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旅行には、旅行に適したアイテムを選ぶのが正解!
旅行や帰省に付きものなのが、荷造りですよね。「無いと困るかも……」という不安状態で準備すると余分に荷物を入れがちで、結局使わなかったことってありませんか?
スーツケースやバッグなどの荷物を少しでもコンパクトにできれば、混雑した中での移動も楽になるはず。また、持ち物の管理もしやすくなるので、筆者が旅に出る際は“荷物のスリム化”を最も重視しています。
荷物を減らせるのは…1つで何役もこなせる便利アイテム!
では「どんなアイテムが荷物を減らせるのか?」というと、それは1つでいくつかの用途をカバーできる物。アイテム数が多いから管理できなくなり、移動も遅くなってしまう。であればいくつかの役割を兼ねられるアイテムを選んで、荷物を減らせばいいというわけです!
今回は、普段軽装備で旅をしている筆者が荷物のスリム化に欠かせないグッズをご紹介。どれもコンパクトながら機能的なアイテムばかりなので、旅行や帰省の荷造りの参考にしてみてくださいね!
無印良品の吊り下げポーチ
まずは、無印良品店で売っている「ポリエステル 吊るして使える着脱ポーチ付ケース」。ベルトでくるっと留められる仕様で、収納状態のサイズは12×18×4.5cmとかなりコンパクトなんですが……
収納力抜群!真ん中のポーチは独立する
広げると、ご覧の通りの収納力! ポケットが3つありますが真ん中のみ脱着式で独立するようになっており、フックで吊るせるのが特徴です。
筆者の場合真ん中はシャンプー・リンス・ボディーソープ・洗顔料などを入れていて、その他のポケットにコンタクトの洗浄液や歯ブラシ・歯磨き粉などを入れています。
各ポケットはメッシュ仕様なので、水回りで使う物を入れても通気性が良く乾きやすいところも◎。これだけ持っておけば急な旅にもすぐ対応でき、いつでも友人の家にお泊りもできるので、まず旅には欠かせないポーチになっています。
✔吊るして使える着脱ポーチについて、詳しくはこちら!
EXPED SPLASH15
ちょっとしたバッグが欲しいシーンは、旅先でもありますよね。でもブ厚いカバンは嵩張る……そこで筆者が使っているのが、コンパクトに収納できるEXPEDのSPLASH15です。
本来の用途は登山のアタックザック(軽量バッグ)ですが、携行性の良さから最近はエコバッグにする人も増えているようですね。サイズは41×25×16cmで容量は15Lとわりと大きく、ストラップが付いているので背負うこともできます。
コンパクトにして、強度と防水性も高い!
携行性のほかに注目すべきは、防水機能と耐久性。手に取るととても薄い生地なのですが、70デニールのナイロン製で防水コーティングも施されていて、耐荷重5kgの耐水圧7000mmと見た目以上にタフ!
筆者は旅行の帰りにお土産を持って帰るときや、温泉に行ったときに洗濯したい物、濡れた手ぬぐいなどを入れておくのに使っています。
収納はクルクルッと丸めてコンパクトになり、重さもたったの100g。メインのバッグの中に忍ばせておけば、大雨になったときもここに濡れさせたくないアイテムを入れておけるので、万が一の備えとしていつも持っているアイテムです。
EXPED splash15
サイズ | 41×25×16cm |
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重量 | 100g |
容量 | 15L |
材質 | リサイクル70Dタフタナイロン、PUコーティング、フルシーム |
耐荷重 | 5kg |
耐水圧 | 7000mm |
モンベル シャミースジャケット
忍ばせる、薄手の防寒着。そのままパジャマにも!
防寒着は冬のマストアイテムですが、こと旅行となると荷物を膨らませるアイテムでもありますよね。最近ではコンパクトに収納できるダウンもありますが、筆者が愛用しているのは“ひとつで何役もこなせる”モンベルのシャミースジャケットです。
これの良いところは、かなり薄手なのにしっかり暖かい点。フリースという名がついていますが毛足は短くゴワゴワしないので、筆者は少し肌寒いときにインナーとアウターの間に重ね着して防寒着として使っています。
程よい厚みで何と言っても着ていてとても楽なので、そのままパジャマとして使ったりも。たたんでもかさばらず、小さめのバックパックに入れておいてもスペースを取らないのも良いんですよね。
また、ポリエステル素材なので洗濯後も日差しがあれば1時間程度で乾いてしまう使い勝手の良さも完璧。一着持っておけば、旅行や帰省で大活躍間違いなしです!
