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【想像以上にイイ!】ガチ作業着パンツ・寅壱の「ニッカポッカ」が普段着&アウトドアにも最高でした

服好きの筆者。なかでも太めのボトムスをこよなく愛しており、たくさん所有していますが、またまた出会ってしまいました、ワイドシルエットな1本に……。

しかも、じつはこれ鳶職人さんがよくはいている「ニッカポッカ」。いまファッション業界で、作業服のデザインが注目されつつあるんです!

果たして、アウトドア服、街服でもいけるのか? コーディネート例とともにレビューします。

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目次

記事中画像撮影:筆者

老舗作業服メーカーの「ニッカポッカ」が気になる

高機能なアイテムがリーズナブルな価格で買えるという強みで、「ワークマン」を筆頭に注目されている作業服。そんな職人さん御用達の作業服ジャンルから、またしても気になるメーカーを発見!

その名も寅壱。じつはここのニッカポッカが気になっていたんです。

というのも大手アパレルブランド「FREAK’S STORE」も「寅壱」とタッグを組むなど、アウトドア業界のみならず、ファッション業界でもどうやら作業服メーカーが注目されているようなんです。

ニッカポッカは、キャンプと相性◎だった!

出典:toraichi

そもそも「ニッカポッカ」とは、ひざ下まで丈があり、裾が絞れるゆったりとしたボトムスのこと。建築現場などで鳶職人さんがダボダボのズボンをはいているのを見たことがあると思いますが、まさにあれです。

裾がすぼまっていて邪魔にならないことから、スポーツウェアとして乗馬や自転車などで使われてきたルーツがあるんだとか。

足が動かしやすいだけでなく、ケガを予防できる耐久性があるなどのメリットもあり、じつはキャンプと相性抜群。

そこで今回は、寅壱のニッカポッカの推しポイントと、筆者流の着こなしをご紹介します。

購入したのは、ベージュカラーの「ニッカズボン」

寅壱ニッカズボン

今回購入したのは、寅壱の「ニッカズボン」。作業服メーカーとは思えないスタイリッシュなロゴタグがついています。

寅壱とは?

1959年設立の作業着老舗メーカー。おもに作業服の製造・販売を行っており、建設業や土木業などの現場で見られる「鳶服」のシェアが比較的高い。デニム素材のワークウェアも展開。

出典:toraichi

コンやグレーだと作業服っぽくなってしまうので、あえて白っぽい「ベージュ」をチョイス。

「アウトドアで白系?」と思うかもしれませんが、作業服ブランドということもあり、汚して使い込み、味を出しながら育てていくという考え方が個人的には好きなので、今回はベージュを選びました!

価格は5,100円(楽天市場での購入時価格)。比較的手に取りやすい価格帯も好印象です。

寅壱 ニッカズボン(1016-406)

サイズ70〜120cm
カラーベージュ、コン、グレー
生地綿100%

推しポイント4

1|裾のベルトでアレンジOK

寅壱ニッカズボン

ニッカポッカといえば、やはりこのスタイル。動きやすく、裾汚れも防げるはきこなしです。

少し癖のあるスタイルですが、ブーツと合わせると一気にアウトドアな雰囲気に。

寅壱ニッカズボン

もちろん、本来のニッカポッカの使い方をせずに、裾のアジャスターを少し緩めにしてブーツの上からかぶせるスタイルもOK。好みのアレンジができます。

2|存在感のある太めのベルトループ

寅壱ニッカズボン

腰元には、デザイン性の高い太めのベルトループ。ここを見せるだけでも、パンツの存在感を出すことができるので、シャツをタックインさせて、ベルトを見せる着こなしもおすすめ。

寅壱ニッカズボン着こなし

キャンバス素材のベルトがよく似合います。

寅壱ニッカズボン

またベルトループが長いので、カラビナを吊り下げやすいところもアウトドアで使いやすい点ですね。

3|小物ギアの居場所にちょうどいいポケットがある

寅壱ニッカズボン

作業服メーカーならではのポイント、それはポケットが多いことです。

まず、前ポケットとバックポケット(ボタン付き)が2つずつ。

さらに、右前ポケット下に細長い形のポケットが2つ。ここに小型ランタン、ライター、調味料など小さめのアイテムを収納できてとても便利でした。

ポケットの多いボトムスは、アウトドアシーンでたくさんのメリットがありますよね!

