「ファーストエイド」いつも持ってる?
アクティブに動くアウトドアに、ケガはつきもの。特に夏はゴツゴツとした岩場での川遊びや虫の出現で、季節柄そのリスクはより高まります。
そこで備えておきたいのが、緊急時に必要なアイテムが一式揃った「ファーストエイド」。
奥地にあるのがほとんどのキャンプエリア。緊急時にすぐに病院に行けるとは限らないため、自分で応急手当をする必要があります。まずは手当ての基本と、あると安心なグッズをチェックしましょう!
ファーストエイド1:傷
転んだりナイフでうっかり切ってしまったりという、擦り傷や切り傷への対処。
以前はとにかく殺菌・消毒をして乾かすという方法が一般的でしたが、これは乾燥により逆に傷を悪化させかねないということで、今は洗って保護する「湿潤ケア」が主流です。
まずは、傷口表面の出血や砂などの汚れをしっかりと水で洗い流します。血が止まらない場合は、止血成分が含まれた不織布パッドで覆いましょう。
特殊素材のゲルで傷口をやさしく保護してくれる包帯も、傷のダメージを軽減してくれます。さらに防水シートで水濡れからガードすれば、安心です。
プラスモイスト ヘモスタパッド
ズイコウ ハイドロコロイド包帯
ニチバン 防水フィルムロールタイプ
ファーストエイド2:打ち身
うっかり段差で足を滑らせてくじいてしまう、これもキャンプでありがちなケガのひとつ。放置して後々深刻な打撲や捻挫に悪化してしまう前に、ケアをしておきましょう。
ここで、簡単な包帯の巻き方をチェック。 甲から巻いていき、足首の患部にまわします。足首を直角にしておくと、しっかり固定できますよ。
足首をひと巻きしたら、甲へ戻ってひと巻き。関節を巻く時は包帯がゆるみやすいので、関節を動かさないよう注意!
甲→足首と交互に巻いていき、足首側で包帯を巻き終えたらサージカルテープで固定を。
外での急なケガという焦りから、普通の包帯だとアタフタしてしまう可能性も。アウトドアシーンには、巻くだけで固定できる自着性包帯や、手でも簡単に切れて汗をかいてもかぶれにくい素材のテープが良いですね。
ニチバン 自着生伸縮包帯 つきつき包帯 Mサイズ
優肌絆 肌にやさしいテープ プラスチック
ファーストエイド3:虫刺され
夏のアウトドアの天敵、虫。どうしても虫除けスプレーを塗りなおすのを忘れがちなアウトドアは、持続性のある特殊な処方がされたものをチョイス。
効能も、蚊だけでなくブヨやマダニと記載されているものが◎。万が一刺されてしまった時に毒を吸い出すためのリムーバーや、ステロイド配合の塗り薬も用意しておきましょう。
スキンガード エクストラ
エクストラクター ポイズンリムーバー
フルコートf
ファーストエイド4:常備薬その他
毎日飲まなくてはいけない薬や頭痛薬なども、ファーストエイドとして入れておきましょう。薬は必要日数分だけ持って行けるケースがあると便利です。
その他、薬を塗る時に使う麺棒や、ケガの手当て以外にも万能な安全ピン、刺抜きも持っておきましょう。
イノベーションファクトリー シンプル ピルケース
テルモ 電子体温計
ミツヤ 安全ピン
リーダー 抗菌綿棒
アネックス ステンレスピンセット トゲ抜き
ショーワグローブ ニトリスト・フィット
ファーストエイドキットも便利
必要なもの一式があらかじめセットになった、ファーストエイドキットもあります。ここから自分的に必要なものを選定して、買い足すのも良いですね。
パラディニア ファーストエイドキット
ドイター アクセサリー ファーストエイドキット
コールマン 多目的コンパクト救急セット
緊急時に役立つ「ファーストエイド」
何が起こるかわからないのがアウトドア、緊急時に備えて出かけるのが大前提です。今回ご紹介した方法とグッズは、あくまで応急処置。ちょっとしたケガや虫刺されも大事になりかねないので、予後が心配される場合はきちんと医療機関を受診しましょう。
こんなハプニングも・・・
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ファーストエイドキットを用意しよう!