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HOKA 「ANACAPA 2 LOW GTX」

ゴアテックス搭載の一級シューズ、HOKA 「ANACAPA 2」がまた進化したぞ!【着用レビュー】

いまやアウトドアなライフスタイルを送る人の足元には欠かすことのできないブランドとなった「HOKA(ホカ)」

中でもハイパフォーマンスモデルは人気を誇りますが、デビュー時から好評を得ていたアナカパゴアテックスを採用した高機能モデルのひとつです。

そんな人気モデルが今季アップデートされアナカパ 2へと進化。これはレビューするしかないぞ、ということで緊急レビューを実施! できたてホカホカの一足だけに、是非、購入や履き方のヒントにしてみてください。

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目次

超環境配慮型高機能シューズへ進化

HOKA 「ANACAPA 2」
HOKA 「ANACAPA 2 LOW GTX」

もともとアナカパは「週末のアウトドアライフを充実させるデイハイカーシューズ」というコンセプトのもと誕生しました。

ゴアテックスを採用した高機能シューズであり、また発売当初からサスティナブルも謳っており、今回のアップデートでは機能エコ、その両面にさらに磨きがかかった印象です。

モデルより増した重厚感

HOKA 「ANACAPA 2」
HOKA 「ANACAPA 2」
HOKA 「ANACAPA 2」
HOKA 「ANACAPA 2」
HOKA 「ANACAPA 2」

箱の中に丁寧に梱包されたシューズを手に取り、まず驚いたのがガッチリとした重厚感ある作りでした。

前モデルは軽量というイメージの強いシューズだっただけに、初っ端からイメージと違う! 調べてみた所、前モデルが片足397g(27cm)だったのに対し、新モデルは片足435g(28cm)。少し重量がアップしています。

しかしネガティブな印象はなく、これはこれでいい意味で期待を裏切られたというか、重厚感は堅牢さとともにラグジュアリーな印象を残し、俄然履いてみたいという気持ちが強まりました。

各部位で素材を変更

HOKA 「ANACAPA 2」

全体的なデザインに関しても、細かく意匠変更された 「ANACAPA 2 LOW GTX(アナカパ 2 ロー GTX)」。どこが変わっているのか少し詳しくみてみます。

HOKA 「ANACAPA 2」

まずアッパーに関しては、撥水ヌバックレザーはそのままに、全体的にメッシュ素材を多用していることがわかります。

こちらのメッシュにはリサイクル糸が採用されており、よりエコに。また金属製のアイレットステイ(ハトメ飾り)と耐摩耗性に優れたトゥーキャップで仕上げることで堅牢さが増しています。

HOKA 「ANACAPA 2」

全モデルから大きく変わったところが、ヒールの形状含めたミッドソールの仕様。

前モデルまでは大きく迫り出していた拡張ヒールのボリュームはやや抑えられ、かかと部分のアッパーも高さのあるデザインに変更。また30%サトウキビ由来のEVAミッドソールが使われており、こちらでもサスティナブルへの意識が伺えます。

HOKA 「ANACAPA 2」

アウトソールは前モデル同様にヴィブラム社のメガグリップが採用。形状やパターンもそのまま踏襲されています。

HOKA 「ANACAPA 2」

インソールにはモデル名である「ANACAPA 2」の文字がプリントされており、唯一無二な仕上がりを見せます。

HOKA 「ANACAPA 2」

また「ゴアテックスインビシブルフィット」という環境に配慮された防水素材がアッパーに直接接着されており、それによって軽く柔らかいプロテクションが実現されたのも今回のアップデートの大きな変更点ではないでしょうか。

HOKA公式サイトはこちら

HOKA   アナカパ 2 ロー GTX メンズ

サイズアウトソール最大幅:約11cm
アウトソール全長:約31cm
※US8インチ計測
重量約384.5g(US8インチ片足計測)
素材アッパー:ヌバックレザー/合成繊維
ソール:ラバー

実際に着用し、オフロードへ

HOKA 「ANACAPA 2」

ハイクシューズはフィッティングが強く、脱ぎ履きに苦労するというイメージでしたが、今回の「アナカパ 2 ロー GTX」は前述の通りかかとのデザインが高めに設定されており、そのおかげか足入れはすんなりスムーズ。上の画像のようにヒールループを使うと、よりラクに履くことができます。

HOKA 「ANACAPA 2」

シュータンのレザー部分に刻印されたブランド名とモデル名が履くときにチラリとのぞき、気持ちが昂ります。

HOKA 「ANACAPA 2」

着用モデルは「デューン×オックスフォードタン」というアースカラーを基調とした落ち着いたカラーリングで、着る服を選ばず合わせられるのも好印象。

履いたときのボリューム感がまた程よくて、ファッションピースとして普段履きにも使いたいと思える一足です。

悪路もグングン進む、抜群の歩行性能

HOKA 「ANACAPA 2」

いままでの経験から、ゴアテックスを採用したモデルは硬く、爪先の曲がりに追従しないというイメージがありました。しかし、アナカパ 2 ロー GTXはメッシュゴアテックスインビシブルフィットとのコンビネーションが非常に柔軟で、足の動きに合わせてフィット感も常に安定

またメガグリップとの相性もよく地面を掴むような感覚のなか、悪路をものともせず進むことができます。

HOKA 「ANACAPA 2」
HOKA 「ANACAPA 2」

柔軟だけどホールド感もしっかりと持ち合わせており、安定した履き心地は一瞬でトリコになるレベル。履いた瞬間から信頼度が高く、大きな障害物も躊躇なく乗り越えることができました。

一点、危惧するとしたら足の形状に馴染むまでの期間でしょうか。オーソドックスな日本人の足には少し細身に感じられる作りのため、長時間の山行の前に街履きやライトハイクなどで馴染ませた方が安心感は高まりそうです。

選べるデザインとカラーリング

画像左からメンズ「ブラック」、レディース「メテオ/コズミック スカイ」、メンズ「オリーブ ヘイズ / マーキュリー」

カラバリも豊富で、共通カラーであるブラックの他、男女それぞれに2色ずつラインナップされています。メンズはどこかミリタリー色の強いカラーリングで、ファッション性も申し分なし。

一方で、レディースもエッジの効いたカラーが展開されており、個性を演出したい人にももってこいです。

「アナカパ 2 ロー GTX レディース」の詳細はこちら

ANACAPA 2 MID GTX(画像すべてメンズ)

さらに安定感が高まるミッドカットタイプの展開もあります。

こちらのカラバリはローカットモデルと同じく男女共通でブラックがある他、レディースがプラス1色、メンズがプラス2色というラインナップとなっています。ローとミッド、どちらを選ぶか非常に悩ましいですね!

ミッドカットタイプ(メンズ)はこちら
ミッドカットタイプ(レディース)はこちら

HOKA アナカパ 2 ミッド GTX メンズ

サイズ25.0〜29.0cm、30.0cm
※メーカーサイズ参照

こんなの“他”にない!が詰まった一足

「どんな山でも、軽快に」というコンセプトのもとアップデートされたアナカパシリーズ。重厚感が増しラグジュアリーに仕上がったにも関わらず、従来のモデル同等かもしくはそれ以上に軽快に履けるディテールがたくさん詰まっています。

これは山で履くだけではもったいない! なんて人はファッションへの流用も◎。つまりはどのスタイルにも全振りできちゃう、そんな一足が、他にはないけどHOKAにありました。

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