充電式LEDランタンの落とし穴
キャンプ歴数十年の筆者ですが、初めて充電式のLEDランタンを手にしたときの驚きは、今でも忘れません。“これで乾電池から解放される!”と随分感動したものです。
けれど、「ゴールゼロ」はもちろん「ミニマライト」など、さまざまな充電式LEDランタンを駆使するようになった現在、実は、大きな落とし穴の存在に気づいてしまったのです……!
人は忘れる生き物
はい。“充電忘れ”ですね。人は忘れる生き物なんです……。
自他共に認めるウッカリ者の筆者、この“充電忘れ”でたびたび憂き目を見ており……。便利でエコな充電式LEDランタンも、充電を忘れてはただの金属の塊ということを痛感。
そこで改めて感じたのが乾電池式のメリット。当然ながら充電の必要はナシ。
万一電池切れしても、最近はキャンプ場でも乾電池を販売しているところが増えているし、コンビニに走れば当日でもなんとかなります。
そんな経緯で、救世主として急浮上したのが乾電池式LEDランタン。今回は、最近重宝しているジェントス「EX-334D」についてご紹介します!
ジェントス「EX-334D」の5つの魅力
「GENTOS(ジェントス)」は、白色LEDをいち早く自社製品に投入し、既存の安全規格以上に安全性やクオリティを追求し続け、プロユーザーからの支持が高い老舗メーカー。
老舗だけあって、実に多様なLEDランタンがラインナップしていますが、数ある中から「EX-334D」をチョイスした魅力をご紹介します。
1. 軽い!小さい!明るい!
サイズは約直径59×132mmとコンパクト。重さも電池を含めて約242gと軽いんです。
しかもこの小ささで、明るさは最大440ルーメン! ゴールゼロが最大150ルーメンなので、およそ3倍ということに。
普段、筆者はソロやデュオキャンプで3本程度の小型LEDランタンを使うので、全部充電し忘れても「EX-334D」なら1台でカバーできてしまいます。
2. 充電不要!最大100時間
そしてやはり、充電が不要な乾電池式という点。
「EX-334D」では単3電池を4本使用。単1や単4電池に比べて、コンビニなどでも比較的入手しやすい電池なのもポイントです。
細かい部分ですが、乾電池を入れるときのプラスマイナスの向きや、蓋の合わせ位置などもガイド付きで分かりやすく、ストレスがありません。
連続点灯時間は弱モードで最大100時間。強モードでも最大8時間もつので、1泊のキャンプなら十分すぎるスペック。
3. 1台2役で高コスパ!
もう1つ「EX-334D」の特徴として、逆さまに吊るして使えるという機能が。
しかも、ホヤ部分を外せるため下方向を影なく照らせるのが秀逸です。
外で起きているときは卓上で、寝る前にはテントや車の中に吊るすなど、1台で2役こなす汎用性の高さもお気に入りのポイント。
しかも、この性能と汎用性の高さなのに、Amazonで1,873円(税込/2023年5月現在)というお値打ち価格。コスパの高さも大きな魅力です。
4. 頼もしい耐久性能
さらに、アウトドアランタンとしての耐久性能もしっかり担保。IP64レベルの防塵防滴性能で、小雨程度なら問題ありません。
こんなに軽くてコンパクトなのに、1m落下耐久もクリア。ウッカリ者の筆者にはありがたい、タフさも大事な要素なんです。
5. 癒やし機能も搭載
そして地味にうれしいのが、無骨なデザインに反してゆらぎのあるキャンドルモードを搭載している点。“充電忘れ”に落ち込むキャンパーも優しく癒やしてくれます。
このほか、白色・昼白色・暖色と合わせて全4モードに調光可能で、シーンに合わせて選べるスグレモノです。
ジェントス EX-334D
サイズ | φ59.0×132.0mm |
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重量 | 242g(電池含む) |
使用電池 | 単3形アルカリ電池×4本(エネループ・充電式エボルタ使用可能) |
明るさ | (約)440ルーメン(最大時) |
点灯時間 | 8(白色/強モード)〜100時間(昼白色/弱モード) |
耐塵防滴 | IP64準拠 |
使用光源 | 高輝度チップタイプ白色LED×10個、高輝度チップタイプ暖色LED×5個 |
ときには原点回帰が有効かも!
便利で高性能な充電式LEDランタンも、充電を忘れてはただの金属の塊。キャンプでのお悩み解決は、最新技術を追い求めるだけでなく、ときには原点回帰が有効なのかもしれません。
乾電池式といえど、ハイスペックかつ豊富な調光モードなど、最新技術も兼ね備えたジェントス「EX-334D」。うっかりキャンパーさんは、ぜひ1台備えておいてはいかがでしょうか?