Anker PowerCore Fusion 5000
旅先や移動中に「スマホの充電がない!」というシーンはありがちですが、充電器とモバイルバッテリーどちらも持ち歩くとなると、それなりに嵩張りますよね。そこで筆者が選んでいるのは、両方がひとつになったAnker PowerCore Fusionです。
バッテリー本体とスマホが同時に充電できる!
こちらはコンセント内蔵型のモバイルバッテリーで、これ1つあればモバイルバッテリーとコンセントの2つを持っていく必要ナシというスグレモノ!
USB-Aポートは2つ搭載されていて、出力は合計で最大15W。2台同時に急速充電できるなど、数々の人気モバイルバッテリーを擁するAnkerのアイテムとあって性能もお墨付きです。
持ち運び時はモバイルバッテリーとして使用して、目的地に着いたらそのままコンセントにつないで本体とスマホを同時に充電。
ちなみに本体の大きさはクレジットカードとほぼ同じとこれまた移動に問題ないサイズ感なので、旅行や帰省のタイミングはもちろん、常日頃から充電器まわりをスリム化したい方にもおすすめですよ!
Anker PowerCore Fusion 5000
サイズ | 約72×70×31mm |
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重量 | 約189g |
入力 | 【AC使用時】100-240V=0.5A 【Micro USB使用時】5V=2.1A |
出力 | 【AC使用時】5V=2.1A (各ポート最大2.1A) 【モバイルバッテリー使用時】5V=3A (各ポート最大3A) |
ミニマライズギアーズの手ぬぐい
旅先で何かと出番の多いタオルですが、筆者は手ぬぐいを愛用しています。普通のフェイスタオルに比べて圧倒的にかさばらないのはもちろんのこと、最大のメリットは乾くスピードがめちゃめちゃ早いこと!
嵩張らない・乾きが早い・代用グッズにもなる
旅行や帰省先で滞在日数がそう多くない場合、乾きやすさも結構重要なポイントですよね。厚手のタオルだと乾きにくいですが、手ぬぐいはすぐ乾く! その分匂いにくいのも快適なんです。
おすすめは、じつは筆者プロデュースの「LONG TRAIL」。一般的な手ぬぐいより大きめで、本来の使い方はもちろんですがランチョンマット代わりにしたり首元がちょっと寒いときに巻いたりと、旅の色々なシーンで活躍するアイテムです!
Gumの旅行歯ブラシ
歯ブラシって、柄が長い物が多いですよね。そうなると何気にパッキングしにくいアイテムなので、筆者は折りたたみ式の歯ブラシを使っています。
コンパクトに収納できる歯ブラシは色々試してみましたが、使い心地の良い物がなかなか見つからず……。ようやくたどり着いた納得のアイテムが、このGumの歯ブラシです。
ケースも兼ねている持ち手が、スリム化に貢献!
コンパクトに持ち歩ける理由は、三つ折りにできる点。また、本体とケースが一体化しているのもポイントで、パタンとたたんだ状態でケースに入っちゃう! スリム化できるうえ衛生面もしっかり考えられているアイテムなんです。
これが先程紹介した吊り下げポーチに収納するのにちょうど良く、折りたたんだ状態でも通気孔があるのでドライに保つことができるので安心です。
Gum 抗菌毛 柔らかい毛#153
ULグッズの導入で、スイスイ楽々移動しよう!
アイテム数が少ないと頭の中で整理する負担も減るので、準備や移動中はもちろん片付けまで楽になるのも良いんですよね。ポイントは、今回ご紹介したような“兼用できる物”を意識的に選ぶこと。旅行をより楽しくするために、自分なりの効率的なパッキングを目指しましょう!