20年ぶりのフルモデルチェンジ!新型パジェロついに正式発表!発売日と価格は?
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2026年9月2日、三菱自動車は新型パジェロをワールドプレミア(世界初披露)しました!
この発表会の様子と、新型パジェロの発売日、価格についての最新情報をお届けします!
2026/09/03 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール
制作者
モーターエヴァンジェリスト
宇野智
年間100日以上、車中泊かアウトドアで過ごす、モーターエヴァンジェリスト。元自動車メディア編集長。現在はフリーのジャーナリストとして複数の媒体に寄稿。また、フォトグラファー、ビデオグラファーとしての活動と並行して、モビリティ関連事業会社などのWEBサイト運営をサポートする編集プロダクション「撮る書く編む株式会社」を主宰する。
宇野智のプロフィール
(画像:特記事項がないものはすべて宇野智)
先代販売終了から7年ぶりの復活!
三菱『パジェロ』は、本格的な悪路走破性と高い信頼性、乗用車並みの快適性を高次元で融合させたSUV(*)として1982年にデビューしました。
*当時はまだSUVという言葉が使われていない。三菱自動車は『クロスカントリー4WD車』とプレスリリースで表記。一般的には『RV』などと呼ばれていた。
ワールドプレミア開始直前の模様。会場は「新高輪グランドプリンスホテル 国際館パミール」世界各国の取材者が集う。パジェロを販売する世界各国の大使も参加している。初代デビュー以降、約8年間隔でフルモデルチェンジを繰り返しましたが、4代目パジェロは2019年に国内向けの生産を終了しました。
初代パジェロは世界一過酷と言われる『ダカールラリー(通称:パリダカ)』に初参戦・初クラス優勝を飾りました。ダカールラリーには計26回参戦し、前人未踏の7連覇を含む通算12回の総合優勝を挙げています。
冒頭は、三菱自動車 代表執行役社長兼COO 岸浦恵介氏が登壇。その後、開発責任者、デザイン責任者のプレゼンと続く。団塊ジュニア世代以降の方々なら、クルマ好きでなくともパジェロの人気ぶりはご存じのことでしょう。TV番組『関口宏の東京フレンドパークⅡ』の名物企画、ダーツの目玉商品がパジェロ、ダーツを投げる最中に「パージェロ!パージェロ!」と番組観覧者が大合唱するシーンを思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。
こんなに多くの人に愛されたパジェロですから、販売終了時には落胆の声が多く聞こえ、復活を望む声も無数にありました。
日本のTV局だけでなく世界各国からの取材者が。大きなモニターはプロンプター(セリフや原稿を表示する装置)。2019年に4代目の国内向け生産が終了してから、復活まで約7年の時間がかかった背景には、三菱自動車の経営不振、世界的な市場トレンドがまず挙げられると筆者は考えています。
加えて三菱自動車内では、「フラッグシップモデルは生半可な仕様では出せない」という強いこだわりもあったといいます。
プレゼンが終わるとフォトセッション、その後は展示車両の自由撮影タイム。(この車両はタイ仕様・アクセサリー装着車)5代目新型パジェロについて三菱自動車は「初代モデルから一貫して培ってきた、悪路走破性・信頼性、快適性と扱いやすさを両立させるという商品思想を継承・進化させながら、今回新たにフラッグシップモデルにふさわしい上質さを付加し、全方位にわたって大幅に進化させた」と伝えています。
この画像の車両は、豪州仕様のアクセサリー装着車。また、デザインについては、「水平基調で力強く存在感のあるプロポーションに加え、機能的かつ先進的で上質なインテリアを採用。歴代モデルのモチーフを内外装の随所に取り入れることで『パジェロ』らしさを表現しながら、新世代のフラッグシップモデルにふさわしいデザインとした」と伝えています。
