【Amazon.co.jp限定商品】のポンプを使ってみた
製品の構成は、筒状の本体にアタッチメントが4種。特に「○○用」といった対応商品の縛りはなく、膨らませたいモノの注入口にアタッチメントが合えば、何にでも使えます。
筒状の上下には似たような穴が。写真左が吹出口で、右が吸引口……だったと思います。しかし方向をそれほど気にする必要はなく、スイッチを入れれば即座に判明します。
ちなみにどちらの穴にもアタッチメントを装着可能で、マットを膨らませるときだけでなく、空気を抜きたいときにも使用可能です。
アタッチメントは差し込んで半回転させることで、ガッチリと固定されます。ただ差し込むだけではない、頼もしい仕様ですね。
今回の極厚マットの場合、写真のアタッチメントにラバーのアタッチメントを重ねて取り付けることで、バッチリ注入口に適応できました。
さあ、それでは大容量の極厚マットを膨らませていきましょう!
なるほどこれは楽ちん!
あっという間にマットがグングンと膨らんでいきます。「これはラクだわ~」と思わず独り言が漏れるほど楽ちんでした。
袋状のエアポンプも使いやすかったですが、レベチとはこのことです。
仕上がりはパンパン中のパンパン。寝心地を確かめたときに「ビジネスホテルのベッドに準ずるような寝心地」と前述しましたが、さらにベッドの感触に近づきました。
よくシモンズベッドの採用をウリにしているビジネスホテルがあり、筆者はよく宿泊するのですが、ガチで「シモンズの感触に近いかも……!」と思いました。
innhom 携帯式 エアーポンプ
サイズ | 18x5.5x5.5cm |
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重量 | 400g |
電池容量 | 4,000mAh |
ノイズデシベル | 約70dB |
実際に一泊してみた
それでは一泊してみましょう。キャンプしたのは暦の上では秋、ただしひたすら猛暑がつづいていたので、タープ泊でやってみます。
ちなみに蚊帳としてテンマクデザインの「モノポールインナーテント」を使うことにし、今回のマットを中に入れてみましたが、サイズ的にかなりギリギリ……。ファスナーが締めにくくなったことを報告しておきます。
かつて経験のない寝心地でした
……夜が明けました。夕方、まわりに人が増えてタープの張り方を変更したため、インナーテントは使えませんでした。
さておき寝心地はやはりすばらしかったですね。夜中に眠りが浅くなったときなど「ここどこだっけ?」とキャンプ場で寝ていることを忘れるかのような寝心地。これはもう、普通にベッドでした。
気になったところはある?
収納サイズが巨大です
収納サイズは「ちょっとかさばるかな」では済みません。筆者が持っている他のマットと比べても一目瞭然で、正直なところ収納状態ですでに大荷物です。
クルマ移動必須、しかも荷室にゆとりがないと愛用するのは厳しいでしょう。
もっとガッチリとバルブが閉まってほしいかも
付属の袋状エアポンプを使っていると、フィニッシュが近いタイミングで結合部が外れることがよくありました。おそらく筆者が余計な力を加えていたからだと思いますが、もうちょっと強固に取り付けられると嬉しかったですね。
あとはキャップの開閉時、根本のどこを掴めば……と困惑します。バルブの根本に取っ手なんかがあれば、ガッチリ閉められる感があって精神衛生上、快適になると思います。
自宅でも活躍しそうな寝心地
こちらは筆者がCAMP HACK編集部に過酷な撮影をやらされ……もといやらせていただき、腰が痛くてたまらない、の図です。
しかし単にふかふかであるばかりでなく、しっかり芯のあるほどよい固さなので腰痛持ちにも安心。寝心地には太鼓判を押したいです。
本製品はキャンプ道具でありながら、自宅でも大活躍でしょう。日常的に寝具として使っても、寝心地的には問題なし! たとえば一人暮らしで来客用の簡易寝具を備えておきたい場合、ベストバイと言っていい選択肢だと思います。
ありがとうフィールドア、いいマットです。
フィールドア エアーポンプ付属キャンプマット
展開時サイズ | (約)200cm×75cm×10cm |
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収納サイズ | (約)直径30cm×75cm |
重量 | (約)3.5kg |
材質 | 本体:ポリエステル / 高密度ウレタンフォーム エアーポンプ:40D リップストップナイロン |