【これが私の一生モノ】20年以上ずっと愛用している5つのキャンプ道具 -Part.1-
ふと見回せば、20年以上使っているキャンプ道具たち。どのようにして20年間使い続けてきたのか、ひとつひとつ辿りながらご紹介します。思い出も愛着も修繕も積み重ねて、信頼の置ける古い友人のように変身したキャンプ道具の話にお付き合いください。
2022/09/02 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
関美奈子
1982年度ニュージーランド・ガールスカウト国際キャンプ大会日本代表、ガールスカウト日本連盟キャンプ指導者資格取得。アトリエばく代表。千葉県在住で、ガールスカウトの野営訓練でアウトドアに目覚め、子育てを終えた今は気ままな徒歩ソロキャンパー。
関美奈子のプロフィール
アイキャッチ画像提供:デザインスタジオ アトリエばく
我がキャンプサイトの、愛しのあれやこれや
提供:デザインスタジオ アトリエばく
20数年前、日本中をオートキャンプブームが席巻した頃に購入したキャンプ道具の数々。今だに現役なのは、元々のスペックが良かったのもあるけれど、この道具が好きだからずっと使いたい! と、愛と工夫を注ぎ続けたから。
チェアや飯盒の傷の一つ一つに、20数年分の笑顔と、木々のざわめき、渓流の囁き、揺らめく焔の記憶が染み付いています。車やその他の小物類は代替わりしましたが、10年ひと昔が2周回った後も、なお傍にでんと居座る道具たちを眺めれば、それだけで豊かな気持ちになれます。
こういう気持ち、共感してくれる方も少なからずいるのかなと思います。
20年選手その① (株)ヤマコウ(現・スノーピーク) HDタープレクタ
ある日突然!吹っ飛んだタープの話
提供:デザインスタジオ アトリエばく
夜半から吹き始めた強風に、嫌〜な予感がしてテントを出たら……タープがないっ! どのサイトも軒並みタープが飛んだのに、隣のサイトのタープだけがビクともせず。そーっと覗きに行ったら、端にsnow peakと書いてありました。よし真似しよう!
帰宅後すぐにこれを購入したのが1995年。以来22年、幕体は頑丈そのもの。