その1.今季も存在感抜群の「マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ」
ダウンブロックを備えたレトロなデザインで今季も存在感を見せるのが毎冬人気の「マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ」です。
650FPのダウンテックダウンが封入されており、見た目以上に軽くそしてロング丈の分、暖かい。冬のスタイルを一枚でビシッと決めてくれます。
177cm、90kgという大柄の筆者はXLサイズを着用。
厚手のパーカの上から余裕を持って着ることができ、なおかつ雰囲気良くまとめてくれます。
個人的にはフードinフードは好きな着こなしのひとつ。なので割とよくやります。
ただフードが重なるのはどうしても気になるという人はご安心ください!
こちらの「マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ」はフードを簡単に外せるデタッチャブル式なんです。
立ち襟として着るのは、どこか“大人のたしなみ感”あり。これはこれでGOODです!
またヨーク部分(肩や胸、背中、腰などにある切り替え部分)が耐久性の高いグログラン生地に切り替えられているのもポイントのひとつ。バックパックなどを背負ったときの擦れに強くなっています。
ハンドウォーマーポケットはジップがついた隠しポケットを備えた二重ポケット仕様! こういう細かいギミックは男心をくすぐりますね。
また前身頃裏、胸の部分にチェストポケットも備えています。
そしてお尻まですっぽりと覆うロング丈。これがあるかないかで保温性能は大きく変わってきます。格別に暖かい! しかしロング丈独特の野暮ったさもない。この塩梅が「マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ」最大の魅力ではないでしょうか。
L.L.Bean マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ
サイズ | S、M、L、XL、XXL |
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表地と裏地 | 耐久撥水加工を施した、環境にも優しい再生ポリエステル100%製 |
中綿 | 加工のないダウンより水分を吸収しにくく、速乾性、保温性に優れた、650フィル・パワーのダウンテック™ダウン(ダウン80%以上) |
今季新登場したブロックカラータイプ
今季からラインナップに加わったのがこの「マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ、カラーブロック」です。
先ほども少し触れたグログラン生地に切り替えられたヨーク部分とボディのカラーを変更することで、よりクラシックかつスタイリッシュにアップデートされています。
L.L.Bean マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ
サイズ | S、M、L、XL、XXL |
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表地 | 耐久撥水加工を施した、環境にも優しい再生ポリエステル100%製 |
中綿 | 加工のないダウンより水分を吸収しにくく、速乾性、保温性に優れた、650フィル・パワーのダウンテック™ダウン(ダウン80%以上) |
高機能なダウンテックダウンを採用
撥水性、防風性、通気性を備えた「PERTEX QUANTUM(パーテックスクァンタム)」の採用タグと共に、一際目を引くタグがもうひとつ。
この「DOWN TEK(ダウンテック)」タグは、エル・エル・ビーンの独自開発技術によって生まれた防水ダウンを採用している証なんです。
ダウンはこのダウンボールがいかに空気を溜め込むかによって保温力が変化します。ダウンボールが膨らみが大きく、ひとつでロフトと言われる嵩を生み出せるほど良質のダウンといわれています。一方で濡れると当然、ダウンボールはしぼみ保温力を期待できなくなるのは想像にかたくないですよね。
そんなダウンの天敵である湿度や水分を克服したのが、エル・エル・ビーンの独自開発技術ダウンテック加工が施されたダウンなのです。
ご覧のように、一般的なダウンは水に浸すと水分を含み水中に停滞するのに対し、ダウンテック加工が施されたダウンは、防水性能によって水が抜け、水面に載ったような状態になります。これをさらに振ったり攪拌しても同じ状態に戻るので相当強力だといえます。
ということで、このあとに紹介する2着のダウンも、ダウンテックダウン採用のモデルとなります。Check it now!
その2.軽っ!薄っ!だけど超暖かい「ウルトラライト 850 ダウン」
2着目に紹介するのが「ウルトラライト 850 ダウン」です。
こちらはテクニカルラインに属するアイテムで、冬のトレッキングやハイキング、キャンプなどフィールド使いにも抜群です。
その理由が、850FPという超高品質なダウンを採用したことによる、超軽量(約390g)ながら保温性抜群というスペック。アウターとしてはもちろんミドラーとしても使えるのです。
177cm、90kgという大柄の筆者がアウターできるとこんな感じ。
今回は先ほどの「マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ」よりもひとつ大きいXXLを着てみました。
結構ゆとりがあるので、インナーとしても使うならXLないしはLサイズでもいいかもですね。
胸と首後ろには山を象ったブランドロゴが配されています。こちらはテクニカルラインのアイテムにだけ入る特別なロゴ。ちょっとテンションが上がります。
ハイクオリティな850FPのダウンの封入を証明する刺しゅうが、腕にワンポイントで入ります。
しかもポケットに収納可能なパッカブル仕様。重さわずか390g程度だから、コンパクトにまとめてフィールドや旅先に携帯できます。
なくしがちなスタッフサックが付属するわけじゃなく、本体のポケットに直接収納できるっていうのもGOOD。とっても優秀です!
