編集部メンバー8人に聞いた!「上半期ベストギア」
キャンプの知識や楽しみ方を伝えるため、日々“センサー”を研ぎ澄ますCAMP HACK編集部スタッフたち。取材や撮影でもキャンプを重ね、幾多のギアに触れています。
もはや公私の別もなく新作ギアは気になり、好評と噂のアイテムはすぐさま試してみたい……。CAMP HACK読者のみなさん同様、どっぷりとキャンプ沼にハマっているのは確かです!
そんな編集部員たちが選ぶベストギアをご紹介するこの連載企画。メンバーそれぞれキャンプスタイルや楽しみ方は違うものの、ギア購入に到るまでの経緯やお気に入りポイントはおもしろく、参考になるものばかり。
今回は、総勢8人の編集部員たちに、「2023年上半期のマイベストギア」を発表してもらいましょう!
見た目も使い勝手も絶妙に俺のツボ!なニクイヤツ
クイックキャンプ
「ミニフィールドテーブル ハーフメッシュ」
男前ギアのセレクトセンスに定評ある、編集部ベテランメンバーのたぐっちゃん。そんなたぐっちゃんが選んだのは、クイックキャンプ「ミニフィールドテーブル ハーフメッシュ」。
高コスパな点も人気のクイックキャンプのアイテムですが、ベストギアとなった決め手とは……?!
たぐっちゃん:ソロキャンプ用に、無骨デザインで料理に使いやすい大きさのテーブルを探していたんですが、このカラーに一目惚れして購入
確かに、この手のメッシュテーブルってほとんどブラック。カーキのタイプって珍しいですね!
たぐっちゃん:もともと、同じくクイックキャンプの「ヴィンテージハーフメッシュ」っていうのがあったんですが、ブラックのみのラインナップ。
やっぱり、こちらのカーキ一色のワントーンなのが、かっこいい!
なるほど〜。天板部分のホワイトロゴともマッチして、ミリタリー感もUPしてますね。
たぐっちゃん:そして、使い勝手がとにかく良いんです。二段階に高さ調整できるのが便利だし、ハーフメッシュだし、耐熱性も高いからそのまま熱いものをおけちゃいます
スチール製メッシュ部分の耐熱温度は250℃。直火にかけた鍋などちょい置きするのも安心ですね。反対側のメラミン天板部分も150℃までの耐熱で、卓上ミニグリルなど置くのにピッタリ。
たぐっちゃん:さらに重量1.4kgが、絶妙に軽い! メッシュテーブルというと、ONOE「マルチスタンド」なんかが定番だけど、そういうのと比べるとかなり軽いんです。
ただ、耐荷重は約5kgと低めなので、そこは慎重に選ぶ必要がありますね
フレーム部分にはアルミ素材を使用して軽量化を実現しており、付属の収納袋で気軽に携行が可能。このクオリティでお値段は4,900円(税込)なのも、流石のクイックキャンプです!
▼「ミニフィールドテーブル ハーフメッシュ」の詳細はこちら
クイックキャンプ ミニフィールドテーブル ハーフメッシュ
使用サイズ | 幅60×奥行40×高さ27/34.5cm |
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収納サイズ | 幅40×奥行30×高さ4.5cm |
重量 | 約1.4kg |
耐荷重 | 約5kg |
耐熱温度 | MDF:約150度 スチールメッシュ:約250度 |
材質 | 天板:MDF(メラミン加工)&スチールメッシュ フレーム:アルミ 収納袋:ポリエステル |
キャンプギアをお風呂場に転用してみたら…大成功!
ANOBA(アノバ)「ラバーマット700 トポグラフィー」
編集部随一の“癒やしキャラ”であり、家庭では良きパパとして育児に奔走中の加茂のチョイスは……、ANOBA「ラバーマット 700 トポグラフィー」!
洗練デザインかつ高機能ギアが魅力のANOBAのアイテム。果たして、加茂のキャンプ&ライフスタイルに、どうハマったのでしょうか?
加茂:自分が担当したニュース記事でその存在を知り、某アウトドアイベントで実物を見て即、購入を決意!
