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一軍入り決定!メスティンにも入る「アングルマスターMS」が、焚き火・調理シーンで万能すぎた

焚き火や調理の際にあると便利なトング。でもトングって長尺のものが多く、収納や積載の邪魔になりがち……。

そんな不満を解消してくれつつ、機能性も抜群でギミックに心を奪われたコニファーコーンの「アングルマスターMS」をご紹介!

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目次

質感もイケてる、所有欲をそそるトング

手に持ったアングルマスターMS

筆者が入手したトングがこちら。コニファーコーンの「アングルマスターMS」。

製品名のMSは、『金属の塊(Metal Solid)』の頭文字となっており、デザインする上でメタルの質感を前面に出した無骨な感じをイメージしたそうです。

確かにこのギア感強めな見た目……良い!

しかも、超コンパクトに収納できる

出典:conifer cone  写真は、前作モデル「アングルマスター」。こちらは持ち手部分が木製仕様

じつはコレ、以前“ポケットサイズに収納できるトング”として話題をさらった、同ブランドの「アングルマスター」最新作。

最新作もご覧の通り使用時の長さ26cmながら、収納時には長さ14cmとコンパクトに! 

しかも、ワンランク上のフォールディングトングという位置付けとなっており、何やらパワーアップしている模様。

一体どんな機能がプラスされたのでしょうか? 違いも踏まえて、その魅力をご紹介します。

コニファーコーン アングルマスターMS

サイズ(使用時)長さ:260mm 幅:60mm 高さ:20mm
(収納時)長さ:140mm 幅:20mm 高さ:20mm
重さ104g
素材ステンレス 

「アングルマスターMS」の4つのポイント

1|サビにくいオールステンレス製

手に持ったアングルマスターMS

「アングルマスターMS」は、オールステンレス製でメンテナンスしやすい仕様に!

前作の「アングルマスター」は、ご覧の通り持ち手が木製。衛生面で考えるとオールステンレスの方が清潔に使うことができそうです。

前作は、持ち手が木製なことで熱による影響が緩和されることもあるので、使う用途や状況、デザインによっても好みが分かれそう。用途を分けて2個もちもアリかもしれません。

コニファーコーン アングルマスター

サイズ(使用時)長さ:235mm  高さ:16mm
(折畳み時)長さ:135mm  高さ:16mm
重さ80g
素材本体:ステンレス グリップ部:ヒノキ

2|二段階で角度をキープできるロック機構

アングルマスターMSのロック機構

「アングルマスターMS」では、前作にはなかった角度をキープできるロック機構が搭載されました。

  • アングルマスターMSのロック機構
  • アングルマスターMSのロック機構

角度はご覧の2パターン。ストレートはもちろん、角度付きはモノを掴みやすい絶妙な角度に設計されています。

前作は“無段階で調整できる”というメリットもありましたが、重いものを掴んだりすると途中で先端がずれてしまうことも。「固定できたらといいな」思っていた愛用者の方には、嬉しい機能が追加されています。

3|ガチッと掴める先端のデザイン

先端のギザギザな形状も使い勝手を向上しているポイント! 

炭を持ったアングルマスターMS

とても食いつきのいいものになっていて、太さのある炭を掴んでもグラつくことはありません。生ハムなど薄くて柔らかいものから大小問わずガチっと掴めます。

4|コンパクトさを追求したホールド機構

トング先端を折りたたんだアングルマスターMS

トング先端を折りたたんで収納できる点は前作と変わらず、これだけでもトングとしてはかなりコンパクトになります。

さらに最新作の「アングルマスターMS」では、ここからもう一段階コンパクトに! 折りたたんだ状態で爪を引っ掛けることでハンドルもきちんと閉じられるようになりました。これのおかげで幅をとらず、よりコンパクトで収納性も抜群に!

さらにすごい点は、両手を使うことなく片手で簡単にホールドできるので、操作性もバッチリ。トングとして使用しているときは爪が入らない構造になっているので間違ってホールドされることもありません。

開閉ギミックを動画でチェック!

2段階のロック機構のカチッとハマるロック具合や、片手で操作できるホールド機構なども写真では分かりづらいポイントなので動画でチェックしてみてください!

使用上の注意点として、角度変更の際には内側のロック板を押し込みながら先端を回転させてくださいね。

実際に使ってわかった、4つの良い点

1|メスティンにも入る収納性

メスティンに入ったアングルマスターMS

収納サイズは、14×2×2cmとコンパクト。メスティンにも収納できるサイズなので、荷物を減らしたい方やバックパックでキャンプに行くような方には嬉しいアイテムです。

2|ガチッと摘める

肉を摘んだアングルマスターMS

料理用トングとしても大活躍! 先端のギザギザ形状がお肉をしっかりと掴んでくれるので思い通りに扱うことができました。

網や鉄板にくっついても簡単に剥がすことができましたし、滑って落としそうになることもありませんでした。

3|テーブルに置くときにも衛生的

何より便利なのが斜めにしたこの形状。逆さにすると先端が汚れていてもテーブルにつけずに置くことができるのです。

テーブルも汚れずに済みますし、トングにもテーブルの砂汚れなどがつかずに済むのでとっても衛生的!

4|手が疲れない絶妙な開き具合

炭をつかんだアングルマスターMS

手にとってみて初めてわかるこの絶妙な開き具合。開きすぎると手が疲れてしまい、狭すぎると使いづらい。さらに開閉に必要な力加減もちょうどいい。使っていてストレスがないのが驚きでした。

開いた状態でこんなにも使い勝手がいいのに、コンパクトにもなるのだからもう手に取らない理由がありません!

1点だけ気になることも…!

焚き火だと少し熱い

アングルマスターMSを使って焚き火

焚き火シーンで火ばさみとしても使える「アングルマスターMS」。ただし、火バサミとしてはやや長さが短い分少し熱さを感じることもありました。

他社製火ばさみと長さ比較

一般的な火ばさみは40cm前後のものが多いので、長さ26cmほどの「アングルマスターMS」は、熱さを避けるという面では敵いません。

コンパクトに収納できる“火ばさみ”を探している方は、野良道具製作所から出ている「野良ばさみ」を検討するのもひとつの手かもしれません。

焚き火台の大きさにもよりますが、「アングルマスターMS」を火ばさみとして使うときは手袋をはめることで解決できそうです。

1つは持っておきたい万能アイテム

手に持ったアングルマスターMS

収納性に加えて使い勝手も抜群な「アングルマスターMS」は、2,000円台と手に取りやすい価格というのも嬉しいポイント。手に馴染む形状、使いやすさ、収納性どれをとっても気になるポイントがありません

焚き火の熱さ問題も手袋をしていればあまり気にならないので、これは1軍入り確定! ギアコンテナや収納ケースの隙間にスッと入れておくだけでいいので、荷物が多い方も少ない方にもおすすめしたい万能アイテムです。

コニファーコーン アングルマスター

サイズ(使用時)長さ:235mm  高さ:16mm
(折畳み時)長さ:135mm  高さ:16mm
重さ80g
素材本体:ステンレス グリップ部:ヒノキ

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