6. 変幻自在なウッドストーブ
オフグリで見つけた気になる焚き火台を、大中小のサイズ違いで紹介してきましたが、ラストはこちらのウッドストーブ。
ファイヤーボックスというアメリカのブランドのもので、4枚パネルの焚き火台となります。こちらはチタンモデルですが、ステンレスタイプも展開あり。
大きな特徴としては、脚部分のピンを抜くことで、3枚パネルへとサイズダウンが可能となります。
用途に合わせてよりコンパクトに使うことができます。また2セット準備すれば、同じ容量で接続することも可能。6枚パネルや8枚パネルの焚き火台としても使うことができるのです。
まさに変幻自在! モデル名に冠するフリースタイルの言葉にも納得の、遊び心と実用性を兼ね揃えた逸品です。
ファイヤーボックス フリースタイルストーブ チタン
重量 | (ステンレス)672g、(チタン)467g |
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セット内容 | パネル4枚、ファイヤースティック4本、ファイヤーグレート1個、レンジャーバンド、キャンバス生地収納袋、すず製収納ケース |
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7. 欲しいをカタチにしたチタンケトル
ブッシュクラフトスタイルのケトルは、チタン素材を採用したラグジュアリーな逸品。
製作したのは、シックスムーンなどのアメリカブランドを中心に取り扱う輸入代理店「アウトドアセレクション」です。
「このタイプはステンレスやアルミのものが大半で、チタンは見たことがない。ないなら作っちゃおうってことでカタチにしました」とのこと。
800mLのタイプはハイキングシーンが、1000mLタイプはキャンプシーンがそれぞれ想定されており、それに合わせたカラーリングのシリコンパーツも付属します。
シリコンパーツは熱に強いため、直接火が当たらないなら装着したまま加熱も可能です。チタン特有の鈍い輝きを纏ったケトルが、会場内でも一際強い存在感を放っていました。
アウトドアセレクション チタンケトル 800mL
サイズ | サイズ145mm x 70mm |
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重量 | 161g(ケトルのみ) 192g(バッグを含む) |
容量 | 800ml |
材質 | チタン |
アウトドアセレクション チタンケトル 1000ml
サイズ | サイズ170mm x 90mm |
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重量 | 203g(ケトルのみ) 237g(バッグを含む) |
容量 | 1000ml |
材質 | チタン |
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8. 超イケてるスツールにラージサイズが仲間入り
カナダ発のアウトドアブランド「ヒルサウンド」。ゲイターなどに定評を持つ山ブランドが、情熱を注いだのがコンパクトスツール作りでした。
そして生まれたシンプルでムダのない造形美際立つスツールは、Better Than Rockの頭文字をとって「BTR」と名付けられ、いまやブランドのアイコン的存在。
そしてこの秋よりシリーズ最大となる20インチがサイズラインナップに加わるそうです!
もちろん収納時のサイズは新サイズのものも変わらずコンパクト。この佇まい、なんとも所有欲を満たしてくれます!
見た目の引きが強いこともあり、本当に多くの人が座ったり、広げたり、収納したり、バッグに入れてみたりと実際に触って品定めしていました。
ヒルサウンド BTR 14インチ
サイズ | 使用時/約長さ30×幅28×高さ36cm、収納/約長さ8×幅8×高さ29cm、 |
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重量 | 346g |
耐荷重 | 110kg |
素材 | 座面/ナイロンメッシュ100%、ポール/アルミニウム7001 |
ヒルサウンド BTR 17インチ
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9. 今年の“夏の相棒”にオススメの一足
ベアボーンスタイルの先導役たるルナサンダルは、夏のマストアイテムのひとつですね。極限までミニマル化された裸足に近いスタイルのサンダルというのが特徴ですが、中にはこんなインパクト強めなモデルもラインナップされています。
それがこの「カブラ」。よりミニマルで軽量なものが国内では人気だったということもあり、いままであまり展開されてこなかったモデルだそうです。
鼻緒からヒールまで一本のレザーで構築されており、鼻緒の結び目を調整することで、フィッティング可能。
レザーゆえにウルトラライト感は少し弱まりますが、ルナサンダルのソースであるタラウマラ族の履き物により近い、原始的な一足だそうです。
また見た目のインパクトもあり、ファッションピースとしても人気が高いとのことでした。
ルナサンダル カブラ
重量 | 180g (US9) |
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10. 秋まで待つ価値ありありのダウンセットアップ
栃木県黒磯に店を構えるアウトドアショップ「リュネッツ + 山の道具屋」。そのオリジナルブランドといえば「シェルト」ですが、今年の秋に向けてダウンセットアップを鋭意製作中です!
それぞれMサイズで100gのダウンが封入されており、ジャケットの総重量が224g、パンツが234gということなので、実に半分近くがダウンの重さということになります。
ジャケットはプルオーバースタイルとなり腹部の保温力を確保。パンツは貫通ポケットを備えたオーバーパンツスタイルとなっています。シルエットはダウン特有のもっさりとした感じがなくスッキリ。
それでいてしっかりロフト感もあるなど、クオリティの高さを物語っています。ハイカーはもちろんキャンパーも重宝する汎用性の高いダウンセットアップは10月の発売予定。その登場が待ち遠しいですね。
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あっという間に駆け抜けた2日間
2日目終盤まで客足は減ることなく、大盛況のまま幕を閉じたオフザグリッド。ギアを見つめる来場者の方の楽しそうな顔や、お目当てのものをゲットできたホクホク顔など、いろんな表情を見ることができました。