実は、厚さ1cm以下の脱衣所マットをずっと探しており……。というのも、うちのお風呂場はドアを脱衣所側へ開く「押戸」のため、分厚いマットだとドアが開かないんです
加茂:裏地がラバー製でハリがあるので、ズレにくい&ヨレにくいのもお気に入りポイントです。防水仕様で裏面まで水分が染み込まず、床が湿ることもありません
加茂:また、表地はスエードのような滑らかな触り心地。適度に起毛しており、足裏の水分くらいは問題なく吸い取ってくれます。
メーカー推奨の使用方法ではないかもしれませんが、脱衣所マットとして大活躍!
加茂:むしろ、そこそこの吸水性が逆に良い面も。珪藻土マットなどより吸水性は劣るかもしれませんが、その分表面しか濡れずに乾きやすく、カビも生えにくそう。
等高線モチーフのデザインもかっこよく、大満足です
加茂:キャンプでも入り口に置いて「小上がり」のように使っています。適度なクッション性があるので、膝をつくときに地面の小石などが痛い問題が解消し、室内が快適に。フロアシートに穴があくなどのリスクも防げそうです
加茂:外に置いて「玄関」を作る使い方も良さそうです。ラバーなので洗濯はできなそうですが、ゴミが付いた場合は、ブラシでササっと掃除してあげると綺麗に
加茂:脱衣所には70×48cmのサイズを使用中ですが、190×130cmの大判サイズもラインナップ。こちらも購入して、リビングに敷こうか検討中です!
れっきとしたキャンプギアでありながら、加茂家のお風呂事情にも見事にマッチ。
高い機能性を持つキャンプギアは、案外、家の中のお悩み解消にも役立つケースが多いのかもしれませんね!
ANOBA ラバーマット 700 トポグラフィー
サイズ | 約70×48×0.4cm |
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重量 | 約670g |
材質 | ポリエステル、天然ゴム |
ANOBA ラバーマット 1900 トポグラフィー
サイズ | 約190×130×0.2cm |
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重量 | 約3300g |
材質 | ポリエステル、天然ゴム |
700サイズの詳細・公式サイトでの購入はこちら
1900サイズの詳細・公式サイトでの購入はこちら
見た目はハデだが地味にイイ、後からジワる病み付きギア
ニーモ「チッパー」
一見強面ながら、その実とにかく柔和なジェントルマン……。そんなギャップが魅力のロッシ高木が、今回ベストギアとしてセレクトしたのは、ニーモ「チッパー」。
スリーピングマットやパッド系には定評のあるニーモですが、この小さなパッドには、一体どんな魅力があるのでしょうか?
ロッシ高木:実は、編集長マツダからの誕生日プレゼントなんです。僕がハイクや登山に興味を持っていたり、ハデ物好きということで、マッチするカラーリングで選んでくれたのかな? と
ロッシ高木:パッケージの説明にもある通り、畳んだときに凹凸部分がぴったりと重なるため、厚みが少なく非常にコンパクトになるんです
ロッシ高木:急ぎの撤収時など、とりあえずポケットにも差し込める薄さで重宝しています。もちろん座り心地も◎。木の切り株など凹凸のある場所でも安心して座れます
ロッシ高木:端材を使って作られているため、同じカラーリングがないのも魅力です。
自分が多く持っているグリーンのアイテムに馴染みつつ、鮮やかなブルーやオレンジが差し色になってお気に入り
ロッシ高木:「チッパー」の端にはループ付きで、いろんな箇所に吊り下げられるのも便利。フェス等で移動中の手荷物を減らしたいときには重宝します。
ただ、吊るすだけだとベロンと広がるので、ベルトやバンドがあるとより便利に使えます
この類の折りたたみ式マットは嵩張る……というセオリーを見事に覆してくれたニーモ「チッパー」。この薄さなら、ソロキャンプはUL&地べた派という人も、躊躇なく持って行けそうですね!
ニーモ チッパー
使用サイズ | 42×32×厚さ2cm |
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収納サイズ | 32×10.5×6㎝ |
重量 | 160g |
R値 | 2 |
材質 | 100%リサイクル PEフォーム |