぐ楽しめる「ピクルス」
キャンプで乾杯! のために、前日から用意できるのがこれ。お好みのビネガーとスパイスで漬け込んだピクルスは、すっきりした飲み口のボジョレ・ヌーボーにぴったりです。
お気に入りのガラス瓶で作れば、見た目も綺麗で移動中も液がこぼれません。
塩味の相性が抜群「生ハム○○巻き」
肉系おつまみの中でも軽い味わいの生ハムは、ボジョレ・ヌーボーと絶妙のマッチング。アボカドのようにたっぷりした風味のものや、セロリのように個性派の素材も、生ハムのまろやかな旨味が包み込んでくれます。
メインディッシュは鶏肉か白身魚で!
さて、アペタイザーを楽しんだ後は、何をメインにしましょうか。赤ワインと言えども、ボジョレ・ヌーボーは爽やかなライトテイストですから、重量感のある赤身肉よりは、鶏肉のグリルや白身の魚介類がマッチします。和食と合わせるのもおすすめです。
鶏肉のパリパリ焼き
じんわり熱が伝わる鋳鉄のスキレットで鶏肉を焼けば、皮目がパリパリのグリルが完成! できたらそのままテーブルに出せます。
スキレットがなくても、厚手のフライパンで大丈夫。スパイスを少し多めに振れば、ボジョレ・ヌーボーとベストの相性に!
白身魚のムニエル
今が旬の鱈、鮃、そして鮭も白身魚です。小麦粉をまぶし、バターでソテーしたムニエルなら、ボジョレ・ヌーボーと最高のマリアージュになります。
合わせる料理で、ボジョレ・ヌーボーの味わいがさらに深まります。
爽やかで主張しすぎないボジョレ・ヌーボーは、繊細な和食で育まれた日本人の舌に絶妙にフィット。これが日本でボジョレ・ヌーボーがもてはやされる理由の一端です。
合わせる料理によって、ボジョレ・ヌーボーの味が何倍にも膨らむ愉しさが待っています。カップルで、みんなで、盛り上がりましょう!
飲むグラスは何にする?
せっかくならお気に入りのグラスを見つけて飲みましょう!
Enjoy Beaujolais Nouveau with finest appetizer!
小粋なおつまみでボジョレ・ヌーボーを楽しもう!