互換性は?人気のバーナーを入れてみた!
きっと多くの方が気になっているであろう問題が、バーナー部分の互換性。メーカー公式として互換性を謳っているのは、SOTO「レギュレーターストーブ ST-310、ST-340」のみ。
とはいえ、自分のギアをビルトインしたいと思うのが我らキャンパーの性(さが)。自己責任の上で、筆者、手持ちキャンプギアで試してみました。
※本来の使用用途ではない使い方です。以下の情報はあくまで参考程度にご覧ください。
【疑問1】サイズはIGT規格なのか?
左がトードテーブル、右がスノーピーク「IGTスリム」。天板を左右入れ替えてみました。
いかがでしょうか? 入れ替えてもどちらも綺麗にハマるということは……スノーピークIGTに使用できるギアは、ゼインアーツ「トードテーブル」にも使えそうな予感。
【疑問2】スノーピーク製品はどうか?
テーブルと一緒に使っているキャンパーも多いであろうスノーピーク「フラットバーナー」をまずはセット。
結論から申し上げると、予想通り、サイズはピッタリ。ただ、テーブル下部のシェルフが無いと、ガス缶が宙ぶらりんになってしまいそうです。
IGTを2ユニット分を使用する「リフトアップBBQ BOX」もご覧のとおりフィット。
ステンレスの上カバーをつけた状態だと、ぴったりとはまりにくいのですが、フタを外してあげるとなんの違和感もありません。
【疑問3】イワタニ製品はどうか?
SOTOと同じく、バーナーメーカーとして不動の人気を誇るのが「Iwatani(イワタニ)」。
なかでも、ユーザーが多い「ジュニアコンパクトバーナー」はどうでしょうか……?
残念ながら、こちらはフィットせず……五徳の形状と切り込みが異なるため、天板が浮いてしまいました。使うのは難しそうです。
同じくイワタニ製品で大人気な「カセットフー タフまるジュニア」も置いてみました。バーナーデッキに載るものの、サイズはかなりギリギリ。
高さ的にも天板を被せることはできず、フラットにもなりません。
左右の余裕がないので、点火スイッチを回すのも困難。ガス缶を一回り小さい「ジュニア缶」にすれば、使えなくもないですが、おすすめはできなさそう。
イワタニ製のギアはどちらもフィットしませんでしたが、今後の改良(オプションパーツの追加)次第では、希望はあるかも!
【結論】やっぱり安心して使うなら、推奨品を!
色々と試しましたが、ピッタリ収まらなかったり、ガス缶がぶら下がった状態になったりと、火器製品のため使用に不安が残ります。
やはりメーカーが伝えている通り、SOTO「レギュレーターストーブ ST-310、ST-340」で使用しましょう。
今後の展開に期待大なテーブル!
今回はゼインアーツから新しく販売される「トードテーブル」を使用してみました。
これからまだまだオプションパーツや拡張パーツが発売されるのでは? と思うほど、楽しみがいがあるテーブルだなと感じました。
ルックス的には完成された美しさがありますが、機能の拡充面ではまだまだ期待値を上げて待つ楽しみを感じています。
テーブル本体・バーナーデッキ・ハンガーは現在、発売中(シェルフのみ11月下旬予定)。気になる方は、公式サイトやSNSをチェックしておきましょう!
▼公式サイトはこちら