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炎の美しさが段違いになる「薪スタンド」を100均で作ってみた【超簡単DIY】(2ページ目)

またダイソー商品で薪スタンドDIY(700円編)

新作のために必要となるのは、これら7商品。またダイソーさんのお世話になりました。

01. ステンレス取付金具(300mm)×4
02. ステンレス金折隅金(38m×38m)2個セット×2
03. ボルト・ナット・ワッシャーセット×1

 

03のボルト類は500円編の「焚き火イーゼル」で余ったものを使うので、実際に筆者が払ったのは600円+税です。

組み立ては30分もあればできます

各パーツをパッケージから取り出しました。それでは組み立てていきましょう。

金折隅金をこのように重ねてボルトを通し、そのすべてに内側から300mmの取付金具を取り付けます。取付金具は可動するので要ワッシャーです。

一度この状態でナットで仮止めしておくと、やりやすいかもしれません。

内側の空間が狭いので、最後の1本は苦しい作業でした。しかしやること自体は難しくありません。

20~30分ほどで取り付けが終わりました。思いつきで何となくダブルナットにしています。

1本だけボルトの長さが違いますが、これはボルト類がさきほどの「焚き火イーゼル」の余り物のため、同サイズが足りなかったからです。

あ、これでもう完成です。

よりコンパクトな収納状態に

こちらは脚をたたんだ収納状態。1番太い部分で40mm程度なのでコンパクトさは上々です。さてこれがどのように変形するのか……?

 

4本脚であること、重量バランスが均等であることから、安定性が向上したように思います。こちらは「焚き火スピンドル」と名付けましょう。

実際に使ってみた

入魂のDIYアイテム「焚き火スピンドル」。実際に焚き火で使ってみましょう。

焚き火台は「Picogrill 760」、あえて火床がフラットではないものを選びました。4本脚なら、焚き火台が円形でなくてもイケます。

まずは細めの枝からスタートしましょう。市販のまっすぐな薪でなくてもティピー型に組みやすいのは、大きなメリットですね。

強烈な爆炎に……!

キャンプ場で買った薪(針葉樹)を追加していくと、勢いのすさまじい強烈な炎に……! 記事冒頭に掲載した爆炎写真は、「焚き火スピンドル」を使用した際の写真なのでした。

やはり4本脚になったことで安定性が増し、「焚き火イーゼル」以上にティピー型の薪を組みやすかったですね。結果として省スペースにもつながるので、もっと小型の焚き火台でも大丈夫そうです。

使用後に気になったこと

写真は「焚き火イーゼル」と「焚き火スピンドル」、それぞれ針葉樹一束で焚き火をした後の状態です。

各パーツに変色が見られたものの、目立った変形は確認できず。ただ可動部がゆるくなっていたり、逆にものすごく固くなっていたり……がありましたね。

可動部の固さの調整を容易にするため、蝶ボルト&蝶ナットを活用するとよさそうだと感じました。これは100均では見つかりませんでしたが、ホームセンターで購入できます。

セリアで買ったコレもイケる!

たとえ数百円の費用、30分程度の時間しかかからなかったとしても、面倒なものは面倒ですよね。そこで紹介したいのがこちら、セリアで購入した「ポールプランタースタンド」、100円+税です。

その名の通り、適したサイズのプランターをはめ込んで使うスタンドで、購入したのは6合用。これを焚き火台の上に設置すれば、ティピー型の薪組みをサポートできるのでは?……と考えました。

手間いらずで爆炎に

思った通り、うまくいきました。写真の焚き火台はBAREBONES(ベアボーンズ)の「カウボーイグリル チャコールトレイ」です。Coleman(コールマン)の「ファイアーディスク」でも問題なさそうですね。

炎はこの通り、ティピー型ならではの大きな炎に……! ただしプランタースタンドの周囲に立てかけた薪は倒れがちだったので、内側に差し込むだけがいいかもしれません。

ちなみに焚き火後は表面の塗装が燃え落ちてしまいますが、プランタースタンドとして引き続き使用することができ、自宅のガーデニングスペースで活躍しています。

やってみて損はないかも

ティピー型の薪組みは薪の消費が激しく、また調理に向かないので好みは分かれるかもしれません。しかし激しく美しい炎を鑑賞したい場合はうってつけです。

ティピー型の薪組みを簡単にする、数百円のDIY。いつものキャンプに加えるちょっとしたギミックとしていかがでしょうか?

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