変形アイテム「COBAN PLATE(コバンプレート)」
仕事でもプライベートでも、三脚ヘビーユーザーの筆者。Amazonを散策していると、気になるアイテムを発見しました。
それがこちらの手持ちの三脚をテーブル化するアイテム。marupeinet(マルペイネット)というブランドが販売している「COBAN PLATE(コバンプレート)」です。テーブルの天板を別途用意し、このパーツを取り付ければ簡単にテーブルになる模様。
三脚を脚として使うから、無段階で高さ調整できて最高なのでは? しかも、お値段1,700円と試してみやすい価格。
出典:marupeinet
公式サイトによると、「ハンモックの位置に合わせて高さが変えられるミニテーブルが欲しくてこのパーツを開発」したのが経緯なのだそう。確かに高さの変えられるテーブルがあったら便利ですよね!
しかも、テーブルとしての機能だけでなく、三脚が変形してテーブルになるという一石二鳥感がそそられます。
このプレート1枚にどんな可能性が秘められているのか、気になる……めんどくさがりの筆者は、難しいことは正直苦手です。途中で投げ出さずに完成できるでしょうか?
marupeinet COBAN PLATE
付属品 | M3 × L12 ステンレス皿タッピンネジ:4本 |
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サイズ | 80mm×60mm×11mm |
重量 | 28g |
材質 | ポリカーボネート(ガラス繊維強化) |
耐荷重 | 使用する三脚雲台の耐荷重から1/5以内 |
いざ、開封の儀!
基本スペック
オーダーして届いたパッケージには、写真のように、プレートとネジ4本がセットになって入っていました。
取扱説明書はQRからダウンロードできます。ペーパーレス!
素材は、ポリカーボネート素材にガラス繊維を混ぜた高強度プラスチックで、高い強度と軽量性が特徴です。ネジを強めに締めても割れる心配が少ないので安心できます。
取り付けは、アルカスイス方式(カメラの三脚取り付け規格の1つ)と、1/4インチネジ(一般的なカメラを三脚に接続するためのネジ)に対応しています。
【準備その1】必要なものを2つ揃える
「コバンプレート」セットの他に、必要なものを揃えていきましょう!
1. 三脚
これがないと始まりません! 今回は、HAKUBA(ハクバ)というブランドの「HKー836B」を使用します。
お値段4千円弱とお手軽ながら、必要十二分な性能があり、三脚デビューにオススメです。3段階での高さ調節が可能。
筆者は約10年前に購入しましたが、今でもちょっとした時に手軽に持ち出せる三脚として活躍中です。
ハクバ HK-836B
総伸長 | 1,650mm |
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使用時最低高 | 615mm |
縮長 | 635mm |
重さ | 1,380g |
ちなみにコバンプレートを使用する上で推奨されている三脚の条件は以下です。
COBAN PLATE(コバンプレート)推奨の三脚
- ・雲台の耐荷重が10kg以上(15kg推奨)のもの
- ・雲台部分が取り外し可能なもの
- ※使用時は、雲台の耐荷重の1/5以下の重量以内で使用すること
2. 天板
出典:PIXTA
もう1つは、三脚に設置する天板です。大きさや材質など、公式推奨のポイントをピックアップ!
COBAN PLATE(コバンプレート)推奨の天板
- ・厚みが6mm以上のもの(それ以下の場合は、別途ネジの用意が必要)
- ・厚みが9mm以下の材料や、柔らかくタッピンネジが利きにくい材料には取付できない場合がある
- ・長辺450mm以内、短辺350mm以内
- ・テーブルとして十分な強度があり、取付け部分の中央に90mmx70mm以上の平な面があるもの
- ・9~16mmのラワンまたはシナ積層合板がオススメ
どんな天板を用意すればいいか悩む人は、ニトリのトレー推奨!
ブランド公式では、ニトリで1,690円(税込)で購入できるプレート「すべりにくい 木製トレー(L ミドルブラウン HC085)」を使ったパターンが紹介されていました。
このパターンだと、「コバンプレート」、三脚、三脚の改造キット代、天板の全てを合わせて8千円以下で完成したのだとか!
筆者は、ホームセンターで「カットシナベニア」を購入
筆者は、長野県民御用達のホームセンター「綿半ホームエイド」で探して来ました! 公式さんが、天板のオススメを記載してくれていたので、比較的サクッと探し出すことができました。助かった……!
カットシナベニアの450×300mm、厚さ9mmです。お値段690円(税込)。
9mmってこんな厚みなんですね! 思っていたより厚さがあるかも。
必要なものが揃ったところで、取り付け作業に進んで行きましょう! 難しくないことを祈りながら……。
【準備その2】天板にコバンプレートを取り付ける
まず、コバンプレートを取り付ける面に、対角線を引きます。筆者は撮影に徹して、夫に手伝ってもらいました。
対角線の中点を目安にコバンプレートを取り付けるとわかりやすいです。次に、コバンプレートを置いて、4つのネジ穴の印を天板につけます。
ネジを取り付けてる間に、ずれてしまうことを予想して、こんな感じに目印をつけておきました。
公式では、コバンプレートに両面テープで仮止めされていましたが、筆者は両面テープがなかったため、4つの穴の印を付けることで代用しました。
付属の「M3 × L12 皿タッピンネジ」(ステンレス)4本。なくさないように注意。
公式さんが、ニトリのプレートで作られた際に、電動工具は空回りしてしまうため、手締めでネジを取り付けられていたのを見て、筆者も手締めで取りつけました。
これで、天板にコバンプレートの取り付け完了です! ものの10分弱で取り付けられました。簡単で嬉しい!