自分はやってないか注意しよう「キャンプでのNG行動」
隣の子どもが火のそばを走り回って危なそう……。向かいのグループ、スピーカーの音が大きいなぁ。花火の煙が流れてきて煙い! こんな現場に居合わせたこと、ありませんか?
今回は、キャンプ場で目撃したNG行動たちを特集。自分もやってたかも……と反省してしまうかもしれませんよ。
NG行動:事前の対策をしてこない
■暑さ対策をしてこない
キャンプで過ごすのは屋外。帽子や日焼け止め、汗拭きのタオル等を用意しましょう。熱中症予防のため、暑い季節は意識して水分を摂ってください。ただし、アルコール飲料は利尿作用が強く、水分補給にならないので注意!
クールコア 冷感タオル
■夜の寒さを考えず、半そで半ズボン
標高の高いキャンプ場では、日没後に冷え込むこともあります。気温の変化に備えて、長そで、長ズボンを持っていけば、虫除け対策にもなりますね。
ノースフェイス アルパインライトパンツ
ノースフェイス クライムライトジャケット
■汚れたらダメそうな白く綺麗な服装をしてくる
女子の皆さん、森の妖精スタイルは避けて、動きやすいパンツか、スカート+レギンスがおすすめ。土や草地が多いキャンプ場内では、ヒールの高いエレガントな靴は不向きです。足元はスニーカーを合わせましょう。
■虫除け対策をしてこない
野外では蚊の他にブヨや蜂、アブなども寄ってきます。虫除けスプレーで肌を守り、蚊取線香、虫刺されの薬、刺された時の応急処置用に毒出し器(ポイズンリムーバー)があればまずOK。テント内にはワンプッシュで効く蚊取り薬剤が便利です。
エクストラクター ポイズンリムーバー
NG行動:一歩間違えば最悪の場合も…
■カセットコンロ(ボンベ)の上で長い鉄板の使用
鉄板が長く、ボンベの上を覆っていると、ガスの炎と鉄板の熱がボンベに伝わり、中の圧力が急激に高くなって爆発の恐れがあります。絶対やっちゃダメ!
■カセットボンベを車の中で保存
四季を問わず、日中の車の中は高温になります。そんな中にガスボンベを置くのはとても危険。気温が40℃以下の所に保存しましょう。
■子どもが川遊び中に親はテント設営に苦戦
設営や調理の合間、忙しくても子ども達から目を離さずに! 川、池、急な斜面、車の往来など、整備されたキャンプ場内でも危険と隣り合わせです。
■ダッチオーブンを素手で触ろうとする子ども
チラチラと赤く輝く炭火を乗せた、黒いでっかい丸いモノには子どもも興味津々。そして、触れば熱いと分からないのも子ども。パパの真似して手を伸ばすこともあり得ます。
NG行動:マナーの欠如
■ゴミの置きっぱなし
1つでもゴミが放置されると、ゴミがゴミを呼んですぐにこの有様。こんな所でキャンプしたくないですね。ゴミ捨てのルールを守り、撤収後はもう一度サイトを見回して、ゴミが残っていないか確認するのが次の人へのマナーです。
■ゴミの分別を無視
キャンプ場の分別方法を守らないと、ゴミ処理を担当するスタッフがとても大変。使用済みのガスボンベは、穴を開けて残ったガスを出してから、決められた場所に捨てましょう。
■他人のサイトを横断してしまう
遊びに夢中な子供達が他のサイトに入り込むことも。たとえお留守でも、近道して人のサイトを通るのはマナー違反です。
■チェックイン時間を調べてこない
決められた時間に行かないと、手続きや料金の支払いが滞るし、本当に来るのかな? とスタッフをやきもきさせてしまいます。
■キャンプ場について下調べをしてこない
サイトが林間なのか芝地なのかで、何を持っていくかが微妙に違ったりします。子供の遊び場はあるの? ペットの扱いは? 買い物やガソリン補給の手立ては? お風呂・シャワーの設備は? 困る前に調べていきましょう。
■夜22時以降もドンチャン騒ぎ
見かけますね、こういうグループ。実は迷惑をかけていることを、知ってもらいたいです。早めに休みたい子供連れキャンパーや、静かに夜を過ごしたいシニア世代のことを忘れずに。
■夜中に車のドアを何度も開け閉めする
夜は地面に沿って案外遠くまで音が伝わります。テントに向かう前に、もう一度必要なものを考えて、「バタン!」はなるべく1回で済ませましょう。
これってNG?安全で心地良いキャンプのため、周りへの優しい配慮を忘れずに。
しまった、やっちゃってたよ。密かに思い当たる節があるキャンパーの皆さんは今日を境に改めて、これからもっとキャンプに行こうと思っているキャンパーの皆さんはこんなNG行動をしないよう、心に留めて置いてください。
キャンプで身も心もリフレッシュして、清々しい気分で帰途につきたいのは誰しも同じなのですから。
NG行動の次はマナーをチェック
キャンプ場にはいくつかマナーが存在します。あなたは8箇条すべて守れていますか?