100均アイテムでステッカーをベルクロパッチ化!
入手するのは2つの材料
お悩み解決DIYに使うアイテムは、100円ショップの手芸コーナーで発見。
まず1つは、のり付きの面ファスナー。面ファスナーのオス面とメス面、両面に粘着テープがついた材料で、シート状のものやテープ状のものがあります。
今回使用したのは、セリアで販売している「粘着ワンタッチシート」という商品。
そしてもう1つのアイテムが、厚さ1mmのプラ板。こちらも100円ショップの手芸コーナーにある材料です。曲げに強いポリプロピレン(PP樹脂)素材のプラ板がおすすめ!
筆者はセリアの「バッグ用プラ底板」という商品を使用。
この2つの材料とステッカーを組み合わせて、ステッカーをベルクロパッチにすることで、2つの問題を同時解決するのが今回のDIYというワケです。
材料費はわずか220円、制作時間も約5分ほどで完成します!
手順はたった3工程
まずは、のり付き面ファスナーのオス面(チクチクする方)とプラ板を、ステッカーのサイズに合わせて、それぞれよく切れるハサミで大まかにカットします。
そして、ステッカーの裏紙を剥がしてプラ板に貼り、その裏側に、のり付き面ファスナーのオス面を貼り付けます。
あとは、ステッカーの輪郭に沿ってハサミでカットするだけ。
こういった複雑な形状のステッカーは切るのに5分ほどかかりましたが、丸や四角などシンプルな形なら、さらに短時間で作れます。
完成したステッカーベルクロパッチ。これなら、ベルクロパッチを手軽に増やせて、ステッカーの貼り場所問題も解決できます。
余白のあるデザインのステッカーなら、貼りたい場所や、他のパッチに縦横のサイズを合わせてカットするのもおすすめです。
ラインテープでベルクロラベルを量産!
ステッカーをベルクロパッチ化するテクニックの、さらに便利な応用方法もご紹介。
ホームセンターやAmazonなど手に入る、ラインテープを使うことで、キャンプギア収納や日々の整理整頓に便利な、ベルクロラベルが作れます。
まずは先ほどのプラバンにラインテープを貼り付けます。
それをハサミで好みの長さにカットし、裏面にのり付き面ファスナーを貼り付けたら完成。
油性マジックで、ナンバーや分別したいもののカテゴリなどを書き込んで使います。
ベルクロ面のない場所にも
さらに、ベルクロの付いていない金属製や樹脂製の収納コンテナでも、のり付き面ファスナーのメス面(フワフワした方)を貼り付ければ、ベルクロパッチが貼り付け可能に。
先ほどのラベルを貼り付ければ、何度でも貼って剥がせるラベルになります。同じ収納ボックスを複数持っていても、いちいち開けずに中身を確認できて便利。
入れる中身を変えた場合も、ベルクロラベルを張り替えるか、新しく作ればOKです!
ワッペンもベルクロパッチ化!
ベルクロパッチを手軽に増やす方法として、もう1つおすすめなのが、市販のワッペンやアップリケに、のり付きの面ファスナーをつけるプチDIY。
最初からベルクロがついたパッチは、いかついミリタリーテイストのものが多く、キャンプっぽいものは数が少ないのが実情……。
けれど、ワッペンやアップリケなら、キャンプモチーフをはじめ、さまざまなテイストのものが選べるのが魅力です。
まず、のり付き面ファスナーの台紙に、ワッペンをガイドにしてマーカーでラフに外周をなぞります。ステッカーと同じく、オス面(チクチクする方)を使うのでお間違いなく!
使用するワッペンは、裏面にほつれ防止のフィルムが貼られたものが、剥がれにくくておすすめです。(裏面がツルツルしたもの)
続いて、マーカーで引いた外周ラインをもとに、のり付き面ファスナーをハサミでカットします。
ワッペンの裏面に、カットしたのり付き面ファスナーを貼り付けたら完成!
ベルクロなしのワッペンやアップリケの場合、縫い付けやアイロンでの貼り付けが必要なため、手間もかかるうえ、失敗のリスクや、付け替えができない問題があります。
そんな問題もこの方法なら解決。衝動買いしたはいいけど、貼り場所に悩んでいたワッペンを持っている方は、とりあえず試してみてください!
無地のキャップに、ベルクロのメス面(ふわふわした方)を縫い付ければ、気分に合わせてパッチを付け替えられるなど、ファッションにも応用できます。
ベルクロならバリっと剥がして何度でも!
ステッカーやワッペンと違って、何度も貼り直しが効くベルクロパッチなら、貼り場所に慎重にならずに済むので、どんどんベストなポジションを探せます。複数のワッペンの組み合わせも楽しいので、ぜひ自作ベルクロワッペンを増やしてみてください。
これで、あなたのギアもにぎやかに!