都心からアクセス良好！駅徒歩5分で直火もできる「氷川キャンプ場」【ソロキャンパー駅近キャンプ場レポ#2】（2ページ目）

テント設営の注意点：河原は基本的に石だらけ

ペグは頑丈なものがおすすめ

プラスチックや細いアルミのピンペグは効きにくいです。堅牢な鍛造・鋳造ペグ、チタン合金ペグを持参したほうがいいでしょう。

ペグを石で押さえるテク

ペグが途中までしか刺さらない場所は、大きめの石を転がしてきて、ペグが動かないように押さえました。ロープを直接重めの石に結びつけてもいいでしょう。

コットがあると寝心地◎

サイトはゴツゴツした石なので、サーマレストの軽量コットを持参しました。寝心地を考えると、コットかエアマット、インフレーターマットがおすすめ。

荷物が増えるのが心配なら、レンタル品目のなかにはコットもあるので、予約して借りてしまうのも手です。

直火で焚き火ができる！

氷川キャンプ場は、珍しく直火の焚き火が可能です。筆者も石のかまどを作り火を焚き、おつまみを炙り、熱燗の地酒を楽しみました。

日が暮れると、キャンパーの灯す焚き火の炎が河原のあちこちで静かに揺らめき、とても幻想的です。

焚き火台使用のときと同様、周りのテントや風向きに注意し、防火用の水を用意してください。長時間サイトを離れるときや休む前には完全に消火していることを確認しましょう。

奥多摩の恵みを食す「カフェ クアラ」

軽食・食材販売とキャンプ用品レンタル

管理棟の斜め向かいにある「カフェ クアラ」では、イートインコーナーのほか、食材の販売とキャンプ用品のレンタルを行っています。

キャンプ道具をレンタル

キャンプ道具レンタルを利用し、徒歩ソロのハードルを下げるのも手です。筆者はタープとクーラーボックスをレンタルしました。

食材セットもおすすめ

地元産「秋川牛ソロステーキ」の食材セットを頼みました。スキレット入りで、付け合わせの野菜と調味料付き。焼くだけだからとても簡単です。

イートインメニューも充実！

幻の芋カレーと鹿肉カツを堪能

チェックアウト後、帰る前にカフェで昼食にしました。奥多摩にしかない幻の「治助芋」を使った野菜カレーには、鹿肉ジビエカツをトッピング。

奥多摩駅前で醸造されている地ビール「VERTERE（バテレ）」も注文できます。クルマ移動ではこうはいきませんね。

奥多摩のユズを使ったスイーツを販売

設営・撤収で身体を使い、ちょっと甘いものが欲しい……。カフェでは、地域特産のユズの香り高い自家製シフォンケーキ、焼きたてのパン、お土産の柚子胡椒も手に入ります。

キャンプ場周辺の商店・施設案内

全てキャンプ場から徒歩圏内！　周辺散策も楽しめるのが氷川キャンプ場の魅力のひとつです。

みすず堂菓子店

奥多摩駅を出て左折したすぐ先、道路右側です。キャンプに必要な調味料、米、カップ麺、おにぎり、酒類、特産のわさび漬けを販売。熊よけの鈴の取り扱いもあります。

本橋青果店

「奥多摩駅入口」交差点の角にある八百屋さんです。野菜・果物の買い出しはここで。

まるにや肉店

出典：こいたま

「奥多摩駅入口」交差点そば。揚げたてのコロッケが人気の精肉店。BBQ用の肉セットは電話にてお問い合わせいただくと確実です。

串焼きとお弁当「奥多摩の台所」

奥多摩駅からキャンプ場に向かってすぐ。お弁当、お惣菜、串焼き、スイーツなどを販売。

タイムズマート 佐藤商店

出典：佐藤商店

キャンプ場から徒歩約10分のコンビニです。食料品、地酒「澤乃井」各種、生ビール、お弁当、日用品を販売。

奥多摩ビジターセンター

「奥多摩駅入口」交差点の角。キャンプ場周辺のトレッキング情報、野生動物の出没情報が手に入ります。

徒歩キャンプの醍醐味！駅前でもお酒が飲める

小規模ビール醸造所「VERTERE（バテレ）」

奥多摩駅の正面にある地ビール醸造所。道に面した販売店と、店舗裏にはテラス20席、店内30席のカフェがあります。

出典：イマ×タマ

安全で楽しいキャンプのために

野生動物に注意！

早朝はサイトにカラスが出没

人の気配の少ない早朝、BBQの跡を狙ってカラスが残り物を漁りにきます。生ゴミや食材はきちんと片付けるようにしてください。

猛獣・熊に出会わないよう対策を

最近あちこちで増えている、熊との遭遇。キャンプ場周辺を散策するときは、鈴などを身につけましょう。

キャンプ場内は音楽・楽器禁止

氷川キャンプ場は音の出るものを禁止しています。そよ風やせせらぎ、自然の音を楽しんでください。

ゆたかに心を満たす、癒しの駅近キャンプ場

輝く陽光、緑の匂い。清冽な流れに囲まれて、イガイガした気分も青空の彼方へと消えていきます。昔の人は、「浩然の気を養う（こうぜんのきをやしなう）」として、旅先の自然に身を置き、心身を癒したといいます。

東京から2時間半でたどり着く絶好の隠れ家へ、心を満たしに行きませんか。重たい荷物を担いで歩く徒歩ソロキャンプ、駅から5分の近さなら、ハードルもかなり低いですよ！

氷川キャンプ場 予約はこちら
氷川キャンプ場 公式サイト

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