CAMP〈裏〉HACK!/ボクらのバーベキュー(後編)。これからのバーベキュー
アウトドアライター&日本オートキャンプ協会公認インストラクター・SAMと、元アウトドア雑誌編集長でイベント「アウトドアデイジャパン」実行委員長・沖田雅生の2人による連載企画! キャンプの意外な楽しみ方や裏話・裏技、深い話など、キャンプの裏(?)をあれこれを語りまくります!第8回は「バーベキュー」をテーマに語る前編です。
2022/09/28 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
SAM と 沖田雅生
●SAM…アウトドアライター/コラムニスト。”キャンプブロガーの元祖”と言われる。CMコーディネート、日本オートキャンプ協会インストラクター/講師、星のソムリエ®、JAXA宇宙教育リーダーなど幅広い分野で活動中。●沖田雅生…アウトドアデイジャパン実行委員長&編集者。2002年〜2013年までの11年間、アウトドア雑誌『月刊ガルヴィ』の編集長として雑誌作りを行う。
SAM と 沖田雅生のプロフィール
日本のバーベキュースタイルを<裏>HACK!?
前編では日本式スタイルと欧米式バーベキュースタイルの違いについて語っていただきました。後編では、日本式バーベキュースタイルのアイテムやムーブメントについて触れていきますよ!
誰もが知っているあのアイテムは、やはり話題から外せない
oki:日本式バーベキューのグリルで、オプションで最初にフタを売り出したのはユニフレームですかね?
SAM:もしかしたら、焼武者のが早かったんじゃない? ユニセラのリッドはすこしあとになってからじゃなかったかなー。
oki:欧米式バーベキューのWEBERは広い庭で、どんと置く感じ。まさにホームパーティー。キャンプの時とか、河原に持ち出す感じではないですよね。
SAM:結局モバイルではないわけです。だから移動する=ノマドなキャンプには適さない。日本の優れたグリルたちはみな「モバイル」なんです。その究極が「笑’s」さんとかになるのでしょう。
oki:そこですね。アメリカやオーストラリアのキャンプ場や公園には、でっかいガス式グリルが常設されているけれど、日本にはないので「モバイル」グリルが開発されたんですね。