L.L.Bean ウルトラライト 850 ダウン ジャケット
サイズ | S、M、L、XL、XXL |
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表地 | 環境にも優しい100%再生素材を使用 |
中綿 | 撥水性と復元性を誇る850フィルパワーのダウンテック™ダウン |
フーディタイプもあり!
ジャケットと共にラインナップされるのが、フード付きのタイプです。
こちらはよりテクニカルな印象が強まるので、より寒冷地に向かうときなんかに重宝しそう。冬キャンプでしたら寝袋の中に着込んで入るのもオススメです!
ジャケットタイプ、フーデッドタイプともにパーテックス素材&ダウンテックダウンを採用しています。雨や雪が降っても保温力はそのまま。
最強のライトダウンはエル・エル・ビーンにあり!といったところではないでしょうか。
L.L.Bean ウルトラライト 850 ダウン ジャケット フード付き
サイズ | S、M、L、XL、XXL |
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表地 | 環境にも優しい100%再生素材 |
中綿 | 撥水性と復元性を誇る850フィルパワーのダウンテック™ダウン |
その3.復刻ながら今どきな「ビーンズ・トレイル・モデル・ダウン・ジャケット ’82」
昨年リリースされたダウンベストが大好評だった、復刻シリーズから新作としてジャケットタイプが登場しました。
もとネタは1982年に発売されベストセラーとなったトレイル・モデル・ダウン・シリーズ。古き良きダウンジャケットのデザインはそのままに、ダウンテックダウンを採用するなど機能を現代的にアップデートした注目モデルです。
177cm、90kgという大柄の筆者はXLサイズを着用しています。
ライトな生地にロフト感たっぷりのダウンルームを備えたTHEダウンジャケット的なデザインが◎。
しかもフロントはジップがなく、ボタンのみの開閉仕様というところにすごく萌えました。こういうディテールが時代を感じさせてくれます。
L.L.Bean ビーンズ・トレイル・モデル・ダウン・ジャケット ’82
カラー | ブルー レッド ブラック 青 赤 黒 ネイビー 紺 グリーン 緑 |
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素材 | 表地と裏地:耐久撥水加工を施した、環境にも優しい再生ポリエステル100%製 |
ベストタイプも継続リリース
昨年大ヒットとなったベストも、新色を加えて継続リリースされています。これは本当にジャケットとベストどちらを買うべきか悩ましい……!
ベストもXLサイズを着用。ジャケット同様にロフト感のあるダウンルームで構成された意匠が最高です。
ベストはインナー使いにも最適なので、サイズ感が悩ましいところ。ひとつ下げてLサイズもアリかもしれません。
また裏地がいい! 過去のL.L.Beanのロゴデザインがプリントされたポップなデザインに、復刻という同モデルのキャラクター性が映し出されています。
またジャケット・ベスト共に内ポケットにパッカブルするための収納袋を備えています。
詰め込むとこんな感じのサイズ感に仕上がります。意外にコンパクト。
ちなみに袖がない分、さらにコンパクトなサイズで収納されます。いずれにしろバックパックなどにも楽に収まるサイズ感なので携帯するときに便利ですね。
タグのデザインも最高!の一言。この冬是非とも欲しい1着です。
L.L.Bean マウンテン・クラシック・ダウン・パーカ
サイズ | S、M、L、XL、XXL |
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素材 | 表地と裏地:耐久撥水加工を施した、環境にも優しい再生ポリエステル100%製 中綿:加工のないダウンより水分を吸収しにくく、速乾性、保温性に優れた、650フィル・パワーのダウンテック・ダウン(ダウン80%以上) 前後ヨーク、袖口、ポケットの入り口などの別布部分:ナイロン100%製 |
この冬の1着は決まりましたか?
いかがでしたか? エル・エル・ビーンが今季イチ推しするダウンテックダウンを採用したジャケットたちは。
クラシカルなものからスポーティなものまで、たった3着だけど個性豊かなラインナップでどれを選ぶか悩ましいですよね。もれなく筆者も今季はどれを買おうか悩んでいる一人。
そんな筆者が、僭越ながら出演させていただいたエル・エル・ビーンのYouTubeチャンネルでは、コーディネートについてなどさらに深くダウンジャケットをディグっていますので、よかったらご視聴ください!
この冬の1着。その選ぶヒントにしていただけたら幸いです。