文具&事務用品で発掘!ギアっぽい見た目の文具
道具をこよなく愛する筆者は、キャンプ用品だけでなく、文房具や事務用品をチェックするのも好きで、暇さえあれば文具店やAmazon、アスクルなどを覗いています。
文具に興味のない方は何のことやらとお思いでしょうが、この数年のキャンプ人気の影響は実は文具メーカーにも飛び火していたのです……!
今回は、そんな文具メーカーで見つけた、ギア顔なアイテムを3つ紹介。どれも1500円以下と手に取りやすい価格なので、みなさんも筆者と同じく即ポチってしまうかもしれません。
“開梱の儀”が捗る!
コクヨの「ハコアケ」
まず最初は、誰もが知っている文房具・事務用品メーカー・コクヨの「HAKO-AKE」です。
ギア感あふれるこの手のひらサイズのアイテムの正体は、その名の通り、箱やパッケージの開梱ツール。
キャンプギアを実店舗で買ったときや、WEBでポチったとき、意外と煩わしいのがパッケージの開梱。筆者も、この「ハコアケ」を手にしてからというもの、そんな開梱のストレスがなくなりました!
2WAYで使える技ありギミック!
「ハコアケ」のすごいところはそのギミック。サイドに設けられた突起が2段階でスライドできるようになっていて、カッターモードとハサミモードに切り替えられます!
このトランスフォーム感にやられて、筆者は即ポチってしまいました(笑)。
このような、段ボールに貼られたテープはカッターモードでスッと開梱。カッターの刃が箱の中身を傷つけにくい長さなうえ、鋭すぎないので、怪我をしにくいです。
こういったタグがついた紐は、ハサミモードでカット。筆者は、開梱以外でも、キャンプ場の薪を束ねた結束バンドをカットするのにも使っています。
服のタグ切りや、食品の袋の開封など、さまざまなシーンで活躍!
パラコードでカスタムしてみた
お気に入りのギアはカスタムしたくなるのが、キャンパーの性。端の部分にパラコードを通してくれと言わんばかりの穴が設けられていたので、これを使わない手はありません!
そのままでもデザインが良いですが、カスタムすると愛着が増します。色も付いて無くしにくくなったのもポイント。
開梱シーンが多い方は、もっと長いパラコードを通して首から下げるのもいいかもしれません。
このカラバリは完全に意識してるでしょ!
「ハコアケ」はブラック(Amazon限定色)以外に、サンドベージュとカーキのカラバリもあり。
コクヨさん……、このカラバリは、完全にボクらキャンパーの購買欲をくすぐりにかかってますよね? と思うのは筆者だけではないはず。
ちなみに、サンドベージュは刃が通常のステンテス製なのに対し、ブラックとカーキはテープの糊が付きにくいチタンコートされたものになっています。
コクヨ ハコアケ
外寸法 | 全長113×幅13mm(刃収納時) |
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板厚 | 1.5mm |
刃渡り寸法 | 35mm |
材質 | 操作ハンドル部・本体ケース:ABS、スライダー:POM |
事務用品でお馴染み
キングジムの「テクスポーチ スリム」
続いては、「テプラ」や「キングファイル」などでお馴染みの事務用品の大手、KING JIM(キングジム)のアイテム「TEX-POUCH(テクスポーチ)スリム」。
サラサラとした手触りが気持ち良いシリコン製のコンパクトなポーチで、言われなければ事務用品メーカーの製品とはわからないほど”ギア顔”なアイテムです。
見た目だけでなく、口の部分がジップロックのようなジッパーになっていて、中身の濡れを防いでくれます。流石に水中に沈められるほどではないものの、雨の中カバンにぶら下げても問題ないぐらいの防水性があります。
ミニマルな防水ウォレットとして使える!
中に何を入れるかは自由! 例えば、登山や海水浴、サイクリングなどで大きな財布を持ち歩きたくないシーン。
小銭や三つ折りにした紙幣、クレジットカードや交通系ICカードが収めて、ミニマルなサブ財布として便利です。
他にも、絆創膏や、リップクリーム、使い捨てコンタクト、サプリなどを入れるのおすすめ。焚き火派は濡れたら困る、着火用のライターや火口を入れてもいいかもしれません。
この限られたサイズにどれだけのアイテムを詰め込めるかを考えるだけで楽しくなるのもこのポーチの魅力。
ゴールゼロのディフューザーとして使うウラ技も
「テクスポーチ」を何となくゴールゼロにかぶせてみたら、光をいい感じに和らげるディフューザーとして使えることを発見!
見た目はアレですが、就寝前にテントの中でスマホをいじりながらゴロゴロするときにちょうどいい灯りになりました。
ポーチにはキーリングも付いているので、ゴールゼロをつけておくと便利かもしれません。
カラーや形のバリエーションが豊富!
この「テクスポーチ」、今回紹介したスリムタイプ以外にも、ファスナー付きポーチタイプ2種とラウンド型のものがシリーズ展開されています。いずれも、スリムタイプ同様、手触りの良いシリコン製。
それぞれカラーもグレー、ベージュ、カーキ、ネイビーの4色展開となっています。用途に合わせていくつも揃えたくなるシリーズです。
キングジム テクスポーチ スリム
外形寸法 | 約118(W)×87(H)×7.5(D)mm |
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内寸 | 約97(W)×70(H)×7.5(D)mm |
質量 | 約34g |
ギア顔すぎるホッチキス
MAXの「タフベーシック」
最後は、国内工場で高品質なホッチキスを作り続ける、日本が世界に誇るホッチキスメーカー、MAX(マックス)のアイテムです!
その名も「ギア系ホッチキス・タフベーシック」。その名の通り、ギア感を意識したデザインのタフなラバーに覆われた無骨なホッチキスです。こちらも、気づいたら買い物カートの中に入れていました。
デスク周りにもアウトドア感を!
機能はいたって普通のホッチキス。ただ、信頼のマックス製なので、ホッチキスとしての質は高いです。
何よりこのギア感あふれるデザインがグッド。仕事のデスク周りでもアウトドアな世界観を醸し出したい方にはおすすめのアイテムです。
いざというとき、アウトドアや災害で役に立つかも…?
これは完全に文具としか使えないでしょ! という声も聞こえてきそうですが、ホッチキスって実はアウトドアでも役立つこともあるんです。
例えば、グラウンドシートやバッグに開いてしまった穴を応急処置的に塞ぐことも。ホッチキスは有事に活躍する文具なのです。
ミリタリー感のあるカラバリ
「ギア系ホッチキス」のカラバリは、チャコールグレー、ベージュ、モスグリーンの3色展開。キャンパーが好きな3大カラーが揃っています。
もし他の色展開があったとしても、ギア好きなボクらはこの3色のどれかを選んでしまうんですよね……。
マックス ギア系ホッチキス・タフベーシック
本体寸法 | W22×H39×D94mm |
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本体重量 | 70g |
とじ奥行 | 53mm |
針装填数 | 50本 |
文房具売り場で、ギアパトロールすべし!
キャンプの盛り上がりの中、文具・事務用品メーカーから展開されていた、ギア顔なアイテム。意外な場所に、こういうアウトドアギア好きの琴線に触れるものがあったりするんです。これだからギアパトロールはやめられない!
今回紹介したようなアイテムにビビっときてしまうあなたは、近くの文具店や売り場をチェックしてみると意外な発見があるかもしれませんよ。