Cピラー(後席ドア直後の柱)は、初代パジェロのロールバーから着想を得た特徴あるデザイン。リアクォーターウインドウ(後席より後ろの窓)下の車名デカールは、歴代のパジェロがそこにエンジンタイプなどのデカールを貼っていたことに通じる。(この画像の車両は、豪州仕様のアクセサリー装着車)技術面では、走る・曲がる・止まるといった車両運動を統合制御する『スーパーオールホイールコントロール(S-AWC)』、高い悪路走破性と日常での扱いやすさを両立する『スーパーセレクト4WD-Ⅱ(SS4-Ⅱ)』といった三菱自動車が世界に誇る最新の四輪駆動システムを採用しています。
筆者が参加してきた発表会の中では最も出席者が多かったと感じた。撮影車両には黒山の人だかり。通常は車両撮影時は暗黙の了解で順番待ちをするものだが、海外取材者は順番を待たずに撮影するのが普通らしく、現場はカオス。これでも人が少ないほう。(この画像の車両はタイ仕様・アクセサリー装着車)初代、2代目に採用されていたラダーフレームを復活採用。最低地上高230mm(*)を確保するなど、基本的な悪路走破性と耐久性を確保しています。
*20インチタイヤ装着車
新型パジェロのラダーフレーム(画像:三菱自動車)ラダーフレームとは、はしご(ラダー)形状の独立したシャシー(車台)のこと。一般的なシャシーは、フレームとボディが一体となった「モノコック」。
下回りの撮影も一苦労。パジェロが気になる人は、ここも気になるはず。リアサスは新開発の5リンク式リジット(左右のタイヤを1本の車軸=アクスルで直接つなげた、昔ながらの堅牢でシンプルなサスペンション方式)を採用。
やっとの思いで取れた1枚。少なくとも荷室は読者にお届けしたかった。3列目シートの後ろには、飛行機機内持込サイズのスーツケースなら2、3つ入りそうではある。(この画像の車両はタイ仕様・アクセサリー装着車)このほかの画像は、きれいに撮るのが難しかったので広報画像を下に置きます。
画像:三菱自動車
画像:三菱自動車ボディサイズとエンジンは?
会場エントランスには、歴代パジェロが並んでいた。ボディサイズは、全長4,920mm × 全幅1,925mm × 全高1,910mm(*)。このサイズはトヨタ「ランドクルーザー250」に非常に近いものです。
*20インチタイヤ装着車
初代パジェロ。5代目新型パジェロは、初代の要素を無数に取り入れて開発したとのこと。エンジンは、専用開発の直列4気筒2.4Lクリーンディーゼルターボ(最高出力150kW/204PS・最大トルク480N・m)に、新開発8速スポーツATを組み合わせています。
助手席のダッシュボードに備えるグリップは、5代目新型にも形を変えて引き継がれた。
新型5代目のダッシュボード上部の横一文字の形状は、初代のグリップをモチーフとしたとのこと。また、全体的に水平基調のインパネも初代から引き継がれた要素。(画像:三菱自動車)発売日と価格は?
2026年9月2日の発表では、発売日についての明言はありませんでしたが、三菱自動車は「2026年度中に生産拠点であるタイを皮切りに、日本、オーストラリアに投入し、次年度以降、アセアン、中南米及び中東など世界約100カ国へ順次展開していく計画」と発表しました。
会場外では、新型パジェロの登坂デモンストレーションが行われていた。価格についての発表もありませんでした。筆者は、500万円前半がエントリーグレード、最上級グレードで700万円台になると予想しています。
ただし、公式スペシャルサイトには「10.01 予約注文開始」と掲出されています。価格やグレードの発表は、そう遠くなさそうです。新型パジェロの続報を楽しみに待ちましょう!
新型車の発表会では、参加者に手土産を渡されることがよくある。今回は、三菱パジェロの刻印が施されたサーモマグ、歴代パジェロのイラストが描かれたシール。ストラップは入場の際に渡されるメディアパスをぶら下げていたもので、これも手土産に。こんな記事もおすすめ