オフィシャルバーで味わう
REPUBREW「ロマンチックフライト」
まずは、「ロマンティックアワー」のオフィシャルバーにて提供されていた「ロマンチックフライト」からご紹介!
こちら、本イベントのために開発されたオリジナルで、「ないものを作る」をコンセプトにさまざまな種類のクラフトビールを展開する、静岡県沼津市のREPUBREWが醸造。
伝統的なチェコ・ドイツスタイルのピルスナーをベースに、甘く香ばしい芳香が特徴的なジャスミンライスをプラス。ホップにはニュージーランド産の2種を使用するなど、味わいも産地も異なる原料のクロスオーバーがうまく調和した逸品でした!
「joule Pro」で楽しむ味変も話題に!
「ロマンチックフライト」のほかにも、黒ビールの「闇夜の運び屋」やホッピーラガーの「本生」、「CAMPai HAZY」など、REPUBREWの人気銘柄が楽しめたオフィシャルバー。
さらにそのすぐ前の屋外では、touguの「joule Pro」による実演も開催! こちら、ドイツの伝統的なビールの飲み方「ビアスパイク」を楽しめる専用ギアなんです。
焚き火で鉄球部分を真っ赤になるまで熱し、黒ビールなど糖度が高めのビールに入れて泡を焦がすと糖分が瞬時にカラメル化。いつもと違う味と香りが生まれ、泡は一層クリーミーに!
オフィシャルバーで購入したクラフトビールを、「ビアスパイク」でもう一度楽しむ人が続出し、キャンプとクラフトビールの新たな調和を生み出していましたよ。
釣り場を守る活動に貢献
杉坂ブラザーズ「トラウトビール」
画像向かって左側:兄の友大郎さん、右側:弟の渓亮さん
お次は、2人揃って、米国FFI公認フライキャスティングインストラクターの資格を持つ、プロフライフィッシャーの「杉坂ブラザーズ」がプロデュースしたクラフトビール。
愛知県岡崎市を拠点に、フライフィッシング専門店「WORLD WIDE ANGLERS」でオリジナルブランドも展開し、Youtubeチャンネルも人気。そのファッションセンスの良さから、CMモデルとしても活躍中です。
そんな2人が手がけるのがこちらの「トラウトビール」。決して「トラウト=鱒」が入っているワケではなく、売上の一部が、貴重な天然の釣り場を守る活動資金として利用されるそう。
フライフィッシングの本場、米国アイダホ産のアロマホップを用い、グレープフルーツのようなトロピカルフレーバーが時間と共に変化するのを楽しめるビールです。
筆者も1本いただきましたが、ビールが苦手な人でも飲みやすいライトな飲み口。テント設営後の最初の一本にも最適で、自然保護活動にも貢献できるなんて、最高ですよね。
CAMP HACK × 3rd Barrel Brewery
「オリジナルクラフトビール 秋味」
画像は販売終了した瓶入りバージョン
そして最後はいよいよこちら! CAMP HACKと島根県出雲市のブルワリー「3rd Barrel Brewery」がコラボレーションした「farm hack-california sunset-」。
夏に初めて発売したCAMP HACK初のオリジナルクラフトビール「farm hack-SUMMER-」に次ぐ第二弾で、今回は秋バージョンとなります。
本イベントでは、375mlの缶タイプを販売。
「秋キャンプでゆったりそのテイストを楽しめるビール」を目指したこちらは、赤褐色の色が秋を思わせる「アンバーエール」。アメリカンホップ由来のベリー香に、しっかりと感じられるコクと苦味、そして香ばしさが特徴です。
缶タイプの「farm hack-california sunset-」は、3rd Barrel Breweryの公式オンラインストアで引き続き販売中なので、ぜひ味わってみて下さいね!
▼3rd Barrel Breweryの公式サイトはこちら
CAMP HACKブースの「キャンプくじ」も大盛況!
CAMP HACK編集部の出展ブースでは、オリジナルクラフトビールの販売だけでなく、ビールを購入すると挑戦できる「キャンプくじ」も開催!
ハズレなしのガラポン形式かつ、超豪華景品の数々ということで、おかげさまで完売御礼の大盛況となりました。
ルーメナー「M3 テーブルランプ」、toug「joule Pro」、ゼインアーツ「ジグ」に「モビボックス」、ゴールゼロ「2023年限定カラー」などなど……。
手にしたお客さまの笑顔に、編集部一同もホッコリ。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
夜は一変。富士の麓に、幻想的な“夜市”が出現!
そして夜はガラリと表情を変え、イベントテーマのひとつでもある“夜市”にふさわしい、“大人ロマンティック”な雰囲気に。
随所のライティングが幻想的で、クラフトビールによるホロ酔い気分も一層盛り上がります。
中央ステージでは時間ごとのライブのセレクトが絶妙で、常に心地よい音楽が流れます。ゴールデンタイムには「スチャダラパー」が会場を沸かせていました。
ステージ前にはフードコートのようなテーブル&チェアコーナーも設置。ここで各店で購入したフードやドリンクを味わいながら、ライブも楽しめる配慮も秀逸です。
20時には中央ステージでのライブが終了し、オフィシャルバーテントが小規模クラブに変貌。
夜の暗さが深まると共に、そろそろ静かに過ごしたい人を邪魔しない場所で、クラフトビールを楽しみつつ、「FPM」田中氏による上質なDJに身を委ねる……。
お腹が空いたら「カルチャークイズィーン」で満たすも良し、自分のテントサイトで調理するも良し。誰もが心地よく、それでいて非日常を楽しめる「ロマンティックアワー」の夜でした。
全てが夢のように調和した「ロマンティックアワー」
今回ご紹介しきれなかったフードやドリンクもたくさんあり、さらに豪華ゲストによるトークやアウトドアブランドの出店も大充実。そして、それらを含む全てのコンテンツを「食」のコンテンツがゆるやかにつなぎ、心地よく調和していました。
「買い物だけ」「音楽だけ」と参加者が分断することなく、まさに「カルチャーの交差点」となった「ロマンティックアワー 2023」。
今年が初開催という同イベントでしたが、次回もぜひ参加して、あの心地よさに浸りたい……!
ロマンティックアワーの公式ホームページはこちら