簡単においしいコーヒーが飲みたい!
キャンプでおいしいドリップコーヒーを飲みたいけど、毎回味がブレる。コーヒーミル、ドリッパーなど道具の管理も正直面倒。
そんなこんなで、もっぱらお湯を注ぐだけでOKなドリップパックを使っていたずぼらな筆者。なんだかんだでドリップパックのコーヒーが安定したおいしさなんです。
……と、つい最近までそう思っていました。だって片付けも楽なんだもの。
夢のようなコーヒー道具を発見!
とは言え、心の片隅で「これ以上に美味しいコーヒーを簡単に飲めないものか」と考えていた筆者。
その答えを探し求めた結果、誰でも美味しく淹れられて、片付けも簡単な夢のようなコーヒー道具に出会いました。
それがこちらのコーヒー抽出器具「エアロプレスゴー」。エアロプレスゴーを使ったコーヒー選手権もあるくらいに、どうやらコーヒー好きには有名なアイテムらしいのです。
しかも驚くほどコンパクト! 実はこの容器にコーヒーを淹れるのに必要な道具一式が入っているんです。気になるその全貌をお見せします。
エアロプレスゴーとは?
エアロプレスゴーは、空気の圧力を使って短時間でコーヒーを抽出する道具。
注射器のような器具にコーヒーの粉とお湯を入れたら、上からゆっくりプレスするだけ! シンプルな工程なので、誰が淹れてもおいしく仕上がります。
片手に全部収まるコンパクトさが魅力
収納サイズは横10cm×縦10cm×高さ17.5cm。
カップのふたを外すと、以下のアイテムが一式入っています。
実は筆者、コーヒー粉を計量するスプーンを紛失してしまいました。写真には写っていませんが、スプーンもセットで付いてきますよ。
専用のペーパーフィルターは、1箱350枚入りが最初から1つ付属しているので、しばらく追加購入の必要はなさそうです。
エアロプレスゴー
サイズ | 10D x 11W x 17.5H cm |
---|---|
重量 | 450g |
エアロプレス ペーパーフィルター350枚入り
【コーヒーの淹れ方】5つのステップで簡単抽出!
エアロプレスゴーは、たった5つの工程でおいしいコーヒーが楽しめます。いつものドリップパックコーヒーと比べても作業工程に大差がありません。比較すると以下のように。
工程 | 【エアロプレスゴー】 | 【ドリップパック】 |
1 | フィルターをセット | ドリップパックをセット |
2 | コーヒーの粉を入れる | お湯を注ぐ |
3 | お湯を注ぐ | お湯を注ぐ |
4 | かき混ぜる | お湯を注ぐ、完成 |
5 | プレスして完成 | – |
本当に簡単なので、工程を一つずつ見ていきましょう。ちなみに付属のスプーンだと、コーヒーの粉は1杯につき約14g。
ただし厳密に粉の量をはかる必要はありません。適当に多めに入れてもOK。大雑把でもおいしく淹れられるのも特徴なんです。
1. フィルターをセットする
チャンバー(ロゴの印刷されている容器)からプランジャー(空気圧をかける道具)を外します。
チャンバーについているキャップを外し
ペーパーフィルターをキャップにセット。
チャンバーに取り付けます。
このキャップの穴からコーヒーがドリップされていきます。ここまでの流れを確認すると以下のように。
とても簡単ですよね。
2. コーヒーの粉を入れる
次に付属のカップにチャンバーをセットし、コーヒーの粉を入れましょう。
3. お湯をそそぐ
お湯を一気に③のラインまで入れましょう。
4. かき混ぜる
そこからヘラで10回ほどかき混ぜ、20秒放置。ここまでの淹れ方は説明書に記載されている方法です。
ただし愛用者のなかには「まずお湯を①のラインまで入れて少し蒸らし、次に③まで注ぐ」など独自でおいしい淹れ方を探求している方もいます。なので、本当にお好みの淹れ方で大丈夫です。
ちなみに筆者は面倒な作業はしないタイプ。こんなにざっくりとしたやり方でも、ドリップパック以上のおいしいコーヒーができあがるんだから不思議。
5. プレスして完成
準備ができたらいよいよプレス。プランジャーをセットして、上からゆっくり押します。時間にしておよそ20秒ほどかけてゆっくりプレス。これで完成です。
ゆっくり時間をかけて押すことで、雑味の少ないコーヒーができあがるんだとか。最後まで押し切らず、プシュッと空気の音が聞こえたら手を離して大丈夫です。
この際、キャップからポタポタとコーヒーが垂れてくるので、プランジャーをほんのちょっと逆に戻す(引き上げてあげる)と、液ダレがしにくくなります。
あとはカップのまま飲んでもよし、お気に入りのカップに移し替えてもいいですね!
こんなに簡単なのに、自宅にあるデロンギの全自動コーヒーメーカー並みに安定した美味しさ。これで淹れたコーヒーを初めて飲んだときは、いつものハンドドリップとの差にちょっと感動しました。これならキャンプのたびに毎回作りたくなります。