耳を塞がないイヤホン。だから最高
このアンビーは、音楽を楽しむBluetoothイヤホン。ただし耳を塞がないという、まったく新しいタイプのイヤホンです。
形状もユニークで、いわゆる“電話マーク”の「ダイヤル式の黒電話の受話器」のような形をしています。
耳を塞がないため、音楽を聴きながら外部の音もしっかりと聞こえます。これがとても不思議な体験で、いつもの日常にBGMが重なる……そんな感覚です。
また、イヤホンをしながら人と話す際に起こる「自分の声がこもって聞こえる」あの事象もないので、会話も本当にスムーズ。
本体サイズは20.9mm x 27.9mm x 14.1mm
装着方法は、画像のように耳を挟む形で装着します。耳穴に入れて装着する今までのイヤホンとは異なる装着感で、イヤホンというよりもイヤリングを付ける感覚に近いかもしれません。
はじめて耳に付けたときは正解が分からず困惑しましたが、それと同時に「俺はいま新しいデバイスに触れている……!」というガジェット好き特有の高揚感があったのを今でも覚えています。
ちなみに音は、通常のイヤホンと同じように流れ、骨伝導ではありません。ちょうど良く聞こえるようにイヤホン位置を調整して、自分の耳の形に合うベストポジションを探すのもアンビーならでは。
キャンプでの音楽問題を解決してくれた
筆者が一番感動したのがキャンプでの活用シーン。
今までは、キャンプ中に音楽を聴きたいと思っても、風で森が揺れる音や鳥のさえずりなど「自然の音」を聞くのも大切な気がしていたので、イヤホンでそれをシャットアウトしてしまうのはなんか違うなと感じていました。
試しにアンビーをキャンプで使ってみたら、その課題をドンピシャで解決してくれたんです……!
自然の音とBGMが同時に楽しめる
自然の音をしっかり耳でも感じながらも、BGMを“重ねる”ことができるので、キャンプでは環境音と好きな音楽どちらも楽しめるという最高にちょうどいい体験ができるんです。
特に、テントの設営&撤収時間に気分をアゲる音楽を流すのがちょうどよく、今では自分なりのルーティーンになっています。
また、逆に落ち着いた音楽を選曲して、読書やお茶を飲む時間でチルアウトするのにも大活躍。そのほか、焚き火や釣りの最中にアンビーを使うのも相性が良さそうです。
キャンプ中ずっと音楽を聞く訳ではなく、気分を変えたいときに良いバランスで寄り添ってくれるのがアンビーの良いところ。
スピーカーのように周りのサイトに迷惑がかからない
しかもスピーカーではなくイヤホンだから、隣のサイトが近くても迷惑がかからない。今まで感じていた積年の悩みを解決してくれる理想的な音楽体験だったので、筆者は見事にハマりました……。
また、連続再生時間も約6時間と十分で、充電ケースと併用することで最大18時間使用可能です。
キャンプ以外の日常でもマルチに活躍してくれる
筆者が1年間もアンビーを愛用し続けているのには、ほかにも理由があります。それは日常・仕事など様々なシーンで、ちょうどよく溶け込んでくれるマルチなイヤホンだから。
ここからは、日常生活での活用事例を一部お見せします。
オフィスや家での仕事中
例えば仕事でのシーン。小型ながらもマイクが付いているのでリモートMTGでも使用できるのも高ポイントですが、耳を塞がないアンビーの「ながら聴き」スタイルが大活躍します。
通常のイヤホンの場合、こうして作業に集中しているときに急に話しかけられると「え、なに?」とイヤホンを取って聞き直すことになりますが……。
アンビーなら、急に話しかけられてもすぐに反応でき、声をかける方にも気を遣わせません。即座に返答できるのでコミュニケーションが円滑で、無駄な動作がないのがとてもストレスフリーなんです。
家でのリモートワーク中でも同様のシチュエーションがよくありますが、とても助かっています。
散歩やランニング、そして家事でも
実際にランニングやジムで活用しているのですが、日頃の運動でもアンビーは大事な相棒となっています。
