持ち運びしやすいトライポッドが続々登場
トライポッド、使っていますか? トライポッドとは、焚き火とセットで使うと便利な三脚の事。初心者の方でも、焚き火台の上にダッチオーブンやケトルが吊るされている様子は見たことがあるのでは?
けどこのトライポッド、欲しいけど荷物になりそうだし最悪無くてもやっていけるアイテムです。しかし最近の物はとても軽くて収納もコンパクト。その上、結構重いものにも耐えられる優れものなんです。
今回最新&人気のトライポッドをいくつか比較してみました。これなら今のキャンプに追加してみるのも悪くないと思うはず!
今気になる人気のトライポッドを比較してみた
①超軽量で”焚き火台”にもなる DOD「ライダーズファイアクレードル」
最大高さ108cmながら収納時には長さ約29cmとコンパクトに収納でき、重さ717g。軽くてコンパクトなのでバイクツーリングにも◎。本体は軽さと丈夫さを兼ね備えたアルミ合金製。付属の特殊耐熱網で焚き火台にもなる一石二鳥なアイディア製品です。高さは3段階調整可能。
DOD ライダーズファイアクレードル
②今回の中では一番重いDOD「ビッグファイアクレードル」
ライダーズファイアクレードルの前身となったトライポッド。収納時は50cmと今回の比較アイテムの中では大きめサイズ。耐荷重は20kgもあり、焚き火台としても十分な働きをしてくれるので、結果的に持ち物の節約に一役買ってくれます。ボタン式で初心者や女性でも簡単に組み立てられ、高さは二段階に調整可能。
DOD ビッグファイアクレードル
③軽さとタフさのバランスNo.1! ロゴス「ミニトライポッド」
わずか500gと超軽量なのに、なんと耐荷重は20kgまで対応しているバランスのいいトライポッド。ダッチオーブンはもちろん、ケトルやランタンを吊るしてもGood。同ブランド製品の「ピラミッドグリルM」や「ターボファイアー」に最適なサイズ。
ロゴス ミニトライポッド
④デザイン性No.1!ムラコ「アフリカンイーグル」
ブラックなボディが目を引くアフリカンイーグル。付属のφ1.8mmのロープでペグダウンが可能なのが特徴な、アルミ合金製のトライポッド。荷架用チェーンは強度と防錆性を備えたステンレス304製。620gと軽量でコンパクトに収納できます。付属のカラビナを使用して5kg、不使用で12kgの耐荷重。
MURACO/ムラコ AFRICAN EAGLE TRIPOD
⑤超コンパクト!収納性No.1のランクロ「トライポッド+ファイアートング」
今まで、荷物が増やせないから……と諦めていた方にはこちらのトライポッドがおすすめ。収納時サイズは33cmと超コンパクトながら耐荷重10kgの本格的なアイテム。収納袋に合わせて製造されたファイアートング付属。
ランクロ トライポッド + ファイヤートング
「ビッグファイアクレードル」と「アフリカンイーグル」が面白い
DOD「ビッグファイアークレードル」の万能性は随一
キャンプの楽しみと言えば、料理。そして、なんといっても焚き火を囲んでの語らいですよね。
焚き火網が付属しているので、これがあれば別途焚き火台を用意しないで大丈夫。
軽量でコンパクトに収納でき、簡単に組み立てられるのに耐荷重がなんと20kgもある本格派。
アウトドア料理の醍醐味、ダッチオーブンだって吊下げられちゃいます。
聞きなれない「クレードル」の言葉の意味は?
「ビッグファイアクレードル」の「クレードル」ってなんだろうと思いますよね。辞書で調べてみると、
1.【cradle】ゆりかご
2.携帯端末やデジタルカメラなどの付属機器。パソコンとの接続やバッテリーの充電に使われる。
と、あります。
なるほど、焚き火がゆらゆらゆりかごのようでもあるし、鍋やケトルなどの調理器具やランタンや焚き火への接続という意味にも取れますね。ピッタリなネーミングですね。
muraco「アフリカンイーグル」はカッコよさNo.1
黒を基調にしたスタイリッシュなアーバンスタイルを展開をしているmuraco(ムラコ)。まさにmuracoらしい「アフリカンイーグル」は、トライポッドというなかなか注目されないアイテムにしっかりデザインを落とし込んでいます。
別売りの「KAKASHI」と呼ばれるアルミ削り出しのハンガーを取り付けることで、ランタンや軽量の衣類、キッチン用品、グローブなど様々なものを吊下げることが可能です。
「アフリカンイーグル」という名前の由来は?
名前だけでもなんだか強そうなAFRICAN EAGLEという名前。これはアフリカの熱帯雨林に生息する猛禽類の”カンムリクマタカ”の英語名。自分の体重の10倍以上ある獲物までも標的にすると言われている鳥です。
自分の体重の何倍もの重いものを狙う……まさにアフリカンイーグルというネーミングは、トライポッドというキャンプ道具の性質にピッタリのネーミングです。
トライポッドも買い替えすると楽しいギア
ひとつあればなかなか買い替えをしないギアのトライポッドですが、今回比べてみて思ったのは、意外とそれぞれの特徴があって軽量トライポッドという枠だけでも細部の違いは明確であるということ。
もしあなたが2kg以上のトライポッドを持っていたら、今回紹介した持ち運びしやすい軽量トライポッドを手に入れて、キャンプの幅を広げてみるのもいいかもしれません。
トライポッドに何ぶら下げる?
焚き火台とセットで欲しいトライポッドですが、ダッチオーブンやケトルをぶら下げたいですね。かっこいいケトルを探したい方にはこちらの記事がおすすめ。
Enjoy the tripod
トライポッドを楽しんでみる