【16:00〜】豪華客船の前でキャンプ!この光景はなかなかお目にかかれない
16時を過ぎ、無事に受付を済ませて「釜山港ヒーリングキャンプ場」の場内に案内をされます。飛び込んできた光景は圧巻の一言! キャンプサイトの目の前に豪華客船!?
これは日本ではお目にかかれない組み合わせですよね。初めて見る景色を目の前にして、途端に「外国のキャンプ場に来たんだな〜」という感情が湧き出てきました。
こんなアーバンな場所かつ、客船を目の前にしてのキャンプで、なんと価格は30000ウォン(約3,000円)とは安い!
指定されたサイトは砂利サイトで、車を置いても2ルームテントも余裕で張れる広さでした。我々は軽装装備なので、ご覧の通りサイトを大分持て余しています……。
テントを張り終えたら、夕飯の食材を購入しに早速スーパーへと買い出しです。
【17:00〜】韓国のスーパーマーケットへ
キャンプ場が街中にあるので、スーパーマーケットも車で行けばほんの10分くらいの場所にあります。
車を街中で駐車する場合ですが、当然パーキングもあり、路上にも駐車スペースがありました。
路上駐車はアナログな支払い方
今回は路上駐車を選択。決められた白い枠の中に停めると、その一帯取り仕切るおじさんがこちらにトボトボ歩いて来て時間を書いたメモを車のワイパーに挟んでくれました。車に戻れば10分単位で計算をしてくれて、そのおじさんに料金を支払う仕組み。
1時間で2000ウォン(約200円)日本よりもIT化が進んでいる韓国だけど、駐車に関しては結構アナログなんだと驚き。おじさんとの和やかな会話が楽しめたので、人情味があって筆者は好きでした。
もちろん場所によって支払い方は違うはずなので、「釜山港ヒーリングキャンプ場」付近ではこのスタイルだったと報告させていただきます。
今日の献立は、サムギョプサル!
釜山の街並みを少しばかり観光しながら、スーパーマーケットを発見。今日の献立は、韓国に来る前から決めていた、キャンプ料理にも最適なサムギョプサル!
少し話が逸れますが、以前、筆者の韓国人の男友達から「兵役中の訓練の夜に外でみんなでアルミホイルでサムギョプサル用の鉄板を作って焚き火でサムギョプサルを食べた思い出」を語られたことがありました。
その話を聞いて、あんなペラペラのアルミホイルで鉄板作ってまでサムギョプサルを食べたいとは……と、韓国人の“サムギョプサル愛”に感服。誰しもソウルフードがありますが、このエピソードを聞いて改めてその国独自で発展したメシに興味が出た覚えがあります。
この話を韓国に行く前に思い出していたので、韓国初日のキャンプの夜はサムギョプサルに決めたのでした。
品揃えは、基本的には日本のスーパーと似ている
スーパーの品揃えは、日本と大差はそこまでありません。強いて言うなら、韓国料理を作るなら困ることはないくらい韓国食材が揃っています。当たり前ですが。
キャンプでチヂミやサムゲタンやトッポギを作っても楽しいはず。サムギョプサルの食材は、肉コーナーを見れば、サムギョプサル用の豚バラ肉はほぼあると思って良いでしょう。
他にもエゴマもサンチュなどの葉類も、日本よりも低価格でパックに大量に入っていることが多かったです。
【18:00〜】夕飯|設備が充実!
キャンプ場に戻る頃には陽も傾いていて辺りは暗くなっていて、今回日本から持ってきたミニマルワークスの
ジャックシェルターミニのテントの中で夕飯の支度をします。
支度をするとは言ってもサムギョプサルだから食材を洗ってお皿に並べるだけです。
炊事場がキレイ!電子レンジもある
キャンプ場には綺麗な炊事場もあるので、そこで支度をしたって当然構わないんです。炊事場には日本のキャンプ場ではあまり見かけない電子レンジもあります。
プロセスを大事にする日本人には抵抗があるのかもしれませんが、世界のキャンプ場では電子レンジは普通にあったりします。
パックご飯をお湯で15分かけて湯煎しても良いですが、電子レンジならたったの2分。当然各々の判断ですが、時間の余裕がない場合は電子レンジを利用しても良いですよね。
キャンプでサムギョプサル、ぜひやってみて!
SOTOのフュージョンとトランギアのフライパンを使用して豚バラとニンニクを焼いていきます。美味しい匂いが辺りに立ち込めるので、自然と食欲が湧いてくる……!
豚バラ肉とニンニクが焼けたら、サンチュとエゴマと韓国ノリとタレをつけたら巻いて口に放り込みます。生きていて良かったと思う瞬間! 美味しくないわけない!
「キャンプでサムギョプサル」にハマりそう。日本に帰ってもリピート確定です。
【20:00〜】都会が作り出した絶景を堪能
しばらく息子とサムギョプサルを堪能していると、船が出航して釜山港大橋が僕らの眼前に姿を現しました。いつもは大自然の中でのキャンプが多いですが、絶景は何も大自然だけではないことを教えてくれます。
椅子に座り、飲み食いをしながら息子としばらくこの光景に見惚れていました。シャワーと歯磨きをしたら都会の微かな音を聴きながら床につきます。
シャワーはまさかの大部屋仕様
個室のシャワーを想像していたら、いい意味で裏切られたのでこちらも最後に共有です。まさかの集団で利用できる大部屋タイプで、筆者は親子で仲良く一気に利用できました。
【翌朝】では次のキャンプ場へ……
次の日の朝、昨日まで船や橋が見えていた方から朝日が昇ってきました。次の目的地は少し離れた場所なので、身支度を手早く済ませます。
次のキャンプ場は韓国国内でも「絶景」と称されるキャンプ場。次回の記事もお楽しみに!