KELTYの「CAMPING LINE」をおさらい!
建築家でありアウトドアマンであったディック・ケルティが興したブランドKELTYは、フレームパックを考案した、バックパックの原点にもなっているブランド。
南カリフォルニアの小さなバッグブランドとして始まって80年以上。今ではインターナショナルな総合アウトドアブランドとして確固たる地位を築いていますが、時代のパイオニアであり続ける姿勢はいつの時代も変わっていません。
なかでも近年特に注目を集めているのは、バッグやアパレルだけでなくキャンプギアを通してアウトドアの楽しみを提案するシリーズ「CAMPING LINE」。
フォールディングクーラーやギアキャリー、テントにタープにチェアまで、発想豊かに機能的なアイテムをリリースし続けているんです! 本記事では、そんなKELTYの新作カーサイドテント2型と、ユニークな寝袋をご紹介!
クルマに連結もできるハイブリッドテント「CABOOSE 4」
クルマと繋げてシェルター的にも使える「CABOOSE」シリーズは、ハイブリッドなカーサイドテント。今年はその最新作として「CABOOSE 4」が登場しました。
天井高の最高点は198cmと高いため、大体の人がテント内でかがむことなく移動できる広々とした設計になっていますが、このテントのメリットはなんといっても行動範囲の広さ。
テント、前室、車内と、3つの空間を繋ぐことで、シームレスに空間を活用することができます。
はね上げルーフ部分とクルマのリアゲート(ハッチバック)との接続は、独自のストラップとバックルを使用するワンタッチ方式。
取り外しも簡単なので、キャンプ場外への買い出しなど、クルマの出し入れも気軽におこなえるというのもうれしいポイントです。
また、ルーフだけでなくサイドウォールも両側に拡張できるので、雨天時などにも頼もしいですね!
もちろん、クルマと連結しなければ前室の広いテントとして単体で使うことも可能です。
展開時のサイズは横213×奥行304×高さ198cm。グループや家族とのキャンプにおすすめです。
新作カーサイドタープは、蚊の侵入を防ぐメッシュ付き!
続いてご紹介する新作の「WAYPOINT SCREENHOUSE TARP」は、SUV車に取り付けして使うカーサイドタープ「WAYPOINT」の進化版で、従来通り日差しを遮るだけでなく、メッシュスクリーンを採用したことで蚊の侵入も防げるというスグレモノ。
メッシュはクルマ側を除く3面がフルスクリーン、クルマ側も荷台に通じる部分以外がメッシュになっているため、クルマの下から侵入しようとする虫もブロックしてくれます。
設営は簡単で、クルマ側は片方のホイールにベルトを通し、反対側のホイールにも同様にベルトを通せば半分は完成。
次に反対側に一本のポールを通して各所のガイラインをピンと張れば、しっかり自立するという仕組みです。
ファスナーを開いて内部にアクセスすることができ、メッシュスクリーンを使わないときは巻き上げて収納することもできます。虫が灯りに群がってくる夏の夜には、こんな蚊帳代わりのタープは重宝することでしょう。
KELTY WAYPOINT SCREENHOUSE TARP
日本初上陸!-7℃対応の2人用のスリーピングバッグ
オートキャンプにぴったりなカーサイドテントとタープの後にご紹介するのは、日本では今季から展開されるダブルサイズのスリーピングバッグ「TRU.COMFORT DOUBLEWIDE 20°F/-7°C」です。
注目すべきは2人用というサイズ感だけではなく、シーンに合わせて調整できるシェルフ内のギミックです。一周ぐるりと配されたファスナーは開け具合でベンチレーション的に使えるほか、暑い時はトップ部分を取り外すことも可能。そ
して内側の両サイドにはシングルサイズのブランケットも設けられています。
2人で仲良く寝るとこんな感じ。見た目やコンセプトはユニークですが、それでいて機能面は良く考えられているというギャップにヤラレますね!
素材は100%リサイクル素材の「CLOUDLOFT」を使用。いわゆる化繊中綿ですが、-7℃の環境下で使用可能というハイスペックなシェルフに仕上げられています。
KELTYのキャンプギアは型破りだけど機能的!
「CAMPING LINE」の新作をご紹介しましたが、あらためてKELTYは独自の機能ディティールを追求していることがわかりました!
私たちもKELTYの新作を取り入れたり、彼らの姿勢を見習って、自分が求める最高のキャンプスタイルを築きあげたいですね!
KELTYの公式ホームページはこちら