4|タックが入っているから、キレイめスタイルにもなる

寅壱ニッカズボン

ボトムスにはタック(腰元の生地を折りたたんでできるヒダ)が入っているので、合わせ方次第でキレイめの着こなしもいけると思いました。

また、タックがあることで、歩いたり座ったりしたときに生地が適度に広がり、腰回りにゆとりができて動きやすいメリットもあります。

【作業着だけど私服OK?】シーン別でコーディネートしてみた

寅壱ニッカズボン

作業着って私服での着用イメージが湧きませんよね。

そこで、「アウトドア」と「タウン」の2シーンに分けてコーディネートしてみました。

【アウトドアコーデ1】白Tシャツ × ベスト × ブーツ

ミリタリーな雰囲気を全面に出して合わせてみました。

ロングニッカの形はミリタリーパンツの要素も入っていて、軍物ウェアとの相性がとてもいいです。

パンツの素材は綿100%なので、燃えにくくガシガシ使えるのも◎。難燃のベストと合わせれば、焚火シーンは怖いもの知らずです。

【アウトドアコーデ2】Tシャツをタックインする

続いて、コーデ1をベースにTシャツをタックインしてみました。

タックインすることで動きやすさがアップするので、アウトドアシーンにおすすめのスタイル。ベストの色をネイビーにしても抜群に合います。

【タウンコーデ1】黒Tシャツ × レザーサンダル

これは筆者の主観ですが、白系のボトムスには間違いなく黒のTシャツが合います

ここに上品さのあるレザーサンダルと合わせてTシャツをインしたら、シティボーイの完成です。

【タウンコーデ2】ボーダーシャツ × スニーカー

オーバーサイズのボーダーシャツ合わせも、相性◎。

ロングニッカはワイドよりのパンツですが、タックも効いていて足首がギュっと締まっているので、トップスにオーバーサイズを合わせてもバランス感がいいです。

足元にはニューバランスなどのハイテクスニーカーを履けば、どこへ行っても作業服とは思われないでしょう。

気になるポイントは……

とくに大きく気になる点は見つかりませんでしたが、しいて挙げるとすれば、サイズ選びが難しい点です。作業服メーカーということもあり、ウエストサイズの展開が73〜120cmと、とにかく豊富。

筆者は身長182cm体重68kg、普段ボトムスは大体Lサイズを購入していますが、今回は85cmを購入。ウエストベルトで絞るとちょうどいいサイズ感でした。

寅壱ニッカズボン

サイズを小さくしすぎると足首が出てしまってツンツルテンな印象になってしまうので、個人的には気持ち大きめサイズの購入がおすすめ。サイズが少し大きい分には、アジャスターで調整したり、シューズにインして履けたりするので、カバーできると思います。

ネットで購入する際は、必ず股下や股上の長さをチェックして購入しましょう。

これはおしゃれキャンパーに刺さりそうな予感

巷では数年前からワイドパンツが流行り、カーゴパンツやコックパンツなどオーバーサイズ系のボトムスが様々なショップで販売されるようになりました。その流れもあってか、ニッカポッカのデザインはファッション性が高く、さらに機能的ということで、アパレル業界から注目されているのかなと。

実際に寅壱のニッカポッカをはいてみて、思っていたほどダボダボな“ワイド”シルエットではなかったので、着まわししやすいデザインだと思います。

機能的なボトムスが好きな人、周りと服装がかぶりたくない人、ブーツをよく履く人、タックインが得意な人にとくにおすすめしたい1本。キャンプで、街で、「ニッカ」使えるぞ!

寅壱 ニッカズボン(1016-406)

サイズ70〜120cm
カラーベージュ、コン、グレー
生地綿100%

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