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夏のアウトドア最大の悩みと言えば、やはり暑さ対策

今年も梅雨明けが宣言されて、いよいよ夏の行楽シーズンが到来。キャンパーのみなさんはこれまでにも、暑さ対策としてファンや日除けグッズなど色々導入されてきたと思います。
しかし、猛暑のせいで十分な涼しさが得られないなど、なかなか効果的な対策には辿り着けていないのではないでしょうか。
暑さ対策の真打登場!家庭でも使える本格ポータブルエアコン

そんな、暑さ対策の切り札になりそうなアイテムが登場! arataから発売されたポータブルエアコン「Suzune ACL-4100」です。
「Suzune」は、持ち運べるポータブルタイプでありながら、家庭用エアコンとしても使える本格派。セパレート式を採用し、アウトドアはもちろん自宅でも活躍する本格的なエアコンです。
とはいえ「涼しさは期待できそうだけど、実際にアウトドアで使えるの?」「持ち運びや設置は大変じゃない?」など、気になるポイントも。ということで、実機をフィールドへ持ち出し、使い勝手や冷却性能をじっくり検証してみました。
arata ポータブル クーラー Suzune ACL-4100
| サイズ | 室内機:419×201×387mm 室外機:518×215×389mm |
|---|---|
| 重量 | 21.5kg |
| 定格電圧 | 100V(50/60Hz) |
| 定格消費電力 | 410W(50Hz)/480W(60Hz) |
| 冷房能力 | 約1.2kW |
| 使用冷媒 | R134a 180g |
Suzune ACL-4100の主な特徴
検証前に、まずはおおまかな機器の特徴を見ていきます。
これは画期的!家庭用と同じセパレート式

やはりなんといっても最大の特徴は、家庭用エアコンのように室内機と室外機を分けた2ユニット構造を採用していること。ポータブルエアコンとしては珍しい設計です。
テントや車の中に室内機を設置して、室外機は外に設置して使用。室外機はIPX4防水に対応しているので、雨天時でも安心です。

稼働時に発生する熱や騒音を車外へ逃がせるため、一体型のポータブルクーラーに比べて冷却効率が高いのが、このセパレート構造の大きなメリット。
家庭用エアコンの室外機の前を通ると分かるように、室外機からはかなりの温風が出ていて、ファンの動作音も意外と大きめ。それらを室内から切り離せるので、より快適に過ごせます。
ただし、今回使うのは「屋外」。室外機の設置場所などアウトドアならではの注意点もあったので、そのあたりは後ほど詳しく紹介します。
約3.2畳対応!ポータブルとは思えない冷却力

「Suzune」の冷却力は、住宅で言う約3.2畳分。標準ボディサイズのハイエース約1.8台分に相当する空間を冷やせるスペックのため、ポータブルエアコンとしてはかなりパワフルです。
そのため、コンパクトカーなど一般的な車だとオーバースペックと感じるほど。車内で使うなら十分すぎる冷却力を備えています。
一方、大型の2ルームテントでは、インナーテントを中心に冷やすように使えば、効率よく涼しい空間を作れそうです。
持ち運びはできるが、積載スペースは必要

室内機と室外機を合わせた総重量は、21.5kg。ラクラク運べるとまでは言えませんが、成人男性であれば2つ重ねて持ち運べる重量です。
室内機と室外機を繋ぐケーブルは外れないため2つまとめて運ばざるを得ませんが、「ギリギリポータブル」という感じでしょうか(笑)。運ぶときはカートを活用したり、なるべく長い距離を運ばなくて済むように設置場所に配慮すると良さそうです。

積載面については、ハイエースのような大きい車やバンタイプの車であれば問題ないですが、普通車や小型車だと、負担が大きくなりそう。
写真はマツダのCX-5に積載した状態ですが、ポータブル電源も含めると荷室がほぼいっぱいに。荷物の少ない旅行での車中泊なら問題なさそうですが、キャンプだと道具の積載スペースをかなり圧迫されてしまうかもしれません。
大容量ポータブル電源があれば、どこでも涼しい

キャンプ場の電源サイトなど商用電源が使える環境なら、家庭用エアコンと同じ感覚で使えるのも魅力。さらに、1200W対応以上のモデル推奨ではありますが、ポータブル電源でも稼働できるため、電力がない場所でも涼しく過ごせるのも魅力です。
ただ、長時間使うには大容量のポータブル電源が必要です。目安として、3kWh(3000Wh)クラスのバッテリーで連続稼働時間は約8〜9時間。1泊2日のキャンプで夜通し使いたい場合は、容量に余裕のあるモデルを用意しておくと安心です。
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実際にフィールドで使用してみた

さて、気になるフィールドでの使い勝手や冷房性能を確かめるため、さっそくキャンプへ。今回は、車中泊の定番車種のハイエースと、4人用のドームテントに設置して、その実力を試してみました。
ハイエースの荷室に設置。ケーブルを通してドアを閉められる

ハイエースの場合、移動時は荷室に2ユニットまとめて積載し、使用場所に着いたら室外機を車外に出して使用開始、というのが最も手軽なセッティング方法になりそうです。

ハイエースの場合は、リアゲートであればケーブルを通したまま閉められるので、セキュリティ面でも安心。サイドドアだと半ドア状態にしておかなければなりません。
ハイエース以外でもバンタイプの車であれば、このように設置するのが最も手軽そう。一方、荷室の貴重な就寝スペースの一部を使ってしまうので、邪魔にならない場所に設置する方がスペースを有効活用できそうです。

窓からケーブルを引き出す場合は、窓を少し開けた状態で通すことができます。ただし、設置時には室内機を一度窓の外へ通す必要があるため、少し手間がかかる印象です。
テントへの設置も簡単

次は、テントに設置してみます。テントの場合は、車から2ユニットを取り出し、テントまで運んでから室内機と室外機を分けて配置。
持ち運びの手間はありますが、テントでも簡単にセッティングできました。
風量切り替えやタイマーなど機能も充実

操作はとてもシンプル。電源ボタンを押し、車のマークが付いた「キャラバンモード」を選ぶだけで、すぐに冷たい風が吹き始めます。
リモコンも付属しているため、離れた場所から電源のON/OFFが可能。さらに、電源オフタイマーや、運転音を抑えつつ表示ランプも消灯する「おやすみモード」など、便利な機能も充実しています。
また、排水タンクが満水になると自動で運転を停止する機能も備えているので、就寝中なども安心です。
風量はスリープ・低速・高速の3段階から選択でき、日中など車内を一気に冷やしたいときは低速や高速がおすすめです。
一方で、高速運転時はファンの音がやや大きめなので、就寝時や音が気になる場面ではスリープモードが快適。運転音を抑えながら使えるうえ、消費電力も抑えられます。


