アルミホイルって使える!
普段何気なく使っている、アルミホイル。こんなふうにゴボウの皮をむいたりもできてしまうわけですが、アウトドア用ならなお頑丈で火に強く、キャンプでフル活用したい便利アイテム! というわけで、目からウロコのアルミホイル活用術をご紹介しましょう。
「アルミホイルで楽々便利」編
掃除が楽に
撤収時にありがたみを感じるのが、炭床にアルミホイルを敷いておくこと。炭をくるんでそのまま捨てれば、掃除も楽に済みます。
同じような要領で、お皿にアルミホイルを敷いて置けば洗い物も減らせます。これなら持って行く食器も最低限でOK、何度も洗い場へ行かずに済みますね。
ハンバーグにはマスト!
型崩れしやすく網にもひっついてしまいがちなハンバーグは、アルミホイルの上で焼きましょう。両面に火が通ったらそのまま包んで蒸し焼きにもできて便利です。
保温&スペース節約
コンロをあけたいけど、まだ中身が入っているカップや小鍋がある・・・・・・そんな時は、鍋口にアルミホイルで蓋をして、重ねちゃいましょう! スペースの節約になるだけでなく、温かさもキープできます。
明るさを調節
ランタンが明るすぎたり一方だけ暗くしたい、そんな時もアルミホイルで対応。ちょうどいい光量に調節できます。
「アルミホイルでDIY」編
フライパン
お次は「え、ここまでできちゃうの!?」という、アルミホイルを見直してしまうアイディア活用術。Y字の木の枝を適当な長さに切り、剪定バサミなどで小枝を取り除きます。
Y字の股のところにアルミホイルを張り、真ん中に少したわみをもたせればアルミホイル製フライパンの完成です。
簡易コンロ
驚くなかれ、コンロまでできるんです。材料は、アルミ缶×2本、アルミホイル、たこ糸、サラダ油。アルミ缶は、それぞれ半分に切ります。
アルミホイルを短冊状に折り、つまようじで穴を開けます。折り返しの部分にタコ糸を通し、アルミ缶におさまるように三角に折って芯を作ります。
サラダ油を注いで着火。カットされた3つのアルミ缶がゴトクとなり、この上で調理できるというわけです。火力と安定感を増すには、アルミ缶を増やすと良いようです。
ピザ窯
焚火台の上に食器棚をセットし、ピザを置くトレーが隠れるくらいまでアルミホイルで周りを覆います。ホイルの上にさらにステンレストレーを載せ、上火用の炭を置きます。
焚き火台からの熱と上下で火入れして焼き上げます。このピザ窯の材料費は、食器棚1,000円弱、ステンレストレー各1,000円、、厚手アルミホイル500円とわずか2,700円だそうです!
続いては、ハードル高そうなメニューもアルミホイルで簡単に作れちゃうという、お手軽レシピをチェック!
アルミホイルで作る本格アウトドアメニュー
ローストビーフ
塩胡椒をもみこんで下味をつけたお肉の表面をしっかり焼きます。
保温のためのダッチオーブンが無くても、アルミホイルに包めばOK! 粗熱が取れるまで30分~1時間置いておくだけで出来上がりです。
チーズフォンデュ
トロットロのチーズフォンデュに! チーズが焦げ付かず、後片付けが楽ちんなのも良いですね。
ハッセルバックポテト
上級メニューと思われがちなハッセルバックポテトも、意外と簡単。軽く火を通したじゃがいもを、割り箸の上に置いて丁寧に切り込みを入れます。
表面をこんがりと焼いてから、アルミホイルに包んで蒸し焼きに。塩胡椒で味を調えれば、おしゃれで美味しいポテトの完成です!
【注意】アウトドアにはバーベキュー用のアルミホイルを
ひとつ注意が必要なのは、これまで紹介した活用法・レシピは、すべて「アウトドア用のアルミホイルを使用する」もの。では、家庭用のものとはどう違うのでしょうか?
それは、厚さです。家庭用が大体0.015mmなのに対し、アウトドア用は0.035~0.06mmと3~4倍の厚みがあるため、堅さがあり強度も高くなっています。
おすすめアウトドア用アルミホイル5選
ロゴス お掃除楽ちんシート(極厚)アルミホイル
ロゴス 焼きそばシート
キャプテンスタッグ BBQ用 厚手 アルミホイル
テントファクトリー BBQハイグレードアルミホイル(極厚)
尾上製作所 BBQお助けシート(極厚アルミシート)
アルミホイルをもっと活用しよう!
かさ張るお鍋やお皿など、アルミホイルで代用することで荷物も減らせます。また、あれ忘れた!という時にも、アルミホイルがあれば大丈夫。次のキャンプは、ぜひそんなアルミホイルの活用にも目を向けてみてくださいね!
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アルミホイルをフル活用しよう!