ルーフハウスのおすすめポイント4つ
実際に設営してみて感じた、ルーフハウスの良いと感じたところを紹介していきます。
日陰を確保しやすい
全体的に幕の位置が低く、なおかつ両サイドは地面まで幕が広がっていることで、日陰がズレにくい構造になっています。
太陽の位置が低い春や秋など、横から日が差すとタープの下には全く影がない状態になってしまうこともありますが、そのような状況でもルーフハウスであれば症状は軽減されます。
写真でもわかる通り、タープのほぼ真下に影があり、しっかりと日陰が確保されていますね。夏場の灼熱の日差しを浴びることなく、心地よく過ごすことができそうです。
限られたスペースでも設営しやすい
一般的なタープは少なくとも6本から8本のガイラインを張るため、ペグダウンの位置を含めるとタープ縦横の長さの倍近くになり、思いのほかスペースが必要になります。
都市型のキャンプ場などでは区画が狭くて、タープの設営を諦めなければいけないようなサイズのサイトもあります。
ルーフハウスの場合、両サイドはポールの接地箇所をペグダウンして固定できガイラインが張り出さないので、横方向のスペースをかなり抑えることができます。
設営時の横幅は3.9mとかなりコンパクトなので、よほどのことがなければ入りきらなくて設営できない、ということは無さそうです。
プライベート感がある
両端が接地していて壁になっているのはもちろん、幕の位置が低く前後も下がっていることで、外からの視界をシャットアウト。
テントほどではありませんが、オープンタープに比べると格段にプライベート感があり、人の目を気にせずのんびりと過ごすことができそうです。
雨風を防ぎやすい
日差し同様に、シェルターに近い構造が功を奏して、雨の入り込みや風の吹き込みも軽減してくれます。
突然の豪雨で地面が泥跳ねしたり、雨が入り込んでギアがびしょ濡れになる、という事態も防ぐことができそうです。
ルーフハウスの気になるところ
色々とメリットを感じたルーフハウスですが、ひとつだけ使っていて気になったところがありました。
高さを変えられないため身長によっては低く感じるかも
それは高さがあまりない、というところ。最も高いところで175cm、出入り口付近に至っては145cmとかなり低くなっていて、身長180cmの筆者は大きく屈まないと出入りできず、ちょっと窮屈に感じました。
日陰の確保とトレードオフなので仕方がないかもしれませんが、居住性という点ではそれほど高くない印象です。
少人数でしっぽり過ごすのにおすすめな変則タープ
日陰の確保がしやすいという機能的な長所もありますが、隠れ家のような作りでひっそり静かに過ごすのに向いているルーフハウス。
ソロやデュオなどの少人数でしっぽりとキャンプをしたい人におすすめな、プライベート感のあるシェルター風タープでした。
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