【その3】オニツカタイガー「タイガー ホリゾニア」
春におすすめのゴアテックスアイテムとのことで3つ目はシューズをご紹介。
海外でファッションショーを開くほど世界的に有名な、スポーツメーカーのオニツカタイガー。アウトドア向けの商品のイメージが湧きにくいですが、ゴアテックス ファブリクスを使ったアウトドアでもOKのモデルがあるんです。
定番モデルにゴアテックスを搭載してアップデート
こちらの「タイガー ホリゾニア」は、トレランシューズとして手がけた定番モデルで、過去に販売されていたシューズのデザインをアップデートしています。ゴアテックスのタグが内側に配しているため、パッと見は一般的なシューズに見えるかもしれませんね。
クラシカルな見た目ながら、想像できないほど履き心地がよく、歩いていてもピタッと足にフィットします。また、ザ・トレランシューズのような堅苦しさはなく、かといってアウトドアすぎないところも魅力です。
アッパーはメッシュ、トゥやシューレース周辺はスエード、アウトソールはラバー、そしてメキシコラインと呼ばれる横のラインには合皮など、部品ごとに異なる素材を使っています。こういったこだわりのディテールもモダンに感じられます。
手軽に履けるゴアテックスシューズ、それがタイガー ホリゾニアでしょう。
オニツカタイガー タイガー ホリゾニア
サイズ | 22.5〜31.0cm |
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素材 | アッパー : 合成繊維・天然皮革、アウトソール : ゴム底(ラバー) |
【その4】ニューバランス「M2002 RXB」
ランニングシューズとして高い支持を得ているニューバランス。日本人の足の形状にフィットしやすいことから、街中で履く人が増えていますよね。
そんな同ブランドにも、ゴアテックス ファブリクスを採用したモデルがあります。
ハイテクはそのままにエイジング加工が絶妙
ニューバランスのランニングシューズ「860v2」を取り入れ、MADE IN USAとしてリリースされた「MR2002」に着想を得て誕生したのが、アジア製の「M2002」。
この「M2002 RXB」は、そんな復刻モデルにゴアテックス ファブリクスを取り入れた特別仕様。悪環境でも使える万能なニューバランスシューズです。
個人的には、エイジング加工のクオリティの高さがお気に入り。グレーのヌバック素材のスレが自然で、“こなれ感”が出て目を引きます。
アウトソールも、デッドストックを感じさせるエイジング加工を施しています。しかも、ジーパンのような削った加工ではなく、状態はそのままで見た目だけしっかり雰囲気を出しているのがすごい……!
もちろん、衝撃吸収性のあるABZORB(アブゾーブ)と反発性のあるENEGY(エナジー)など、M2002の特徴である性能を搭載しており、極上の歩きやすさはお墨付き。街中からアウトドアまで、シームレスに履ける逸品です。
ニューバランス M2002 RXB
サイズ | 25.5~30.0cm |
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カラー | ホワイト、グレー、ネイビー |
ゴアテックス搭載アイテムで、快適なアウトドア&日常を
今回は購入できるものとできないものが混ざった紹介でしたが、やっぱりゴアテックス ファブリクスを使ったアイテムはいずれも長く使え、厳しい環境でも快適に過ごせます。春に何かゴアテックスを使ったアイテムを買いたいと検討している人は、参考にしてみてください。
TEXT:小川迪裕