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【B5サイズ】遠征キャンプ用に「厚さ4センチ」のキッチン道具一式セットを組んでみた(2ページ目)

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3. SOTO「ナビゲーターフライパン」

ちょっとしたものを炒めるためのフライパンは、SOTOのものを採用しました。直径18センチの取っ手がついていないフライパンで、別売りのパングリッパー「デュオグリッパー」と合わせて使用します。

本体は小ぶりなうえ、熱伝導率の良いアルミ製で、弱めの火力でもしっかり熱くなるので、バーナーのガスが長持ちします。

表面にはフッ素加工が施されているので、食材が焦げ付きにくく、洗い物がラクな点も旅先で重宝しました。

そして、この「ナビゲーターフライパン」を選んだ理由がサイズ感。「X-ポット」「X-タンブラー」とスタッキングできる大きさが決め手でした。

ポットとフライパンの間にスタッキングできる皿があると、さらに良いセットになったかなと思います。

フライパン本体の厚さは2.5センチ。重さは110グラムです。コンパクトで薄型ながらもご当地の肉でステーキを焼くには困らないでしょう。調理後はそのまま皿として使える点も魅力。

ちなみに取っ手として使う「デュオハンドル」の持ち手側は、熱いものを掴むトングとしても使えます。

 

4. エバニュー「Ti Plank B5」

こちらのアイテムは、軽量なチタン製キャンプギアを得意とする新潟燕三条の老舗ブランド、EVERNEW(エバニュー)の「Ti Plank B5」。その名の通り、B5サイズの純チタン製まな板です。

金属のまな板って、ナイフが刃こぼれしちゃうんじゃないの? と思っていたのですが、実際使ってみると、そんなことはありませんでした。チタンは、ステンレスより柔らかいので、刃こぼれの心配も少ないです。

実は、チタンはまな板に適した素材。酸化チタンの持つ光触媒効果で、抗菌作用と油汚れの落ちやすさも備えています。

まな板以外にも、バーナーの熱でテーブルが焦げるのを防ぐ、バーナーシートとしても使えます。ときには風防としても活躍。

そして、なんといってもこの薄さと軽さが魅力。薄すぎてカメラのピントが合いません!(笑) その厚さはわずか1ミリ。重さは125グラムで樹脂シートタイプの簡易まな板より重量がありますが、その分しっかりしています。

5.リヒトラブ「クリヤーケースB5」

最後のアイテムは、これらのアイテムを収納するケースです。文具好きでもある筆者が見つけたのは、知る人ぞ知る文具メーカー、LIHIT LAB.(リヒトラブ)の「クリヤーケースB5」。

文具メーカーの商品でありながら、コーデュラナイロンを使用している点、B5のサイズ感、約1,000円というコスパの良さが決め手でした。

表面が中身を確認できるクリア素材になっているのもポイント。中に入れたお気に入りのセットを見てニヤニヤできます。

裏面にもジッパー付きのポケットがあり、エバニューの「Ti Plank B5」がジャストサイズで収納できます。フライパンの底面とまな板が当たって傷つくことや、金属音の発生を防げる点もお気に入り。

このポーチは何かと使えるので、複数所持して、洗面具入れや、救急キット入れとしても活用しています。

リヒトラブ クリヤーケースB5 クリヤーケースB5

サイズ幅・奥行・高さ310mm × mm × 220mm
本体重量120g
材質本体/ポリエステル、窓部分/ビニール

以上5点が、B5サイズに収まる大きさと薄さを目指し厳選したアイテムでした。

ここから余談になりますが……

このセットを実際使用した際まだまだ隙間があったので、今回紹介したアイテムにくわえて、いつも愛用している折りたたみナイフやカトラリー、トングを入れていました。ご参考までに!

FEDECA 折畳式料理ナイフ リップルブラック

ブレードの長さ93 ミリメートル
ブレードの材質ステンレス鋼
手の向き両利き用
ブレードのエッジフラット

身軽なキッチンセットを持ってより遠くへ……

実際遠征キャンプで使ってみた、この極薄キッチンセットは、必要にして十分に機能してくれました。スーツケースひとつで遠征旅を計画している方や、登山キャンプ、バイクや自転車でのツーリングキャンプをする方にもおすすめ!

みなさんも、サッカーチームの監督になったつもりで、テーマを決めて、キャンプギアセットを組んでみましょう! スター選手級ギアは意外な場所で見つかるかも?

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