ogawaの新作が売れてるらしい

100年以上の歴史を持ち、日本のキャンプシーンを支え続けてきた老舗アウトドアブランドogawa。
「アポロン」や「オーナーロッジ」など数々の名作テントを世に送り出してきた一方で、「品質は間違いないけれど、少し高級」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
そんなogawaが今春に発売したのが新作ツールームテント「アルテミス」。6万円台という価格設定ながら、発売直後から話題を呼び、即完状態に。
なぜ今、ogawaはアルテミスを作ったのか? そして、なぜここまで支持を集めているのか?
今回は開発を担当したキャンパルジャパンの商品企画部、デザイナーの大木さんに話を聞きました。
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「アルテミス」ってどんなテント?
ogawaのツールーム。でも6万円台

「ファーストテントにも、セカンドテントにも」というコンセプト通り、「アルテミス」の大きな魅力は、その価格。
10万円以上のツールームテントを中心に展開してきたogawaの中では、際立ってコスパに優れた6万7800円にて販売されています。
もちろん、市場全体で見れば最安クラスのテントではありません。
ただ、「ogawaなのにお手頃」。その品質を知るキャンパーなら、まるで矛盾する条件を一挙に手に入れられるのが今回の新作テントというわけです。
「アポロン」を踏襲したシンプル構造

構造は、3本のアーチフレームと2本のクロスポールを使ったシンプルな設計。ogawaの人気モデル「アポロン」に通じる、立てやすさを意識したフレームワークです。

大型テントは構造が複雑になるほど、設営のハードルが上がります。
一方、「アルテミス」はポール構成が分かりやすく、初めてツールームテントに挑戦する人でも手順をイメージしやすいのが魅力です。
もちろんしっかりogawa品質


インナーテントを外してシェルターとして使うことも。出典:ogawa
価格を抑えたモデルとはいえ、必要な装備が大きく削られている印象はありません。
フロントやサイドにはメッシュを配置し、通気性や視界の抜けを確保。裾にはスカートも備え、風や冷気の入り込みを軽減できる仕様です。

インナーを取り付けてもゆとりのある前室。出展:ogawa
4人用のインナーテントは吊り下げ式。ファミリーで寝室として使うのはもちろん、インナーを外してシェルター的に使うこともできます。

重量は約9.5kg(付属品除く)、収納サイズは68×34×22cm。ツールームテントながら、手持ちや肩掛けでも運びやすいサイズ感に収まっています。
オプションタープで「小川張り」ができる

さらに注目したいのが、別売りの専用ルーフフライタープです。
アルテミス単体でもテントとして成立していますが、専用タープを接続するとサイト全体の完成度が一段上がります。テントとタープが一体化したような姿になり、ogawaらしい美しいサイトを作りやすいのが魅力です。


出展:ogawa
タープはテント側に接続して張れるため、いわゆる「小川張り」のようなスタイルを再現しやすいのもポイント。一般的なタープ設営が苦手な人でも、形を整えやすい仕様になっています。

