2|幸せの香り!「焼きシナモン林檎」
次は、林檎を使って「焼きシナモン林檎」を作ります。初めて「焼きシナモン林檎」を焚き火で作る上に、筒を使って作るのは更に未知の世界です。ドキドキ。
用意するもの
林檎1個、シナモンパウダー(適量)、砂糖(適量)
下準備
厚めの薄切りにした林檎に、シナモンパウダーをかけます。
続いて、砂糖(我が家では甜菜糖)をふりかけます。
軽く混ぜて、筒に入れます。ちょうど林檎1個分が全部入りました。
8分加熱してみた
火の中に投げ入れて8分
待ちます。火加減が探り探り。
筆者は日頃、子どもたちと慌ただしく食事を済ませてしまうことが多いので、こうしてゆったりと火を囲みながら、旬の味を頂く時間が貴重で心安らぎます。
こちらも4分くらいで一度コロコロ本体を動かしてみました。
8分のタイマーが鳴ったところでピックアップ。蓋を開ける前から、秋風に乗ってアップルパイのような甘い香りが漂ってきます。中から煙が出ているので、落ち着くまで熱を冷ましましょう。
出来上がりは?
何かが焦げ付いて蓋が開けにくいと思ったら、林檎と解けた砂糖が焦げてこびりついていました。焦げたーーーー! とショックを受けていたのですが、
奥の方は、どうやら無事のようです。ほっ。
お皿に取り出して頂きます。ところどころ焦げていて苦味があるものの、シナモンが林檎にマッチして爽やかで美味しいスイーツの出来上がり! これなら罪悪感なくデザートタイムを楽しめます。
もう少し火力を弱めにするか、8分ではなく5分くらいでもよかったかも。砂糖をかけていたため、やはりアルミホイルを巻いておけばよかったか……と反省する時間すら楽しい。
ポイっと火の中に投げ入れて、子どもと一緒に「うまくできたかな」と待つ時間も満喫できました。新しい焚き火の楽しみ方発見!
公式動画も参考にどうぞ
DCMのYouTubeチャンネルを見てみると、とうもろこし、おにぎりなど様々な食材の投げ込み調理にチャレンジしている様子が!
筆者も次は、焼きおにぎりにチャレンジしたいと思います。
使ってみてわかったこと
火加減が難しいが、それすらも楽しみのひとつになる
初めて使ってみた感想として、火力と時間の調節が難しかったです。どのくらいの火力で、何分間火の中に入れるのが良いのか、探り探りでした。でもこの点は、火を囲み試行錯誤しながら、少し焦げも楽しむくらいが醍醐味と筆者は感じます。
あと筆者は筒を洗っているときに、縁で手を少し切ってしまいました。洗う際にはゴム手袋をつけるか、縁に気をつけながら扱うといいでしょう。
焚き火のお供に最高のアイテム
寒くなる季節に体も心も温める焚き火。そんな焚き火時間に美味しさをプラスしてくれる「投げ込み調理器」。ポンっと食材を筒に入れて、ポンっと筒を火の中に投げ入れるだけの手軽さは、手がかじかむ季節にピッタリ。
お野菜はもちろんのこと、冷凍・冷凍のピザパンを入れてみたり、色んなアレンジが楽しめそうです。1本千円ちょっとなので、家族や友人と1人1本揃えても無理のないアイテム。読者の皆さんは、何をポイっとしてみたいですか?
DCM 投げ込み調理器
サイズ | 約直径8.3×幅20cm |
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材質 | 本体:鉄(アルミ亜鉛メッキ)、取っ手:鉄(クロムメッキ) |