ウェーバー製BBQグリルの軌跡
鉄製のブイをBBQグリルに改良した、ふた付きグリル。ウェーバーの歴史は1952年のこのドーム型グリルの“発明”からはじまりました。
日本ではウェーバーというと、1960年代同様のコロンとしたスタイルのチャコールグリルを思い浮かべますが、本国では1980年代にガスグリルを開発していて、2003年にはアメリカを中心にQグリルというプロパンガス仕様のグリルが大ヒットしていたんです。
そして、アメリカの家庭ではBBQグリルの2台持ちが当たり前なんですが、ウェーバーのQグリルはなんとガスグリルのシェア6割以上! ニュージーランドやオーストラリアではほぼすべての家庭にガスグリルがあるほどの人気ぶりというから驚きです。
でも、日本では庭やベランダが狭く、そもそもプロパンガスの入手や保管が大変……。そこで日本マーケットのニーズにあった仕様のQ1250グリル(通称、キャンプQ)が開発され、先日発売されたばかりです(2017年5月)。それではその最新グリルの魅力をご紹介しましょう。