アウトドアマン・写風人さんが送る“南信州の森暮らし”
長野県・駒ヶ根市に居を構える写風人さん。アウトドアと密接な日々の暮らしを綴ります。
写風人
1955年生まれ。GRIP SWANYオフィシャルカメラマン。FIRESIDE薪ストーブエッセイ著作家。2019年より南信州に移住し、薪ストーブを中心とした火のある生活を愉しんでいる。Instagramのアカウントは@syahoo_jin
森暮らしにも「タフまるJr.」
料理の熱源は焚き火や炭火が圧倒的に多いですが、時間がない時や一人の時にはタフまるJr.をサッと取り出し料理します。何より手軽な所がお気に入りです。
タフまるJr.は従来のタフまるよりも60%コンパクトで、耐荷重10kgというからダッチオーヴン好きな自分には頼もしいコンロです。
タフまるJr.と「コーヒーセット」
今シーズンの薪割りが一段落したので、デッキで軽くコーヒーでも。持ち運びにはスノーピーク「シェルフコンテナ25」。
半分のスペースにタフまるJr.が収まり、残り半分にはガスとコーヒー器具一式が丁度いい具合に収まります。
ミニ五徳は必須
五徳は小さめのケトルだと若干不安があるので、パール金属のミニ五徳をセット。このミニ五徳はいろんなコンロやキッチンでも使えるので重宝しています。
タフまるJr.の火力は最大2,000kcal/hと、このサイズでは十分。しかもダブル風防なので風の影響はそれほど感じたことはありません。
周辺のコーヒーアイテム
かんたんにコーヒーアイテムの紹介もしていきましょう。
コーヒー豆の袋を閉じるために使っているクリップは「KIKKERLAND(キッカーランド)」という雑貨ブランドのアイテム。3種のクリップがセットのブラスクリップセットにはメジャー付きのクリップも含まれています。
ポータブルミルはPORLEX(ポーレックス)のコーヒーミル。コーヒーミルといえばの定番です。
今では類似品が多く出回っていますが、それ以前に購入したもので長く愛用していますが挽き心地は衰えません。
ケトルはGSIのコーヒーポット3CUP(容量0.7L)。ソロでは丁度良いサイズなので焚き火でもガスでも出番の多いケトルです。
ケトルのままでは上手くドリップ出来ないので、ジオン軍の小型ドリップケトルへお湯を移します。
最後にこちらはキッカーランドの「ブラスコラプシブルコーヒードリッパー」。ワイヤーに関節が仕込まれているので、広げたり絞ったりと様々な形に変形できます。
もちろん薄く折りたたむこともできるので、嵩張りません。
シェルコンには天板もあると便利
シェルフコンテナの天板は、GRIPSWANYとWANTKEY CAMPのコラボBOXTOP25。こちらはGRIPSWANY MEETIMG Vol.2での抽選販売アイテムなので残念ながら市販はされていません。
愛用している3つの調理器具
ここからは愛用している調理器具を3つご紹介します。
愛用品その1. 「ジンギスカン鍋」
まずご紹介するのがジンギスカン鍋22cm。タフまるJr.にピッタリサイズです。
タフまるJr.の出番が多いと言えばやはり焼肉料理。屋外なら油が飛んでも気にならないし、部屋に匂いが立ちこめるのも嫌ですからね。
南信州飯田市では北海道に次ぐジンギスカン大国。私の住む駒ヶ根市のスーパーでもラムやマトンだけでなく、ぶたじん・とりじん・ししじんなど色々な肉のジンギスが味わえます。
愛用品その2. タナカセイサクショ「縞鋼板グリドル」
次は縞鋼板で作られたグリドル。長野県塩尻市にあるタナカセイサクショさんの作品。現場の足場に使われる縞鋼板を主役としたインテリア生活雑貨を製作されています。
2.3mm厚なので蓄熱製もあり、縞鋼板のデコボコが適度に油を落としてくれるので、ステーキも美味しく焼けますよ。
愛用品その3. ファイヤーサイド「コッパーシェラカップ500」
最後にファイヤーサイドのコッパーシェラカップ500。3サイズの中で最も大きく、500mlの容量があるので手頃な料理が楽しめます。
今回はエビオイルがベースの「tebiソース」で簡単アヒージョ。tebiソースとは、アシモクラフツ・海老乃家・フォレスターズカフェの3ブランドによって生まれた万能調味料。
エビの風味が絶品、常温保存なのでキャンプにもピッタリです。
ファイヤーサイド コッパーシェラカップ500
手軽なアウトドアにはおすすめ!
普段アウトドアでガスを使うことはないので、もともとガス器具はあまり興味ありませんでした。しかしなるほど使ってみるとこの手軽さは癖になりますね。
これから休みの日のランチは出番が増えそうです。