ミニベロとロードバイクの違いとは??
「ロード系ミニベロ」というタイプのバイクをご存知ですか?名前からご想像がつく方もいらっしゃると思いますが、ロードバイクとミニベロの特徴を併せ持ったバイクの通称です。今回は可愛いけれど、なかなかタフに走ってくれるロード系ミニベロについてご紹介させて頂きます。
まずは元となる「ミニベロ」と「ロードバイク」について簡単に特徴を解説します。
ミニベロ
ロードバイク
ロードバイクとは、ミニベロよりも大きなタイヤ(26インチが主流)を搭載し、ハンドルも「ドロップハンドル」という形が取り付けられていて、長距離走行に向いています。男性に人気の高いスポーティーでかっこいいデザインです。
ミニベロはロードバイク風にカスタムできる!
ミニベロの利点として、カスタマイズすることで走行性能をグレードアップさせることが可能です。タイヤ、ホイール、ハブなど、走行性能に関係してくる部品を取り換えるだけで乗り心地は格段に変わります。
パーツを変えるだけで、走行性能をアップさせられるミニベロですが、スピードや速さなど「走り」に関しては、ロードバイクを凌駕することはありません。あくまでロードバイクに近づけるのが限界でしょう。
ロード系ミニベロとは??
20インチ・タイヤ径の451規格を採用している
ロード系ミニベロは、とくにかく「速さ」を重視して、設計されています。なので、20インチの中でも最大のタイヤ径である451という規格のタイヤを装備しています。
ドロップハンドルを採用している
ロード系ミニベロは、ドロップハンドルを採用しています。ロードバイク同様に全身の筋肉を使って漕ぐことになるので、体に負担がかかりにくく、楽に漕ぐことができます。
漕ぎだしはロード系ミニベロが一歩上
ミニベロの特徴に、小径のタイヤのため漕ぎ出しがとにかく軽い! といったポイントがあります。ロード系ミニベロでは、ロードバイクに比べ、ミニベロの利点を活かして漕ぎ出しが楽々です。
ロード系ミニベロおすすめ7選
BRUNO(ブルーノ)Minivelo Road Drop
BRUNO 定番モデルに新たにcolumbus チューブを採用したことによって、超軽量に仕上がり、快適な走行が実現。塗装はパウダーコーティングされているので傷がつきにくく美しいフレームが保たれます。
カーボン程は振動はとれませんが、コンポーネントもいいもの入っていないはず、なのに、自然に加速します。とても乗りやすいフレームです。他のフラッグシップのミニベロのフレームと比べてもまったく遜色ないレベルです。上のクラスのミニベロと比べてもフレームの性能的には上です。ノーマルで乗っても、非常に乗りやすいミニベロで、本来なら、ノーマル、もしくはライトチューンで乗る自転車、といえると思います。(出典:ミニベロカスタム入門 200キロツーリングの道)
GIOS(ジオス)FELUCA(フェルーカ)
出典:楽天
イタリアのブランド「GIOS」の小径自転車「FELUCA」です。シマノのNEW SORA搭載で、ワイヤーがバーテープ内に収まり、ハンドル周りがすっきりとしています。
手元で簡単に変速(18段階)でき、スポーティーで効率よく走れます。クロモリフレームにより反発力、振動吸収力が高く快適な走りが実現しました。
- 通勤用として購入しました。職場までは往復32km。ブレーキの効きに難ありでしたがシューを交換することで問題解消。2008年モデルのSORAは予想以上に性能が良いので嬉しい誤算です。GIOSブルーも気に入っています。ハクセンさん、有難うございました。良い買い物ができました。(出典:楽天)
ジオス ミニベロ フェルーカ
GIANT(ジャイアント)IDIOM 0
スポーティーでかっこいいこちらのロード系ミニベロは、ロードバイク譲りの軽量アルミフレームとロード系パーツを搭載しています。
走りの軽さと、振動吸収性備えた25mm幅のタイヤとドロップハンドルにより、小さいながらもロードバイクに迫る走行ができます。
ロードバイクの主流となりつつある25ミリ幅のタイヤを採用、走りの軽さと振動吸収性のバランスがとてもよい仕上がりになっています。タイヤ径が小さいだけでも収納に便利ですが、さらに「折りたたみステム」がついているので、かなりコンパクトにたたむことが可能です。車への収納も余裕です。(出典:CHIBA CYCLE 相模大野店)
