別注・新作アイテム入荷中!!CAMP HACK STORE
韓国のキャンプ場

絶景すぎる穴場キャンプ場を発見!親子2人海外キャンプ旅 Vol.8【ドリームランドキャンプ場】

キャンプ道具を持って、海外キャンプに出かけてみよう!

この連載では少しハードルの高い「海外キャンプ」に挑戦してきた様子を「準備編」「海外キャンプ場レポ」「海外ショップ事情」など段階を分けてご紹介していきます。

せっかくなら、キャンプ道具をフル活用して旅行に役立てて、今しか見れない景色を見に行きましょう!

目次

親子2人で行く、海外キャンプ旅

フォトグラファーの猪俣慎吾

プロフィール
キャンプフォトグラファー猪俣慎吾。2017年に星空 案内人®を取得。2019年から自ら開発した『プラネタリウムテント』で天の川の解説をし ながら全国を回っている。 2021年10 月に『絶景CAMPGUIDE』(JTB パブリッシング) を出版。
広告・料理・アウトドアの撮影が主な得意分野であり、アウトドアを中心にフォトグラ ファーとして活動する傍ら、キャンプコーディネーターとしても仕事をしている。外ごはん文化を広めるためのアウトドアパーティーグループ「KIPPIS」を主宰。現在は息子と2人で行く父子キャンプにハマっている

この連載では、日本全国の絶景キャンプ場を旅していた筆者が、新たに「息子2人と海外キャンプ経験を経て学んだこと」を通して海外キャンプ旅のレクチャーをしていきます。

それではVol.7となる本編へGO!

▼ほかのお話はこちら

【旅6日目】ソウルを離れ、韓国第3の都市「大邱」へ

最近の大邱はグローバル知識都市として成長している

最近の大邱はグローバル知識都市として成長している

キャンプ泊ができずにソウルでホテル泊になってしまった筆者と息子。この日は、クルマを3時間ほど走らせて韓国第3の都市である「大邱(テグ)」へと向かいます。

ソウルが東京で、釜山が大阪だとしたら、大邱は名古屋のような都市と思っていただいて良いかと。大邱はかつてリンゴの産地として有名で、美人も多いことから「リンゴ美人の街」としても国内で知られているそうです。

街へ着いたら市場に訪問

大邱市にある西門市場は屋台街が大きく美味しい匂いが市場全体を覆っている

大邱市にある西門市場は、屋台街で美味しい匂いが市場全体を覆っている
狭い通路にあったレストラン街これを見るだけで心が高まってしまう
狭い通路にあったレストラン街。これを見るだけで心が高まってしまう

大邱市に到着すると、「西門市場」へと向かいました。この西門市場は街の中心地にあり、歴史も長く朝鮮3大市場の1つにも数えられる市場です。

市場は、その国やその地域の縮図が見えると思っているので、必ず寄りたい筆者。ここ西門市場も最高の趣きを漂わせていました。

大邱の名物は「チムカルビ」

大邱名物チムカルビ

大邱名物チムカルビ

ちょうどソウルからの運転でお腹も空いた頃だったので、レストランを探してみました。大邱の名物はチムカルビ(蒸しカルビ)。煮込まれた牛のあばらの肉をサンチュやエゴマで包み、生姜やニンニクなどの薬味を巻いて食べる料理です。

サンチュに切り分けたあばらの肉と薬味を巻いて食べる
サンチュに切り分けたあばらの肉と薬味を巻いて食べる

かなり辛いので、苦手な人は注文時に辛さを調節してもらうように伝えましょう。食べるまではあまり想像ができなかった料理ですが、見た目以上にヘルシーな料理でたくさん食べれました。これは美味い!

「10円パン」は韓国発祥

甘い生地の中にチーズが入っている

甘い生地の中にチーズが入っている

そして市場で見つけたもう一つのグルメが、10ウォンパンです。韓国発祥グルメとして最近日本でも「10円パン」という名前で流行っているようで、皆さんはご存知でしたか?……筆者は全く知りませんでした。

この写真のパンは、韓国の10ウォン硬貨を模していますが、日本で発売している10円パンは10円硬貨の見た目をしているそう。

1つ300円とリーズナブルで買う人が途切れることはなかった

1つ300円とリーズナブルで買う人が途切れることはなかった

甘い香りを漂わせていたので、一つ買って息子と2人で仲良く食べてみました。

生地はホットケーキのような甘い生地に、中はとろ〜りと溶けたチーズが入っていて……美味しい! 10ウォンとは思えない満足度。ぜひみなさんも見かけたら食べてみてください。

大邱から隣町のヨンチョンへ

ヨンチョン市にあるドリームランドキャンプ場

ヨンチョン市にあるドリームランドキャンプ場

大邱市をあとにして向かった先は、西に1時間ほど車で行ったところにあるヨンチョン市です。実は、このヨンチョン市の宿泊で今回の韓国旅のキャンプは最後になります。

その最後に相応しいキャンプ場は何処かと探していたら、このヨンチョンの町に絶景のキャンプ場を発見したので行ってみることにしてみました。

訪れた「ドリームランドキャンプ場」は、場内の木のほとんどが桜の木というキャンプ場。訪れたのが4月2日で春シーズン真っ只中だったので、これはきっと絶景に違いないはず……!

▼ドリームランドキャンプ場の地図はこちら

桜に包まれたキャンプ場

タイミングはバッチリ満開の桜が僕らを迎えてくれた

タイミングはバッチリ満開の桜が僕らを迎えてくれた

キャンプ場のスタッフさんに「なんでこんな田舎のキャンプ場にきたんですか?」と質問されましたが、それほど日本人のキャンパーが来ることは珍しい場所なんですね。

ちなみに「桜が綺麗なキャンプ場との噂を聞いて来てみました」とお伝えしたらとても喜んでいました。

テントの中から見える桜景色

テントの中から見える桜景色

他のキャンパーも桜の木の下でキャンプを楽しんでいた

他のキャンパーも桜の木の下でキャンプを楽しんでいた

テントを張り終えてあたりを見渡してみると、やはり他のキャンパーさんも桜の木の下で自慢のテントを張り、それぞれのキャンプを楽しんでいたのが印象的でした。

1 / 2ページ