謎の小型LEDライトを買ってみた
その「謎のLEDライト」というのがコチラ。楽天やAmazonを回遊していると、見た目がおなじものが複数のページで販売されています。
価格もページによって1,000円〜1,800円程度とまちまちで、「大丈夫かな?」と若干躊躇しながらポチりましたが、問題なく製品が届いて安心しました。
※こちらのアイテムは、Montagna(モンターナ)社製品になります。
箱から出して中身をチェックしてみた
箱から出して本体を見てみると、余裕で手のひらに収まるこの小ささ。重量は約45gととても軽く、ポケットに入れたりして手軽に持ち歩けそう。
本体を詳しくチェック
側面には電源ボタンと、反対側にケーブルの差し込み口があります。充電ケーブルは上下を気にせず使えて便利な「USB-Cタイプ」。
電源ボタンの操作は、1回押すと明るさ「中」で点灯、2回で「弱」、3回で点滅、さらに消えてる状態で長押しすると「強」で点灯と、4パターンあります。
それぞれどの位の明るさなのかは、のちほど解説しますね。差し込み口の横にあるランプは、充電中は赤に点灯、充電が完了すると緑になります。
本体上部はカラビナ状になっているので、ガイラインやデイジーチェーンに引っ掛けたりして使うことができます。
カラビナの横にあるフックのところは、なんと栓抜き。流石に栓抜きはちゃんとしたものを用意してあると思いますが、イザというときに役に立つかもしれませんね。
背面には強力なマグネットを内蔵しているので、鉄製のものにくっつけてサイトを照らせます。
車のボディにも付けられるので、チェックインの時間が遅くなり辺りが暗くなってきてしまった時の設営などで活躍してくれますね。ただし、ボディを傷つけないように要注意ではあります。
背面のスタンドを起こせば、自立させることも可能。テーブルの上などに置いて卓上ライトとして使えます。
また、このスタンドを起こしてテントのフックなどに吊るせば、スポットライト的な使い方もできます。テント内ライトとして使うには、この方法が使いやすそうです。
さらに本体下部には1/4インチサイズのネジ穴があり、三脚に取り付けて投光器のように使うことも可能。小さいボディに似合わず、多種多様な機能が満載です!
明るさを検証してみた
それでは、実際にキャンプで使って、肝心の明るさをチェックしてみましょう。
モードごとの明るさを比較
暗くなってからテント内で、強モード・中モード・弱モードで点灯してみました。写真上から強→中→弱の順です。
スペースやテントの広さにもよりますが、強モードならそこそこ実用的な明るさ。弱だと常夜灯ぐらいの明るさで、その状態で過ごすにはちょっと物足りないレベルでした。
2灯同時使用してみた
今回筆者は「複数個買い」したので、2灯とも強モードにした状態でテントに吊り下げてみました。1灯でもそこそこ明るかったので、2灯使うことでより明るく隅々まで光が行き届くようになりました
ソロキャンプであれば1灯でも足りるかもしれませんが、ファミリーなど複数人の場合は2〜3灯用意しておいた方が、しっかりと明るさを確保できそうです。
ゴールゼロと比較
参考までに、小型LEDライトの巨頭、「ゴールゼロライトハウスマイクロ」と比較をおこなってみました。光の色味はゴールゼロは若干温かみがあるのに対し、「キーチェーンライト」は完全な蛍光色。
照射方向は、「ゴールゼロ」は横方向に向かって広く照らすのに対し、「キーチェーンライト」は真下へ一方向というイメージ。取り付け方に寄りますが、明るさのレベルについてはほぼ同程度という印象でした。
バッテリーの持続時間は?
価格が安く、明るさもそれなりにある「キーチェーンライト」。なかなか優秀かなと思いかけたところで、ひとつ気になる点が見つかってしまいました。
強モードの状態で約2時間ほど経過したとき、光量が若干落ちていることに気がついたんです。そのまま観察していると、徐々に光が弱くなり、最終的に5時間ほどで完全に消灯。
一般的には、同じ光量のまま点灯して、充電が切れたらパッと消えるのが普通ですが、このライトは徐々に暗くなっていくようです。消える直前は「弱モード」よりさらに弱い光量で、ライトとして役に立たないレベル。
フル充電時とおなじ明るさが維持されていたのは約2時間ちょっとで、それだとキャンプで夜の間使うにはちょっと短いかな、という点灯時間でした。
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