耳を挟む独自の装着だからなのか、まったくズレずに安定性もバツグン(耳の形によるので個人差はあります)。
しかも重さは2つでたったの9.2gと他のイヤホンと比べても超軽量。あまりにズレない&軽量なので、付けていることを忘れてしまうこともあるほど……。
そして、IPX5対応の防水性能だから多少の水に濡れるのも安心で、突然の雨も気になりません。
これは絶対に真似しないでほしいのですが、一度そのままシャワーを浴びてしまったこともありましたが即座に外したので無事でした。
また、食器洗いなどの家事の最中にラジオや音楽を聞く「ながら家事」にもアンビーは便利。外部の音が聞こえるので、家で子供に話しかけられたりインターホンが鳴ったりと、様々な音に反応できます。
正直、気になるところもある
ここまで魅力を語ってきましたが、実際に1年間使用すると気になるポイントも……。
これからご紹介する3つの内容は、アンビーの「個性」でもあります。ですが、人によっては気になるかもしれない内容なので、購入を検討するのにぜひお役立てください。
その1. 装着に少し慣れが必要
前述したとおり、アンビーは耳を挟むタイプのイヤホン。だからこそ激しい動きでもズレにくく、アクセサリー感覚でも楽しめるガジェットなのですが、この挟む装着には基本的に両手を使います。なので、歩きながらの装着はしづらいです。この点は他のイヤホンと比べて少し面倒でした。
ただし、慣れてしまえば片手での装着もできるので、ここは使い続けていればさほど気にならなくなるかもしれません。
その2. 音質を楽しむガジェットではない
あえて耳を塞がずに環境音と音楽を両立させてくれるのがアンビーのイヤホン。
なので、楽曲のベースやギターの音を聞き分けたり、音楽だけに集中する聴き方には不向きです。また、同じ理由で歌詞を聞き取るような楽しみ方もしづらいと思います。
プロダクトの性質上これは仕方がなく、この点は期待しすぎると大きなギャップになりかねないので、事前に理解しておくといいでしょう。
筆者の個人的には、バンド系やEDM系よりもLo-fi Hip Hop(ローファイ・ヒップホップ)のようなチルアウト系の“歌詞なしインスト楽曲”を聴くのがおすすめです。
その3. 環境音が大きい場所では聴こえにくい
これも、耳を塞がないからこその気になるポイント。アンビーから流れる音楽以上に大きな環境音が鳴っている場所では、どうしても音楽が聴こえづらくなってしまいます。
例えば、都心の駅や、混雑している電車やバスの車内。こうした騒音が大きな場所では使用せず、基本的に静かな場所で使うことを想定しておいた方が良いでしょう。
気軽に「着せ替え」が楽しめる!
特徴を語る上で欠かせないのが、カラー展開の豊富さ。なんとその数、全15色! しかも左右別カラーにすることも可能で、好きな色をファッション感覚で楽しむことができます。
このカラバリは「ソックス」と呼ばれるシリコン製の薄いカバーによるもので、本体の黒か白かを選べば、あとから外側の色を自由にカスタムできるんです。
筆者も今回執筆することでグレーのソックスを頂きまして、服装や気分よってグレーとブラックを使い分けて楽しんでいます。
一度公式サイトを覗いて、自分の好きなカラーを探してみては?
生活を変えてくれた、革新的ガジェット
アンビーは、日常にBGMを重ねることのできる今までにないガジェット。しかも見た目もおしゃれでファッション感覚で楽しめる……これは大げさではなく、唯一無二のアイテムだと思います。
仕事での会話のしやすさや、キャンプでの自然へのリスペクトなど、いろんな場面で「耳を塞がない」ことによる独自のメリットに気づかせてくれます。これからもまだまだ活用の場面が新たに見つかりそうで、1年愛用した今でもワクワクが止まりません!
ぜひ一度体験してみたい方は公式サイトをチェックしてみてください。新しい体験が待っていますよ!
撮影協力:秋ヶ瀬公園
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