Bianchi(ビアンキ)PISA SPORT DROP
現存する自転車メーカーで最も歴史のある老舗イタリアバイクブランドのBianchi(ビアンキ)のものです。ビアンキと言えばこの独自の美しいカラーで、青空を意味する「チェレステ」という色で大変人気があります。デザインの美しさだけでなく走行性能も兼ね備えています。
街乗り用に。身長の低い(155cm)自分でも乗りやすく手軽に乗れます。ミニベロですので、最初にハンドルの切りが気になりましたが、慣れてしまえば曲がり角もスムーズに走行できます。坂もギアがついていますので、楽に登れていいです。白を購入したのですが、少しパールかかっていて、ロゴのチェレステが映えてデザインも素敵で大満足です。(出典:楽天)
ビアンキ ピサ スポーツドロップバー
Manhattan(マンハッタン)m451R
カリフォルニアのマンハッタン ビーチからビーチクルーザーのブランドとして誕生したマンハッタンバイク。そこからビーチだけでなく、街中をゆったりと走ることをコンセプトに考えられてスポーツ車に発展しています。
こちらのm451Rでは、700cサイズのフロントフォーク、レイノルズ520クロモリチューブを搭載し、弓形のシートステイの採用により、20インチ小径車ながら700cサイズに匹敵する走行が可能に。
ところがM451は、フロントフォークは700cの自転車とほぼ同じ設計。ブレーキキャリパーをつける位置だけ大きく下がってきているわけです。フレームの設計もかなり700cのロードに近いんじゃないでしょうか?乗った際の落ち着き感が非常に好印象で、ロード車両で、、車輪だけが20インチなんだなぁ、、というような不思議な印象でございました。フレーム素材もレイノルズのクロモリ、、シートステーはいい感じで湾曲して乗り心地の良さがなんとなくわかるように思えますね。(出典:南風そよぐ、、、)
KHS(ケイ・エイチ・エス)P-20R
1974年アメリカのカリフォルニアで設立されたKHSバイシクルズ。「自分たちが乗りたいバイクを作る」をポリシーに、2001年3月には日本の市場に合った商品の企画、開発、販売をする、KHS JAPANも設立されています。
Pシリーズの特徴はシンプルながらしっかりと走り込める強さを持ち、ミニベロとは思えない快適な走行が可能です。
KHS P-20R 君は見たか、スーパーなミニベロを!ミニベロで走り込みたいあなたにオススメな一台がこちら!REYNOLDS 520ダブルバテッドチューブ!を使用したフレームです。このソフトテールREYNOLDSパイプの合わせ技のおかげか、ミニベロなの?!という乗り味をしています。きびきび走って疲れない。ポタリングには必要不可欠!ちゃんと純正スタンドが付いてきます。後付の物と比べると重量とすっきり感が変わってくるのでかなりうれしいですね。(出典:バイシクルセオ浦和店)
RALEIGH(ラレー)RSC
英国の伝統と個性、そして進化が光るラレーのミニベロ。スマートな完全水平トップチューブのフレームには、特殊工作を多用。またリヤ11段に進化したSHIMANO 105を採用し、56Tラージギヤも装備。高級感漂う一台です。
クロモリフレームならではの細身のシルエットで、ラレーらしいクラシカルなデザインが特徴です。肝心な乗り心地ですが、クロモリのしなやかさがあるため剛性がよく、フロントカーボンフォークと相まってしなやかに進んでくれます。小径だとどうしてもペダルを回し続けなければならないイメージですが、このRSCはフロントアウター56Tのため700cのロードバイクに匹敵する感覚です。(中略)しかも、RSCのスペックなら操作性も含め、ロードバイクと同じように走行できますので、輪行してからのロングライド等、目的に合わせツーリングの幅が広がります。セカンドバイク的なミニベロではなく、本格ロードバイクとしてのRALEIGH RSC(RSW Carlton)をおススメいたします。(出典:シゲじいのブログ)
ラレー RSC
見た目はコンパクトだけど、なかなか走れるかっこ可愛いヤツ!
今回は、ミニベロ+ロードバイクの「ロード系ミニベロ」についてご紹介させて頂きました。見た目はミニベロのコンパクトで可愛らしいデザインを保ちつつ、走りはロード系に近づけた優れもの。
街中での走行はもちろん、もうちょっと遠くまで行きたい!走り込みたい! という欲求も満たしてくれますよ。