1:削るのにハマる! 北欧発祥の木製マグカップ「ククサ」
北欧のラップランド地方に伝わる木製工芸品のククサは秋の新製品。
ククサは「贈られると幸運が舞い込んでくる」という言い伝えもありますので、自分で使うのはもちろん、パートナーや家族へのプレゼントにも最適です。
「マグカップ KUKSA ベーシックセット(¥2,980)」は、削る、やする、磨くの手順で完成するキット。
カインズではさまざまな彫刻刀が揃っているので、セットで購入するとよいでしょう。特に、カップの内側を削るのに必要な「丸スクイ(写真上と中央)」は、9mmと18mmの2本を揃えておくと便利です。
彫刻刀を使うのは小学生以来でしたが、失敗してもそれが味になるので心配無用。飲み口の厚さや取っ手の形状は好きな形に削ればOKです。
好みの形になったら、ヤスリがけ。仕上げにウレタンニスやクルミオイルを塗れば完成です。こだわるほどに時間はかかりますが、その分、感慨もひとしおです。
2:センスが試されるアンモボックス風ギアケース
キャンパーに人気のアンモボックス(弾薬箱)も、DIYキット「木工キット アンモボックス(¥3,480)」でオリジナリティあふれるケースが作れます。
サイズは幅39.5×奥行き27×高さ16.8cmなので、食器や調味料などの収納にちょうどいいサイズです。
まずは無塗装の木材を組み立て。DIY初心者でも説明書を見ながら作業すれば約20~30分で完成します。
そして塗装とステンシルで好みのデザインに仕上げていくのですが、この工程が腕の見せ所。ほかのギアとのコーディネートを考えて、自分だけのデザインを楽しみましょう。
3:サイズが豊富な木製ギアボックス
「kumimoku カントリーBOX(¥1,980~¥2,480)」シリーズは、4つのサイズで展開する木製のボックス。
ギアの収納はもちろん、別途、天板を追加して作ればテーブルとしても活用できるキットです。
テントやファニチャーに合わせてペイントしたり、タオルラックを取り付けたカスタムも楽しめます。
サイズが違うBOXでも写真のようにスタッキングが可能。車への積載もスマートです。
組み立ては板状の木材を電動ドライバーを使って組み合わせていくだけ。塗装を除けば、約20~30分で完成します。
4:2個使いしたくなる「シェルフボックス」
「シェルフボックス(¥2,280)」は、ほかのキットとは違って“組み立て済み”の状態で販売されています。
写真のようにコンテナ型で使用するのはもちろん、パカッと開けばシェルフのように機能。2つを重ねて使えば、見た目も収納力もアップします。
無垢の状態でも使用できますが、木の風合いを生かすならペイントはマスト。
上で紹介した完成品は「kumimoku ステンカラーズ ウォルナット」で塗装したもの(左が二度塗り、右が一度塗り)です。
ステンシルでアクセントを加えたリ、備え付けのロープをクライミング用ロープに変更するのもありですね。
※こちらの商品は一部店舗のみので取り扱いとなります
5:好みの形に叩いて作る「DIYカトラリーキット」
まっ平らな金属製のカトラリーを、ハンマーで叩いて作る「 DIYカトラリーキット(¥348~¥498)」もDIY欲をかき立てる逸品です。スプーン、フォーク、レンゲの計6種類をラインナップしています。
作業の流れは荒目のヤスリでバリを取り、製品に跡が付く強さで形を整えながら叩いていくだけ。
仕上げにサンドペーパーでこするとキズができて金属特有の模様になるので、ククサ同様にオリジナリティを追求できます。
DIYしたギアを持って、満悦ソロキャンプへ
ギアをDIYするのも楽しいですが、作ったら使いたくなるのが人間の性。さっそく、キャンプ場へ持ち出してみました。
自分で削り出したククサカップで飲むコーヒーは格別。シュッとした取っ手部分が自分なりのお気に入りポイントです。
「木工キット アンモボックス」は食器の収納にちょうどよいサイズ感。シェラカップ、マグカップ、平皿、カトラリーなど、2~3人用の食器がぴったり入りました。
ふたの裏側にはフックを取り付け。開放時の見た目が寂しげなので、内側はオレンジ色で追加ペイントする予定です。
「kumimoku カントリーBOX 深小」は薪ボックスとして重宝しました。
長めの薪でも寝かせて収納できるサイズで、ナイフや斧、ふいごなどはタオルラックに引っ掛けることで定位置を確保できました。
「シェルフボックス」は、CB缶やケトルなどの調理道具ケースに。天板があればサイドテーブルとしても使えそうなので、追加でDIYしてみようと思います。
趣きのある「スウェーデントーチ」もいい感じ!
カインズでDIYキットを探しているときに見つけた「スウェーデントーチ 野外用 15cm×H20cm(¥798)」も今回キャンプで使ってみました。
着火剤や木炭を十字の割れ目に入れて、ライターで着火するとじわじわと燃え広がっていきます。
小型タイプですが、火力は十分。小さな鉄製フライパンで枝豆を炒めてみましたが、中華鍋でチャーハンが作れてしまうほどでした。
材質は広葉樹のアカシアなので、燃焼時間が長く、秋冬のキャンプのお供にもってこいですね。
※キャンプ場の監修のもと、特別に許可を得て撮影しています。焚き火台を併用するなど、各キャンプ場のルールに従って使用してください。
焚き火が楽しいこれからの季節には、「あったかブランケット(¥1,980)」にも注目です。
火の粉が飛んできても燃え広がらない難燃加工で、アルミシートが入っているので保温効果もあり。これが2000円以下で買えるんですから、さすがカインズです。
DIYで、キャンプギアへの愛しさがマシマシに
いままでいろいろなキャンプ道具を使ってきましたが、DIYしたギアにここまで愛着が湧くとは思ってもいませんでした。
カインズには、ここで紹介した以外にもさまざまDIYキットがそろっています。自分のキャンプスタイルに、“人とかぶらない”オリジナルギアを追加してみてはいかがでしょうか?
※価格は、2023年10月20日現在のものです
撮影協力:NONIWA
Sponsored by 株式会社カインズ