親子2人で行く、海外キャンプ旅
この連載では、日本全国の絶景キャンプ場を旅していた筆者が、新たに「息子2人と海外キャンプ経験を経て学んだこと」を通して海外キャンプ旅のレクチャーをしていきます。
ハードルが高いと思われがちな海外キャンプですが、まずは近場からの旅行を経験して慣れていけば案外かんたんなことだと気づくはず。筆者が体験した日本全国のキャンプ旅と、海外キャンプ旅で得たノウハウを余すこと無くお伝えしますよ!
それではVol.6となる本編へGO!
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【4日目 8:00〜】いざ、ソウルへと移動!
絶景だった忠州湖のキャンプ場を後にして向かう先は、韓国の首都「ソウル」。忠州湖からソウルへは2時間半程度なので、ソウル市民のキャンパーにとって、忠州湖は湖畔キャンプを楽しむ最適な場所ですね。
高速で走っていると、ソウルに近づくにつれて車線も増えていき、車もだいぶ多くなりました。運転に注意しながら進んで行きます。
【10:00〜】昼食がてら首都ソウルを散策
ソウルの町に入ると景色が一変しました。さすが首都のソウルで、高いビルがあちこちに見えます。
そして、ソウルの中に入ると一際目立つ建物があります。2017年に開業した「ロッテワールドタワー」です。高さ555メートルを誇り、韓国で一番高いビルでもありますが、世界でも6番目に高いビルでもあります。
今回は時間がなかったので訪問はできませんでしたが、次回ソウルに来た時に訪問してみたいですね。
南大門市場で観光
ソウルの観光スポットとして有名な南大門市場にも行ってみました。活気が凄く、日本の上野のアメ横にどことなく雰囲気が似ていました。
ただその規模はかなり大きく、初見では全体像が把握できないほど。なんでも安く売っているのでお土産を買うのには最適ですね。探し回りましたがアウトドア製品などはあまりなかったです。
南大門市場は一般店舗市場とビル市場に別れて店が軒を連ねています。その数なんと1万店以上というから驚きです。
ビル市場は店がみっちりと並んでいて迷路のようで、自分も少し迷ってしまいました。食品・雑貨・服だけが売っているかと思いきや、生花屋さんなどもあって本当になんでも売っている印象です。
ソルロンタンめっちゃ美味しい!
南大門市場を色々と回っていたら、お腹が空いてきました。キャンプではサムギョプサルやチヂミなどを作って食べたので、せっかくだから他の物を食べたいなと探していたら、ハングル文字の横に日本語で「ソルロンタン専門店」と書いてあるお店を発見しました。筆者はソルロンタンを全く知らなかったのですが、白濁した牛骨スープにカルビなどの肉が入った料理です。
新規開拓は苦手な方ですが、郷に入っては郷に従えです。
実際に食べてみたら……なんて美味しいんでしょう! コクのある牛骨の出汁の味が絶品で、さらにつけダレにつけて食べるカルビ肉が最高。本当に美味しかった……。
筆者はもう日本に帰国していますが、わざわざ韓国食材が売っているスーパーでソルロンタンの素を買って自分で作ってしまったほどです。
【14:00〜】事故のあった梨泰院に立ち寄る
去年のハロウィンに、ソウルの飲食店激戦区である梨泰院でとても悲しい事故がありました。群集事故で若者が159名も亡くなるという痛ましい事故です。
ニュースを観ていて、1人の親としてとても悲しい気持ちになったので是非追悼したいと思い足を運ばせていただきました。
壁一面には追悼のメッセージカードが貼られていて、慰霊に訪れる人が未だ絶えないことが分かります。遺族にとっては一生癒えない気持ちでしょう。自分も自分のことのように気持ちを置き換えて、慰霊をさせていただきました。このような悲しい事故は2度と起きてないことを祈ります。
【16:00〜】ソウル近郊の「清水音キャンプ場」へ
本日のキャンプ場は、ソウルから東へ1時間ほどの京畿道(キョンギド)にある「清水音キャンプ場」。今回は事前に調べて空いていることがわかったので、飛び込みで行ってみました。
キャンプ場に到着すると、オーナーの奥さんらしき人が対応してくれ、キャンプをしたい旨を伝えると快く承諾してくれました。料金は1サイト車1台4名までで50,000ウォン(5,000円)でした。
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