5. 日本初上陸の新感覚タープ
HELLOS FACTORY「バタフライタープ」
こちらの、ヘキサでもレクタでもウィングでもない、ユニークなタープを展示していたのは、韓国発の新ブランド「HELLOS FACTORY(ハローズ ファクトリー)」。
本国ではすでに人気で、この夏日本に初上陸しました。
代表作である「バタフライタープ」は、1本のアーチ状ポールと2本のストレートポールで形を作っているのが特徴。近年人気のピラミッド型テントに近い構造を持っています。
通常のタープと違って、サイド部分もカバーしているので、横からの日差しや雨も防いでくれれます。一見複雑そうに見えますが、設営はかなり簡単なんだとか
フレームがアーチ状なので、ドーム型テントとの組み合わせもバッチリ。
写真は、ミニマルワークスの人気ドーム「シェルターG」を連結させた様子。
ドームテントを寝室として使って、別でタープを張りたいファミリーやグループのキャンパーさんに刺さりそうなタープです!
6. 刃物屋さんが作った、二刀流トング
福善「串刀」
岐阜県美濃加茂市の刃物工場が展開するアウトドアブランド「福善」。
クラウドファンディングでヒットした刀型のペグ、「打刀」でご存じの方も多いのでは?
そんな福善の新アイテムは、ステンレス製の細身なトング「串刀」。
先端がピンセットのようになっていて、掴みやすさにこだわって作られているので、焼き肉をひっくり返すときはもちろん、繊細な料理にも活躍します。
細身な形状でかなり軽量。携帯性にも優れており、登山やツーリングキャンプにも良さそうです。
さらに、この「串刀」は、バネ部分を外すと、2本の串としても使える2WAY仕様。
その名のとおり、刀のような形状をしています。まるで忍者の七つ道具のようです。
焼き肉のときにはトングモード、焼き鳥のときには串モードといった具合に、キャンプ料理に合わせて使い分けできるので、さまざまなシーンで活躍してくれそうです!
7. トランスフォームする“魅せる収納”
NUXDI「SUKUNAKARE」
新進気鋭のガレージブランド「NUXDI(ニューエンダイ)」。
サイバー感のある世界観と、他にはない発想で作られるユニークなギアが人気のブランドです。
今回のイベントでお披露目されたのは、今までにないコンセプトの収納コンテナ「SUKUNAKARE」。
一般的なコンテナと違うのが収納の仕組み。「SUKUNAKARE」は、モールパネルにバンドやコードを使って、本体側のスリットに差し込んで収納します。
ちょうど、ポップアップ式のトースターに食パンをセットするような感じです。
モールごとにギアを取り出して、ギアハンガーに吊るしたり、自宅では壁やラックにそのままディスプレイするなど、さまざまな使い方が可能。
モールパネルは、標準で1枚付属し、買い足せば最大6枚セットできます。
また、クルマのラゲッジから、ソリが雪面を滑るようにスッと引き出せるように設計されているのもこだわりのポイント。ラゲッジマットを傷つけにくい点もいいですね!
フレームのパイプ部分がそのまま持ち手になっているので、持ち運びもしやすくなっています。
「SUKUNAKARE」の機能はギアの収納・運搬だけではありません。
両サイドのパネルは取り外せるようになっており、フレームのトップやサイドに取り付けて、テーブルやラックとしても使えます。
サイドのパネルも、MOLLE規格対応のスリットや穴が設けられているので、使い手の自由な発想でさまざまな使い方を楽しめそうです!
さらに2台あると、スノーピークの人気火器「フラットバーナー」もセット可能。
最近人気の、ブラックのキャンプギアを使ったアーバン感のあるサイトコーデにもドンピシャでハマりそうな逸品。
設営であれこれ配置せずとも、置くだけで見栄えする点も、使い勝手が良さそうです。
秋のフィールドスタイルも見逃すな!
今回も、オリジナリティあふれるキャンプギアが多く見られた「FIELD STYLE」。
秋は夏よりも大きな規模で開催されるので、キャンプギア好きな方は、ぜひ脚を運んでみてください。キャンプの今がここにある!!