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連載企画:『コレがなきゃ始まらない!私的キャンプの逸品』みなくちなほこさん編(2ページ目)

焼き栗

鉄のどこがそんなに好きなのか聞いてみると、「扱いにくいところ」と即答。「でもね、1回仲良くなっちゃえば、あとはもうずっと仲良くしていられる!」。

そんな鉄大好きなみなくちさんが現在、愛してやまないのが、香川県の鉄作家・槙塚登さんの作品。キャンプ必携道具1点目は、槙塚さん作のフライパンを挙げてくれました。

槙塚 登氏のフライパン

「このフライパンは一つひとつ手作りされているもの。1枚の鉄の板から叩き出して作ってるから、柄の部分につなぎがないでしょう?この細身の柄もそうなんだけど、このフライパンのフォルムが好き。薄くてちょっといびつなところが、ザ・手作りで“自分用!”って感じになる」とみなくちさん。

槙塚 登氏のフライパン 目玉焼き

そしてもう一つ、気に入っているのがその大きさ。「直径30cmの大きめサイズなんだけどポンッと持てる軽さ。スキレットの30cmじゃ重くてこうはいかないからね。キャンプの時はそのままトートバッグに入れて持って行ってる。柄が長いからそのまま焚き火に突っ込んでもOKだし、調理してそのままテーブルに出してもカッコいい。あ、炭を運ぶのにも使ってる!」

槙塚 登氏のフライパン

普通のフライパンよりも厚みがあり、深さもあるので、目玉焼きから炒め物、ちょっとした汁物まで作ることができ、クッカーとしても器としても大活躍。

「このフライパンの空気感も好き。まっきー(槙塚さん)の人柄も見出せるし、鉄なのに威張ってないのよ、この鉄は(笑)」と大絶賛。どこか気になる点は?と聞くと、「うーん、ないかな。あったとしても手作りだから許す!(笑)」

必携キャンプ道具その2 アツボウグの鍋つかみ

アツボウグの鍋つかみ

「アツボウグ」とは日本を始めアメリカやフランスなどで特許を取得している日本製の繊維製品のことで、耐熱性・耐寒性・耐切創性などかなり優れているのが特徴です。

アツボウグの鍋つかみ

「この鍋つかみはアツボウグという燃えない繊維で作られたもの。昨年、中川政七商店で見つけて『超かわいい!!』と思ったんだけど、値段がかわいくない(笑)。1年ほど悩んでやっと購入しました(笑)」。

気になるお値段は片手で7000円ほど。「高いけど特許取得の実力はある!かわいいだけじゃない、本気の鍋つかみです」。

アツボウグの鍋つかみ

みなくちさんがかわいいと思ったのは、その形。指部分が第一関節ほどまでしかないユニークなデザインです。

「すべて指があるタイプだと指を通すのに時間がかかるでしょう。だからといってミトンの袋状は使いづらい。この鍋つかみなら手にはめてすぐに使うことができるし、このちょっとの指先が意外に小回りがきくのよ」。

アツボウグの鍋つかみ

もちろん耐熱性は特許取得のお墨付き。熱した鉄鍋を持っても大丈夫。適度に厚みがあるけれど革グローブのようにゴツくない、むしろかわいい、みなくちさんのお気に入りの逸品です。

「この鍋つかみは鉄好きの必需品。かわいいだけじゃなく、きちんと働いてくれる。もう1つ買って両手仕様にしたいけど値段がねー。でも買うかな。使ってみて買った甲斐はあったし、私、特許に弱いのよ(笑)」

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