5分経過
サーモス の「まほうびん食器」は、5分経つとスタート温度から16.4度さがっていました。でも、66.3度とまだスープは温かく、美味しく頂けます。
ステンレスの器は、18.7度下がっていました。サーモスのお椀よりもわずかに冷めるスピードが速いです。
10分経過
サーモスの「まほうびん食器」は、10分経つとスタート温度から23.5度下降。
自動販売機の「あったか~い」ホットドリンクは、55度前後が基準とされています(メーカーによって誤差あり)。59.2度なら、まだ「あったか~い」として味わえる範囲内です。
ステンレスの器は、35.1度下がっています。冷めるスピードの幅がだいぶ広がってきました。ステンレスの器のスープは、もうホットとは言えないレベルにまで冷めてしまっています。
20分経過
サーモスの「まほうびん食器」は、スタート時から37.3度下がり45.4度になりました。まだギリギリぬるいですが、さすがに20分経過すると、温かい食べ物・飲み物としては楽しみにくい温度です。
ステンレスの器は、48.4度下がり、32.0度に。サーモスの食器に比べ、同じ放置時間でも約11度の差が出るという実証結果が出ました。
※外気温などの使用環境によって結果は変わります
今回の結果をグラフにするとこんな感じ。「まほうびん食器」は、温度の下がり幅がなだらかです。
とはいえ、「まほうびんの携帯ボトル」のように蓋のあるデザインではなく、間口の大きいお椀なので20分置いたらある程度冷めるのは仕方ないところ。冷めにくいだけで御の字です。
通販サイトのレビューでは「席を立つ際に蓋代わりに“シリコンの蓋”を被せておくと保温性がより維持される」とのアイデアも! 筆者も今度実践してみようと思います。
今回、同じスープを入れたときにステンレスの器は熱すぎて片手で持てないのに、サーモスの「まほうびん食器」はちっとも温度を感じることなく持てるという違いが、実証して体感した中で一番のメリットに感じました。
外側はひんやりとしているのに、中身はちゃんと温かい! 今回は屋外で使用したのもあって、この温度の下がり幅でしたが、室内で使用する分にはもっと長い時間熱々を楽しめるのではないでしょうか。
お椀以外にも展開アリ!
出典:サーモス
その実力を見せつけてくれたサーモスの「まほうびん食器」。筆者が持っているのは、お椀タイプの400mlサイズですが、300mlタイプもあります。
また「ごはん茶碗」として、250mlと350mlもラインナップ。この他真空断熱のステンレスを採用したプレートやボウルもあるので、用途や子ども用か大人用かに分けて購入しても良いですね。
メリットを実感できる器でした!
温かいものを温かい状態で頂く……そんな、当たり前のようで、なかなか実現が難しかった秋冬キャンプでの悩みを解決してくれるサーモスの「まほうびん食器」。
落としても割れない、外側は熱くなりにくいとメリットの多いアイテムでした。筆者は、サイズ違いで揃えたくなっています。
サーモスのカップに、お椀に、プレートに……秋冬キャンプがまた楽しみになってきました!
サーモス まほうびん食器 お椀 JDO-400
容量 | 400ml |
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直径 | 約11.5cm |
サイズ | 約11.5×11.5×7cm |
本体重量 | 約0.2kg |
カラー展開 | アカチャ、ウスチャ、クロ |