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今狩猟がアツい!?猟師にしか分からない美味しい鳥ランキング | 2ページ目

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ホントの美味しい鳥ランキング

実はその昔、日本人は、もっと美味い鳥を食べていたんじゃないかなと私は思うんです。獲っていけない鳥も含めた、ホントの美味しい鳥ランキングはどうなるんでしょうか。私が考えるに1位は鶴。そして2番は白鳥。3位にガンがランクインすると思うんです。今じゃあ絶対手を出しちゃ駄目ですよ?(笑)。

時は遡って、織田信長の時代。茶会とか茶の湯の世界で、懐石料理が出たんです。当然信長あたりだったら最高のモノを食べていますよね。その最高のお肉っていうのは鶴だったんですね。小さく切ったのか、肉団子かなんかにしたのかわかりませんが、お吸い物に入れていたらしいんですよ。

それにガンっていうのも、きっと美味いんでしょう。がんもどきっていうのがあるくらいですから。明治時代まで、鳥は獲ってはいけないという風潮があったそうです。だから、何かで食べちゃった人が味を忘れられなくて、がんもどきを作って食べていた。そういう噂もあります。

カモは意外に4位だった

話は戻って、ホントの美味しい鳥ランキングの4位に、やっと狩猟鳥であるカモが入ってくるんですね。

上位三つが狩猟鳥になっていないのは、かつて食べる為に獲られて、数が激減したからかもしれません。カモは割合繁殖力が強いんです。獲っても獲っても減らない。それは何故かっていうと、渡り鳥だから。ロシアとか中国とかで生まれて繁殖して、冬に日本へ来るわけですよ。当然海を渡ってくるんですから、養殖のカモとは違って筋肉隆々です。そして日本に着いたら餌をモリモリ食べて、しばらく休息して、体力も回復しているんでしょう。

12月いっぱいくらいに一番うまい時期を迎えるんです。我々はクリスマス頃にカモ撃ちに行って、高級なカモ料理でクリスマスパーティーに華を添えるんですよ。

ハンターの減少

ハンターのなり手が少ない原因に、きっかけがないっていうのと、大変そうだというのがありますよね。ライセンス取得までの道が厳しいのはしょうがないですが、一日中山の中をかき分けてとか、そんな話を聞くと始める前に「大変そうだから止めた」ってなる。ハンティングを普及させるにはある程度獲れないとダメなんです。逆に、行くと確実に獲れるってなれば面白いんですよ。

小澤さんと鳥屋猟

BERETTA AL391小澤さんが鳥屋に持っていくのは、銃はBERETTAのAL391。イタリアの銃器具メーカーBERETTAの自動銃は、連射(3発)しても銃身が跳ねないので愛用しているそう。

一緒に猟に行くのは当店で銃をお買い上げになったお客様。これは鉄砲を買った後のアフターサービスでもあるんです。鉄砲を買ったはいいけど使い道がないんじゃ困る。その後をいかに楽しくするかなんです。
狩猟 獲物を狙う

行きつけの利根川の鳥屋で、狙いを定める小澤さん。「あの辺は水郷地帯ですから稲作が盛ん。良いコメを食べているカモってやっぱり美味しいんですよ」

湖で泳ぐカモどうやらカモの渡りのルート上にあるらしく、利根川で一番獲れるという行きつけの鳥屋。どこでも同じように見えて、50センチ場所が違っても成果が違うという。

私がオススメしている猟で鳥屋猟という猟があるんです。簡単に言うと、カモに見つからないように葦で隠した小さな小屋(鳥屋)に待機して、やってきたカモを撃つ猟。これが銃猟の中で一番楽ちんです。なにせ歩くことありませんから。ストーブにあたって待ってるだけ。しかも囮のカモとデコイが仕掛けてあるので、仲間がいるぞって釣られて来るんですよ。だから鳥屋猟で一羽も獲れない日はまずないですよ。

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