まずは、大注目されたアウトドアイベントを振り返る
SAM&okiの月イチ連載、今月のテーマは「CAMP〈裏〉HACK!/ボクらのバーベキュー(前編)」。なのですが、okiは日本最大級のアウトドアイベント「アウトドアデイジャパン」の実行委員長もやっている、中の人! これは話を聞かなきゃ損、ということでまずは語っていただきます。
oki:今年のアウトドアデイジャパン東京はご存じの通り、土曜日は午前が雨。その後も雨交じりの曇りの天候。日曜は雨、それも土砂降りの状態でした。来場者数は、土曜日が61654人、日曜は雨の日開催の中で最高の来場者数を迎えました。
アウトドア仕様のレインウエアを着た方々も多かったと思います。お子様にも雨具や長靴をはせてご来場いただいた家族の姿を数多く見ることができました。 僕は本当にこのイベントに来ていただいたのだと実感しています。感動さえしてしまいました。
SAM:出展の皆さんとだいぶ話したのですが、判を押したように雨で人が来ないかもしれないと思っていたら、それはとんでもなかった。これを一言で「ブーム」と片付けてはいけませんね。
oki:単なる「ブーム」であるか、天候に左右されるだけならあそこまで来ていただけていなかったんじゃないかな。メーカーの方が直接、ユーザーに接する場所って、そう多くない。それも120社以上というメーカーが集まっている。メーカーによっては店舗に卸さず、オンラインショップのみのところもあるから。
SAM:私が感じたのはOtoOなんです。いまさら的ですけど。オンラインで十分に調べてオフラインでじっくり観てみたい。
oki:たしかにそうですね。それプラス、普段接することができないメーカーの人から直接話を聞くことができるっていうのが魅力のイベントなんじゃないかな。そして出展者の皆さんのPRする方法がかなり、工夫されて、体験がかなり深堀されてきている気がします。
SAM:つまり、それぞれの奥行きが深くなったというわけですな。
oki:TVで紹介されたけれど、来場者がインタビューされて「1月から楽しみにしていました」とおっしゃっていただいて、もう100点! 抱きしめたくなりました(笑)